赤ちゃんの検査に関すること
赤ちゃんの検査に関すること
1.乳児股関節脱臼検診
2.新生児聴覚検査
新生児聴覚検査は生後間もない赤ちゃんに行う「聞こえの検査」です。
生まれつき聞こえにくさのある赤ちゃんは、およそ1、000人に1~2人いると言われていますが、早く発見し、適切な治療や支援を受けることにより、その後のことばの発達などにより良い効果が期待できます。
旭川市では、赤ちゃんの健やかな成長のために、令和5年4月1日から検査費用の一部を助成しますので、ぜひ新生児聴覚検査を受けましょう。新生児聴覚検査実施医療機関一覧はこちら(新しいウインドウが開きます)よりご確認ください。
対象となる方
令和5年4月1日以後に旭川市に住民票を有する方が出産した児。
*検査を受ける際に、原則として、保護者が旭川市在住の方であり、新生児も旭川市に住民登録する予定である場合が対象となります。
助成の対象となる検査内容と金額
⑴受検時期
・原則として出生後1週間以内に、出生した医療機関等において、退院するまでので間に実施した新生児聴覚検査の初回検査
・ただし、出生した医療機関において新生児聴覚検査を実施していないなどの事情により、入院中に検査を実施できないときは、退院後、生後3か月以内に他の医療機関で実施した新生児聴覚検査の初回検査も対象とする。
⑵助成内容
以下のいずれかの検査内容
・自動聴性脳幹反応検査(自動ABR)上限3、000円
・耳音響放射検査(OAE)上限3、000円
*上限を超えた金額は医療機関へ直接お支払いください。医療保険適用となる検査は助成対象外です。
受検方法
・出産後、委託医療機関に「新生児聴覚検査受診票」を提出して受検してください。
・委託医療機関では、受診票を使用することで、新生児聴覚検査時に一部費用が助成されます。委託医療機関以外の医療機関で新生児聴覚検査を受けた場合は、償還払いが可能です。
・委託医療機関は道内の分娩医療機関です。分娩予定の医療機関が委託医療機関かどうかについては、直接医療機関に確認いただくか、おやこ応援課(0166-26-2395)にお問合せください。
償還払いの手続き
⑴対象者
令和5年4月1日以後に、旭川市に住民票を有する方が出生した児で、委託医療機関以外の医療機関で検査を受け、その費用を自費でお支払された新生児の保護者。
⑵申請期間
検査を受けた日の翌日から起算して1年以内
⑶申請に必要な物
・未使用の本市新生児聴覚検査受診票(令和5年4月1日以前に母子手帳を受け取っている方は不要)
・当該検査に係る実施医療機関の領収書(新生児聴覚検査とわかるもの)
・母子健康手帳の「新生児聴覚検査の記録」の写し
・申請者の身分確認ができる物の写し(健康保険証、運転免許証等)
・振込先口座がわかるもの(通帳等)
・印鑑(*シャチハタ不可)
*委任状(代理人申請の場合必要です。)
関係書類
3.網膜芽細胞腫
網膜芽細胞腫は網膜に発生する悪性腫瘍(しゅよう)で、網膜芽腫と呼ばれることもあります。乳幼児に多い病気であり、出生児15,000~16,000人につき1人の割合で発症しています。
網膜に腫瘍ができると視力が低下しますが、乳幼児はまだ、ものが見える、見えないという状態がよくわからず、その状態を伝えられないことから、発見されたときには進行している場合も少なくありません。早く治療が行われれば生命に関わることは少なく、治癒(ちゆ)させることができます。
- 国立がん研究センター小児がん情報サービス(新しいウインドウが開きます)
- 日本視能訓練士協会 乳幼児版「目の健康チェックシート」(新しいウインドウが開きます)
4.その他の検査
- 北海道の関連ページへ(新しいウインドウが開きます)