アライグマについて
アライグマ
アライグマは北アメリカ原産の中型哺乳類で、イヌ科でもネコ科でもない、アライグマ科の動物です。
1980年代に放映されたのテレビアニメをきっかけにペットとして販売されましたが、成長すると気性が荒くなる等の特徴から、飼いきれずに捨てられた個体が自然界で繁殖し、全国的に大きな問題となっています。
運動能力と繁殖力に優れ、何でも食べる生態的特徴から、生態系被害・農作物被害・人的被害が懸念され、外来生物法の施行(平成17年6月)と同時に特定外来生物に指定されました。
旭川市の取り組み
旭川市では平成18年に初めて捕獲されて以降、被害防止に向けてアライグマの捕獲に取り組んでいます。
平成19年度から農作物被害の防止を主な目的とした捕獲を開始し、平成23年度からは生態系被害の防止を目的とした捕獲を開始しました。
市内のアライグマ捕獲数の推移
令和3年度から令和5年度までの月ごとの捕獲数
- 令和3年度月別アライグマ捕獲数(PDF形式 32キロバイト)
- 令和4年度月別アライグマ捕獲数(PDF形式 33キロバイト)
- 令和5年度月別アライグマ捕獲数(PDF形式 33キロバイト)
- 令和6年度月別アライグマ捕獲数(令和6年12月1日現在)(PDF形式 33キロバイト)
平成18年度から始まったアライグマの捕獲数は、増加傾向にあります。背景としては、それまで農業被害防止を目的として受動的に実施してきたアライグマの捕獲を、平成23年の「旭川市生物多様性保全推進協議会」の設立を機に、生物多様性の保全を目的として非農地も含め、能動的に取り組んでいることなどがあります。
アライグマが捕獲された地域(H24~R5)
市内では主に西神楽、神居、江丹別、東鷹栖、東旭川などの地区で捕獲されています。
アライグマの情報をお寄せください
旭川市生物多様性保全推進協議会(事務局:旭川市)では、アライグマ捕獲事業を積極的に行っています。
郊外の農業地域に加え、山林と隣接した住宅地でもアライグマが捕獲される事例が増えています。
市街地への侵入・定着を防ぐため、アライグマを見た又は痕跡を見つけた場合は環境保全係(0166-25-5350)までお知らせください。
お問い合わせ先
旭川市環境部環境総務課環境保全係
〒070-8525 旭川市7条通9丁目48番地 総合庁舎5階
電話番号: 0166-25-5350 |
ファクス番号: 0166-26-7654 |
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受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)