茶室について
茶室について
1950年(昭和25年)、旭川市で開催された「北海道開発大博覧会」のおり、岡田永斎の手により、今の5条通11丁目にあった旧市立図書館の敷地内に建てられました。
その後、常磐公園内に移築され、1968年(昭和43年)、旭川市立旭川郷土博物館附属茶室となり4区1条1丁目(現在の旭川市彫刻美術館の敷地内)に再度移築され、1992年(平成4年)、郷土博物館の移転に伴い、神楽3条7丁目の大雪クリスタルホール敷地内に移築され現在に至っています。
茶室の周辺には、東屋(あずまや)があり、落ちついた環境のもとで野点をすることも可能で、市民の方々に利用されています。
利用料金
1回(1日)6,610円(2020年(令和2年)4月1日改定)
ただし、冬期間は利用できません。
岡田永斎について
大正から昭和にかけて活躍した数寄屋大工。京都を拠点に裏千家系の各地の茶室建築、修理を多く手がけた。当博物館「晴雪」の建築のほか、札幌市中島公園内の「八窓庵」(国指定重要文化財)、兵庫県姫路市の「梶原家住宅南離座敷」(登録有形文化財)などの修理に関わる。