ノロウイルス(感染性胃腸炎)

情報発信元 保健予防課

最終更新日 2021年11月25日

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令和2年11月以降、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生が確認されています

詳細は施設での感染性胃腸炎による集団発生について

ノロウイルスによる胃腸炎

ノロウイルスは、海水や河川水などに分布し、急性胃腸炎の原因となるウイルスです。
一般に冬季に多く発生するといわれていますが、近年の道内の発生の傾向を見ますと4月以降も学校や社会福祉施設等において、集団感染事例や食中毒事例が発生しています。
ノロウイルスは食前・排泄後の手洗い等の個人衛生のほか、一般的な食中毒予防を行えば感染の危険を最小限に抑えらます。

ノロウイルス等による感染性胃腸炎を予防しましょう(旭川市保健所作成リーフレット)(PDF形式 1,101キロバイト)

上記は参考資料

症状

  • おう吐、腹痛、下痢、発熱等の急性胃腸炎を引き起こします。
  • 感染力が強く少量のウイルスで感染が成立します。
  • 潜伏期間は24時間から48時間といわれています。
  • 比較的症状は軽く、1日から3日で軽快しますが、回復後も便の中にウイルスを排出することから、2週間くらいは注意が必要です。

感染経路

食品の鮮度とは関係なく感染します(新鮮・作りたての食品でもウイルスに汚染されていれば感染する可能性があります)。飛び散った嘔吐物が乾燥したものなどからウイルスが空気中にただよい、それが口に入って感染することもあります。

  • 調理する人が感染しており、その人の手指を介して汚染された食品等を食べた場合
  • 感染者の嘔吐物・糞便及びそれらに汚染された物(ドアノブ・トイレのレバー等)を触った手などから口に入る場合
  • ウイルスに汚染された貝類を生あるいは十分に加熱しないで食べた場合

感染の予防

入念な手洗いなど衛生管理を徹底する

感染予防の基本は手洗いです。特に調理前、食前、排便後、下痢をしている乳幼児や高齢者の世話をした後などは、石けんと流水で手指をよく洗いましょう。
手拭きタオルの共用は不衛生ですので避けましょう。

食品(特にカキなどの二枚貝)は十分加熱して食べる

ノロウイルスは比較的熱に弱いため、十分加熱すれば死滅します。食品の中心まで火を通すようにしましょう。中心温度85度で1分以上が目安です。

調理器具等を清潔に保つ

調理器具を介して二次感染する可能性もあるため、まな板、包丁、ふきんなどはよく洗い熱湯や塩素系漂白剤等で十分消毒しましょう。

汚物は衛生的に処理する

症状のある人の嘔吐物・糞便を処理するときには、手袋・マスク等をしてこれらに直接触れないようにし、処理後は手指をよく洗いましょう。
また、衣類等が汚物で汚れた場合は、熱湯・または漂白剤で消毒してから、他の衣類と区別して洗濯しましょう。

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