食塩摂取量の現状と改善方法
旭川市民の食塩摂取量の現状
令和3年度旭川市栄養調査の結果によると、旭川市民の食塩摂取量は、男性は平均1日14.8グラム、女性は平均1日11.9グラムです。一方、日本人の食事摂取基準(2020年版)における目標量は、男性1日7.5グラム未満、女性1日6.5グラム未満。なんと、旭川市民は平均で、目標量の倍近くの塩分をとっていることになります。「減塩」という言葉は、あちこちで見聞きする機会があると思います。しかし、実際に自分が1日にどれくらいの塩分をとっていて、どのくらい減らす必要があるかを知る機会は少ないのではないでしょうか。
旭川市民の1日の食塩摂取量(EER調整値)
塩分のとりすぎによる体への影響
塩分を減らすための工夫例
「そうは言っても、味がしない食事では満足できないよ。」と思う方もいるかもしれません。
食習慣は日々の積み重ねであり、少しずつでも継続して改善に取り組むことが大切です。
千里の道も一歩から。 次の例ような工夫を取り入れて、まずは、1日1グラムの減塩を目指してみませんか。
注)疾病を治療中の方など、医師から1日の塩分量を指示されている場合は、その指示を守るようにしてください。
買うとき・作るときの工夫例
- 栄養成分表示を活用し、食塩相当量を確認
- 汁物は具だくさんにして、その分、汁を少なめに
- 出汁のうま味、酢やレモン、香辛料などの風味で味にメリハリを
- 減塩食品を上手に使う
- 味付けは最後に、表面にからめて感じやすく
食べるときの工夫例
- 調味料は「かける」より「つける」
- 味を足すときは、まずひと口そのまま食べてみてから
- 麺類の汁はなるべく残す
お問い合わせ先
旭川市保健所健康推進課地域健康づくり担当
〒070-8525 旭川市7条通9丁目 総合庁舎4階
電話番号: 0166-25-6365 |
ファクス番号: 0166-26-7733 |
メールフォーム
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)