B型・C型肝炎

情報発信元 健康推進課

最終更新日 2018年6月28日

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ウイルス性肝炎とは?

肝炎ウイルスに感染して、肝臓の細胞が壊れていく病気です。
本来肝臓は再生能力が高く、例えば手術でその半分以上を切り取っても元の大きさまで再生できるほど丈夫な臓器ですが、この病気になると徐々に肝臓の機能が失われていき、ついには肝硬変や肝がんといった、再生すらも不可能な病気に進行してしまいます。

肝炎の検査についてはこちら

肝炎の種類

主な肝炎ウイルスにはA型、B型、C型、D型、E型の5種類があります。なかでもB型及びC型肝炎ウイルスの患者・感染者は合わせて300万人を越しており、国内最大の感染症とも言われています。
詳しい症状とそれを起こしやすい肝炎ウイルスの型は以下のとおりです。

慢性肝炎

B型・C型肝炎ウイルスによるものが多い。長期間にわたり軽度の肝障害が続く。徐々に肝臓が繊維化し、肝硬変や肝がんに至ることがある。

急性肝炎

A型、B型、E型肝炎ウイルスによるものが多い。急速に肝細胞が破壊されるために、発熱、全身倦怠感、黄疸などの症状があるが、自然経過で治癒することが多い。

劇症肝炎

急性肝炎のうち、発症から8週間以内に高度の肝機能障害を起こし、脳症などをきたすもの。集中的な医学管理を要する。生存率30%ほど。

症状 

B型・C型肝炎になると、肝臓の細胞が壊れ、働きが悪くなります。

急性肝炎

  • 全身の倦怠感
  • 食欲不振
  • 吐きけ、嘔吐
  • 黄疸(白目の部分や皮膚が黄色く見える、皮膚のかゆみなど)
  • 肝臓の腫れ

慢性肝炎

多くの人では自覚症状のない場合が多いです。

感染経路

血液や体液などを介して感染します。 B型肝炎ウイルスに比べて、C型肝炎ウイルスは感染力が弱いため性交渉や出産時の母子間での感染は少ないと言われています。

  • 感染者の血液が付着したもの(注射器、カミソリ、歯ブラシ、ピアス等)を共有した場合
  • 感染者から輸血、臓器移植等を受けた場合
  • 感染者と性交渉を持った場合
  • 感染している母親から生まれた場合(特にB型肝炎では、適切な母子感染防止対策を講じなかった場合)

感染しているかどうか、どのくらいでわかるの? 

B型肝炎(HBs抗原検査)の場合

感染後2か月から3か月くらい経過していればHBs抗原が検出されるとされ、感染の有無がわかります。

C型肝炎(HCV抗体検査)の場合

感染が3か月くらい経過していればHCV抗体が検出されるとされ、感染の有無がわかります。

B型・C型肝炎の予防

他人の血液等に触れないことが大切です。

  • 歯ブラシやカミソリなど血液が付く可能性のあるものを共有しない。
  • 他の人の血液にふれない。ふれる場合は、ゴム手袋等を着用する。
  • 注射や注射針を共用しない。
  • 性交渉の際には、コンドームを使用する。
  • ピアスなどをするときは消毒済であることを確かめる。
  • 血液にふれたときなどは、石けんと流水で手を洗う。

肝臓について

肝臓の働き

肝臓にはたくさんの働きがあり、私たちが生きていくためには健康な肝臓であることがとても大切です。

  • 栄養素(糖質、タンパク質、脂肪、ビタミン)の生成、貯蔵、代謝
  • 血液中のホルモン、薬物、毒物などの代謝、解毒
  • 出血を止めるための蛋白の合成
  • 胆汁の産出と胆汁酸の合成
  • 身体の中に侵入したウイルスや細菌の感染の防御 

肝臓の病気の症状があらわれにくいのはなぜ?

肝臓は、普段は20~30%の力で十分に働いています。
病気になっても、残りの力(予備能力)で対応できるので、すぐには症状がでません。そのため肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれています。症状がなくてもきちんと検査して病気を早く発見することが大切です。 

日本肝炎デー

7月28日は日本肝炎デーです。
日本肝炎デーはウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として平成24年度に制定されました。

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