アズマヒキガエルについて
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指定外来種アズマヒキガエルについて
アズマヒキガエルは本州に広く分布しますが、北海道においては、津軽海峡を越えて人為的に持ち込まれた外来種です。
外来生物法の規制対象外であるアズマヒキガエルですが、北海道生物多様性保全条例に基づく「指定外来種」として、次のとおり取り扱うよう定められています。
- 野外に放つことを禁止。
- 飼養等する場合は「特定飼養等施設」に収容する。
- 販売業者は指定外来種の購入者に対し、上記2点について説明する。
なお、指定外来種を野外に放つこと等の行為は、中止命令を受けることなどがあり、違反すると、罰則(30万円以下の罰金)を受けることがあります。
アズマヒキガエルの生態
≪成体≫
・ずんぐりした体形の国内最大級のカエル。(頭胴長8~16cm)
・目の後方に大きな分泌腺(耳腺)をもち、身を守るために白いミルク状の液を汗のように分泌することがある。
・背面に多数の丸い小隆起、腹面に白く不規則な小黒斑をもつ。
≪卵≫
・長いひも状のゼリーに包まれた卵(10,000個程度)を産む。ふ化までに要する期間は、7~10日。
≪幼体≫
・体全体が濃い黒色をしており、卵塊から離れずに密集する習性がある。
・約30mmに成長するが、変態直後は10mmにも満たないサイズのカエルとなる。
・ふ化から変態までの期間は、およそ2か月。
アズマヒキガエルの行動等
・主に陸上で生活し、極端な乾燥下でなければ生存可能。
・昼間は暗い場所(石の間や植え込みの中など)で眠り、夜になると動き出す。(夜行性)
・地面を這って移動し、昆虫・ミミズなど動くものは何でも食べる。ジャンプ力が弱い。
・春に冬眠から覚めると、池や水たまりなどの産卵場所へ移動する。
・短期間に多数の個体が産卵場所に集まり、雄が雌を奪い合う。
・体が大きい割に鳴き声は比較的弱く、「クックックッ・・・」と聞こえる。
・繁殖行動を終えた個体は産卵場所から分散し、元の陸上生活に戻る。
アズマヒキガエルを見つけた場合
アズマヒキガエルやその卵にさわると手がかゆくなったり、肌が荒れることがあるので、素手では触らないでください。
アズマヒキガエルは北海道生物多様性保全条例に基づく「指定外来種」であり、野外(他の場所)に放つことが禁止されているため、アズマヒキガエルを捕まえた場合は、市が回収用に設置する「アズマヒキガエル回収ボックス」に入れてください。
アズマヒキガエル回収ボックスについて ※令和6年度の設置は終了しました
市民等がアズマヒキガエルを捕獲し、適正に処理することができない場合を考えて「アズマヒキガエル回収ボックス」を4月中旬から6月頃まで以下の市有施設に設置しています。
回収ボックスを利用する際は、次の点に留意してください。
- 捕獲したアズマヒキガエルは、回収ボックスに直接入れてください。回収ボックスを設置している施設に連絡する必要はありません。
- 回収ボックスには、アズマヒキガエルをビニール袋などに入れてから投入してください。
- 大量にアズマヒキガエルを捕獲して回収ボックスに投入する場合は、事前に環境総務課環境保全係(0166-25-5350)までご連絡をお願いします。
- 回収ボックスについてのお問合せは、回収ボックスを設置している施設ではなく、環境総務課環境保全係に連絡してください。
名称 |
住所 |
ボックス利用時間 |
案内図 |
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神楽岡公園 |
神楽岡公園 |
24時間 | ○ |
はす池公園 |
神居9条6丁目 |
24時間 | ○ |
東部中央公園 |
東光6条4丁目 |
24時間 |
○ |
北彩都ガーデンセンター |
宮前2条1丁目1 |
ガーデンセンター開館時間のみ |
お問い合わせ先
旭川市環境部環境総務課環境保全係
〒070-8525 旭川市7条通9丁目48番地 総合庁舎5階
電話番号: 0166-25-5350 |
ファクス番号: 0166-26-7654 |
メールフォーム
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)