ピロリ菌検査

情報発信元 健康推進課

最終更新日 2021年9月8日

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ピロリ菌検査を行っています

ピロリ菌検査を受けることで、ピロリ菌感染の有無を調べることができます。ピロリ菌に感染した人の全てが胃がんになるわけではありませんが、除菌により胃がんになるリスクが低下するという研究結果が集積されつつあり、ピロリ菌がいる場合には、除菌することで将来的な胃がんの予防に効果が期待できます。

検査の詳細

受診対象者

  1. 国民健康保険加入者のうち、35歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の方(各年度中に各年齢になる方)
  2. 各年度の4月1日現在で20歳の方

受診方法

国民健康保険保険加入者

  • 国民健康保険加入者の方は、特定健診の追加検査として受診することができます。
  • 特定健診と一緒に受診することが条件です。検査対象の方は、特定健診受診券に「ピロリ菌検査」と印字しています。

20歳の方

受診の際の持物

国民健康保険加入者

  • 特定健診受診券
  • 保険証
  • 検査料金(500円)

20歳の方

  • 保険証
  • 検査料金(500円)

検査案内チラシ

旭川市ピロリ菌検査のお知らせ(PDF形式 444キロバイト)

ピロリ菌検査に関するQ&A

ピロリ菌とは?

ピロリ菌の正式名称は、「ヘリコバクター・ピロリ」といいます。

ピロリ菌は胃の中に生息する細菌で、胃がんのほか、胃の様々な病気の発症や進行に関係しているとされており、日本人の約半数の方が感染しているといわれています。

ピロリ菌の感染経路はどうなっているの?

ピロリ菌の感染は、人から人への経口感染であると考えられています。
以前は、不完全に処理された生活用水に混入したピロリ菌による感染が疑われていましたが、衛生状態のよくなった現在では、食べ物の口移しなどによる幼小児期の家庭内感染が主な原因の一つと考えられています。
免疫機能が高まる中学生以上が感染する可能性は、ほとんどありません。

検査で何がわかるの?

ピロリ菌検査を受けることで、ピロリ菌の有無を調べることができます。ピロリ菌に感染した人の全てが胃がんになるわけではありませんが、除菌により胃がんになるリスクが低下するという研究結果が集積されつつあり、ピロリ菌がいる場合には、除菌することで将来的な胃がんの予防に効果が期待できます。

衛生状態の良くなった現在では、ピロリ菌の主な感染経路は、食べ物の口移しなどによる乳幼児への家庭内感染と考えられています。免疫力が高まる中学生以降に感染する可能性はほとんどないとされており、除菌することにより、子や孫への次世代の感染の連鎖を断つ効果もあります。

検査で陽性となった場合は?

ピロリ菌検査の結果、「陽性」の判定となった場合、ピロリ菌の感染が疑われます。
医療機関で除菌治療についてご相談されることをお勧めします。
除菌することにより、子や孫への次世代の感染の連鎖を断つ効果もあります。
また、結果が「陰性」であった場合であっても、ピロリ菌がいるにもかかわらず、様々な要因で陰性となることもあります。陰性であっても胃がんになる可能性はありますので、定期的に胃がん検診を受診することが重要です。

お問い合わせ先

旭川市保健所健康推進課健康企画担当

〒070-8525 旭川市7条通9丁目 総合庁舎4階
電話番号: 0166-25-6315
ファクス番号: 0166-26-7733
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受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)