平成28年度第1回旭川市総合戦略検討委員会会議録

情報発信元 政策調整課

最終更新日 2016年10月19日

ページID 058348

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会議概要

日時

平成28年8月29日(月曜日)午後3時30分から午後5時

場所

旭川グランドホテル 2階 北辰の間

出席者

・委員

石井 吉春委員長

(50音順)

荒山 恭一委員、大島 克之委員、大谷 公史委員、柏葉 健一委員、川村 祐子委員、
小杉 智子委員、斉藤 素子委員、嶋崎 東子委員、髙橋 紀博委員、
西田 ひで子委員、秡川 正人委員

・オブザーバー

北海道開発局旭川開発建設部地域振興対策室長 佐藤 修氏
国土交通省北海道運輸局旭川運輸支局主席運輸企画専門官 辻栄 敏文氏
農林水産省北海道農政事務所旭川地域拠点 地方参事官 阿部 洋介氏
(名和英実総括農政推進官 代理出席)
北海道上川総合振興局地域創生部長 加納 孝之氏
(堤俊輔地域創生部地域政策課長 代理出席)
(随行者 北海道上川総合振興局地域創生部地域政策課 青井主査)

・事務局

総合政策部長 赤岡 昌弘
総合政策部次長 佐藤 弘康
総合政策部主幹 上代 修
政策調整課課長補佐 北嶋 一雅
政策調整課主査 安富 一紀、菊地 一人
政策調整課 武田 彰宏

会議の

公開・

非公開

公開

傍聴者の数

1名

会議資料
(PDF形式)

次第(PDF形式 55キロバイト)
資料1 地方創生推進交付金事業概要(PDF形式 424キロバイト)

資料2 平成27年度旭川市まち・ひと・しごと創生総合戦略に係る施策評価表(案)(PDF形式 292キロバイト)

資料3 旭川市まち・ひと・しごと創生総合戦略改定素案(PDF形式 1,161キロバイト)

資料4 旭川市まち・ひと・しごと創生総合戦略改訂箇所一覧(案)(PDF形式 315キロバイト)

資料5 地方創生先行型交付金事業実施報告(案)(PDF形式 353キロバイト)

  

委員会次第  

1 開 会

2 議 題

(1)地方創生推進交付金について

(2)総合戦略の評価・検証について

(3)総合戦略の一部改訂について

(4)地方創生先行型交付金事業の検証について

(5)その他

3 閉 会

会議内容(要旨)

1  開会

2 議題

(1)地方創生推進交付金について

 (委員長)

 議題1の地方創生推進交付金について、事務局から説明願います。

 (事務局)

 資料1に基づき説明

 (委員長)

 市では複数の事業をまとめて推進交付金の事業として申請し、採択されたということですね。委員の皆様から質問等がありましたらお願いします。

 

-質問無し-

 

(委員長)

 では、私からよろしいでしょうか。

 この交付金は、申請の倍率はどの程度だったのでしょうか。

(事務局)

 国の全体予算は1,000億円でしたが、現時点で応募があったのはその約1/4程度と伺っております。

(委員長)

 申請が少なく、倍率は1倍にも至っていない状態ということでしょうか。

(事務局)

 そのとおりです。

(委員長)

 わかりました。

 他に何か御意見等ございますか。

 

-特に無し-

 

(委員長)

 当交付金は計画通り3か年進めていただければと思います。

(2) 総合戦略の評価・検証について

(委員長)

 次に、議題2の総合戦略の評価・検証について、事務局から説明願います。

(事務局)

 資料2に基づき説明

(委員長)

 ただいま、事務局から説明がありましたが、御質問や御意見等がありましたらお願いします。

 

-質問無し-

 

(委員長)

 総合戦略は毎年検証するということでよろしいですね。

(事務局)

 そのとおりです。

(A委員)

 4ページのイのKPI「アグリビジネス企業数(件)」ですが、既に目標を達成していると思います。新しい指標の設定などを検討されてはいかがでしょうか。

(事務局)

 後ほど議題3でご説明いたしますが、新しいKPIを設定させていただきたいと考えております。

(B委員)

 3ページのストレスケアツーリズムと冬季のイベントの事業について、どちらも「観光客宿泊延数(泊)」というKPIを設定しています。ストレスケアツーリズムというのは医療関係の事業だと理解しておりますが、観光客の宿泊延数というKPIには少し違和感を覚えるところです。

(事務局)

 御意見を踏まえまして、ストレスケアツーリズムのKPIについて平成28年度以降の状況を見ながら検討させていただければと思います。

(委員長)

 冬季のイベントの事業についても、冬季という意味では年間の観光客の宿泊延数を目標にする意味が薄いと思うので、御検討いただければと思います。

(C委員)

 2ページの大学等の活性化の事業と3ページのスポーツ大会・合宿の誘致ですが、大学のゼミを誘致するという発想はいかがでしょうか。スポーツだけでなく、勉強する場も積極的に大学側に働きかけをするのも面白いと思います。今年の春に、横浜国立大学のあるゼミが旭川大学のサテライトキャンパスがある買物公園7条のハルニレカフェに来られて、私もそのゼミに参加しました。そういった若者に売り込むような取組を総合戦略にうまく組み込んで、旭川を知ってもらえるきっかけになったら良いと思います。

(事務局)

 いただいた意見を参考に、今後の事業構築の参考とさせていただきたいと思います。

(事務局)

 本州の大学の誘致ということでお話をいただきましたが、スポーツ合宿などは意識してきておりましたが、ゼミの誘致は考えてきておりませんでした。涼しい中で勉強してもらうというのも非常に良いアイディアだと思いますので、今後の参考とさせていただければと思います。

(A委員)

 2ページのまちなかプラチナベースの推進について、KPIとして「まちなか居住人口(人)」が設定されております。市がまちなかにアパートを建てているのは主に子育て世帯を中心に居住推進をしているものと思っています。一方、まちなかプラチナベースというのは高齢者のまちなか居住だと思いますので、この事業でまちなか居住人口をKPIと設定するのは違和感がありますが、いかがでしょうか。

(事務局)

 委員の御意見はもっともですが、中心市街地の活性化、まちなかの居住人口増加という市の政策があり、その取組の一部にまちなかプラチナベース、旭川版CCRCがあるものと考えております。

(委員長)

 政策目標は高齢者を増やすということでは無く、子育て世帯や高齢者を含めてまちなか居住を増やしていく、そのための一つの方策として高齢者を中心とするまちなかプラチナベースを推進するというものだと思います。そういう意味で、年齢構成に関わらずまちなかの居住人口をKPIで測るというのは、理論的には矛盾しないものだと思います。

(委員長)

 まちなかプラチナベースでは別の視点で気になったところがあります。昨年からの1年間で居住人口が大きく伸びていますが、これは自然に増えたのか、この総合戦略以外の政策で増えたのか、その要因は何でしょうか。

(事務局)

 北彩都地区に市営住宅ができた影響が大きかったと思います。また、CCRCの施策が成功するには、高齢者だけではなく、高齢者に対する医療機能や福祉機能、社会教育機能が一体となって取り組む必要があり、そういったことからもまちなか全体の居住人口を測るKPIを設定しているものでございます。

(委員長)

 KPIの実績値が全体的に良い数字になっているものが多く、悪いことではありませんが、目標のレベルがどうなのかといった議論は出てきそうだと思いました。事業によっては、KPIの水準の見直し、別の要素も入れるなど、見直しをすることによってより発展させられたらより良いと思います。

(事務局)

 委員長がおっしゃるように、項目によっては見直しも必要かと考えております。

(D委員)

 1ページの小中連携・一貫教育や少人数学級の推進の事業ですが、基本目標1「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」に入っております。なぜこの基本目標の中に小中連携・一貫教育や少人数学級という事業が入ったのかを教えてください。

(事務局)

 子どもを産んで育てやすいという旭川の子育て全体の環境を充実させる中で、きめ細やかな教育環境を整えていくことは、地方創生にも必要なことだと考えております。また、小中連携・一貫教育や少人数学級は子どもたちの学力向上にも繋がっていく可能性があり、子育て世代が移住・定住を選択する際のポイントになる重要な施策と考え取り入れたものです。

(D委員)

 ありがとうございます。選挙権の年齢が下げられた中、旭川にいる大学生や高校3年生がどう旭川のまちづくりに関わっていくのかというのは非常に大きな話だと思っており、その中で教育にはとても大きな期待を寄せているところです。

 今回の小中連携・一貫教育や少人数学級の事業をこの基本目標1に入れる際に、その他の教育に関する候補がある中で選ばれたものなのか、それともこれにこだわっていたのかを教えてください。

(事務局)

 総合戦略を作る前から、旭川市の教育委員会では一定の考え方を持って小中連携などを進めてきておりました。また、ハード整備として小中の一貫校を作ろうとしております。さらには、少人数学級についても、小学校1年生、2年生については30人学級が実現しており、市長公約でも3年生と4年生で35人学級を達成するとされております。こういった取組をこれからも伸ばしていこうと考えたことから、総合戦略の事業として盛り込んだところです。その他にも総合戦略にふさわしい事業があるかもしれませんが、それはこれから検討をしていくということになろうかと思います。

(委員長)

 旭川市の教育の特色をどうやって出すかというときにこういう設定をされたということなんだろうと思います。少人数学級については、教育効果があるという意見と無いという意見があります。少人数学級では、恐らく平均点は上がるのではないかと言われておりますが、競争させてトップクラスの学力を持つ子どもを育てようとする際にはあまり効果的ではないかなとも思います。地域の教育環境というのは転勤族の方が非常に気になるところだと思いますので、移住・定住の選択の際のポイントとしても、きめ細やかな教育環境という特色をしっかりと打ち出すのは良いことかと思いますが、その他にも大事なことがあるというのは委員が御指摘なさったとおりだと思います。そういったことは、今後のローリングの中で議論をしていけるのではないかとも思います。

(E委員)

 1ページの結婚を希望する人への情報提供の充実のKPIについて「結婚支援人材バンク相談件数(件)」となっています。私の親族で結婚サポーターをやっている方がいるのですが、相談者は高齢の男性が多く、自分の老後の介護をしてもらいたくて来ておられる方が多いということで、どちらかというと福祉施策のようにも感じますが、このままこの指標を持ち続けていてうまくいくのかなと思いました。

 次に、2ページのアの移住の施策について聞きたいのですが、KPIにある「移住に関わる相談件数(件)」は、市に相談をしている人という理解でよいでしょうか。

(事務局)

 そのとおりです。

(E委員)

 移住は最近少しブームになっていると思いますが、東京駅の八重洲に移住促進センターなど移住の情報を集めたセンターが3つもありました。その中の一つのセンターで北海道の情報が無く残念に思ったことがあったので、もっとアピールをしていければ良いのではないかと思いました。旭川は災害が少ないこと、夏も暑くはなってきましたが湿度が低く過ごしやすいことなどもアピールできるポイントと思いました。

 そのセンターの中で、都留市の情報を見てきました。大学を活用したまちづくりということで、若い人はもちろん、アクティブシニアも含めて勉強できる取組を行っており、若い人とお年寄りが交流できる場を上手に作られていると思いました。

 移住も若い子育て世帯が増えることが今後の様々な課題解決に直結していくものと思いますが、アクティブシニアにも目を向けていけると良いと思いました。

(事務局)

 ありがとうございます。まず1点目の結婚支援人材バンクですが、なかなか難しい課題です。現実には高齢者の相談が多い傾向にあると伺っております。しかし、取組としてはもっと活発に進めたいと考えており、全体の相談数を増加させていく目標設定の中で進めさせていただければと考えております。

 2点目の移住については、東京の八重洲に移住の情報を取り扱っている場所があることは存じており、私も行ってきたことがあります。できれば長い期間、市や北海道の職員が宣伝、PRできれば良いという意識は持っております。大学とアクティブシニアの関係ですが、まさにCCRCが近い施策かと思いますが、元気な高齢者に来ていただくためには大学との連携も非常に重要だと考えております。

(事務局)

 結婚相談所については今話したとおりですが、結婚支援については、旭川信金と一緒に施策を考えており、民間とコラボもしながら対策を考えているところです。

 移住・定住については、9月に女性を対象としたUIJターンの説明会を行う予定であり、また、テレワークの実験を行うなど、色々と模索をしているところです。テレワークについては、ICTが発達してきており、仕事をやめないまま地方に戻って親の介護を行いながら自分の仕事ができるなど、いろいろな可能性が広がっておりますので、そういった部分について今後も進めていきたいと考えております。

(委員長)

 最近、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部の方々と話をしたところ、北海道の総合戦略は広域的な考え方が少ないと言われました。例えば、旭川市には未婚の女性が多く、旭川市近郊の自治体には未婚の男性が多いことが統計上明らかなので、結婚支援は広域で行った方が良い施策ではないかと思います。この総合戦略の中の施策には、他にも周りの町村と広域で行うことで視野が開けていくのではないかと思いますので、積極的にブラッシュアップしていただければと思います。

(F委員)

 2ページのまちなかプラチナベースの推進についてですが、確かにまちなかの人口は増えているようですが、高齢者を含めまちなかに住む人が安心して暮らせるように、介護施設や保育施設の増加だけでなく、そこで働く人も安心して働けるように環境の改善を行うことを市でも検討いただければと思います。

(事務局)

 市がどこまで関与できるかは難しいところはありますが、市全体として安心して働ける環境が一定程度確保されているということは、まちなかプラチナベースだけでなく移住・定住の取組を進める上で重要と考えております。

(G委員)

 いくつかの施策で「移住」という言葉が書かれております。日本全体で人口が減少していくことがほぼ明らかな状況で、自然増に期待するのは厳しい中、社会増を目指した施策は正しいものと思いますが、それぞれ移住を希望する人たちの思いが異なる一方で、施策間に重複する内容が出てくるのではないかと思います。今後、それらの内容の点検を行っていく中で、効率化の観点からもどのように整理・再編成していくのかを考える必要があると思います。

 また、旭川市が住みやすいところであるというのはPRしていくべきだと思いますが、プラス面のPRだけ行っても失敗することがありますので、マイナス面も伝えながらそれを補えるような魅力を示していくことがIターンやJターンに繋がっていくのではないかと思います。自然環境で言えば、災害は少ないですが、冬の旭川は誰に聞いても寒さがあります。それをどう克服して生活し、楽しんでいるのかを示す具体的な内容が、特に移住を希望される方々には必要と思います。

(事務局)

 委員の御意見のとおり、いかにマイナス面をゼロもしくはプラス面に持って行くための施策を打ってアピールできるかというのは、移住・定住の推進に重要なポイントと思います。

 また、冬の雪は旭川に限らず非常に大きな問題で、直接的な解決にはなかなかなりませんが、まちなかの住みやすさを追求していく中で、冬の雪の課題も若干は緩和できるのではないかと思います。

 施策間の重複については、やはり効果的に施策を行っていかなければならず、目的・ターゲットの絞り方も含め、そういった視点は大事だと思っており、総合戦略の施策の進捗状況を見据えながら逐次検討してまいります。

(委員長)

 私は道外出身ですが、冬は寒いですけれども景色がきれいで北海道が好きだという単純な感覚を持っております。北海道の方々は、雪が嫌だと言いながら一軒家を建てて雪かきをされていて、実はみんな雪が嫌いではないのではないかと思い、面白いなと思っているところです。

 委員が2つ目におっしゃったとおり、表裏でどちらに着眼してもらうかを上手にアピールできれば、旭川の良さがより伝わっていくと思います。

 時間の関係もありますので、このあたりでよろしいでしょうか。基本的には、事務局で付けていただいた評価で特段問題は無いと思っておりますが、この原案をベースに今日各委員から出た意見をそれぞれの施策についてブラッシュアップしていただくということでよろしいでしょうか。

 

-異議無し-

(3) 総合戦略の一部改訂について

(委員長)

 それでは、議題3の総合戦略の一部改訂に移ります。

 事務局からご説明願います。

(事務局)

 資料3、資料4に基づき説明

(委員長)

 ただいま事務局から説明がありましたが、御質問や御意見等がありましたらお願いします。

 

-質問無し-

 

(委員長)

 資料3の別紙の関連事業ですが、どういう観点で載せているのでしょうか。関連する事業を広く載せているということでしょうか。

(事務局)

 総合計画の重点事業や、現在までの交付金事業及び地方創生に関連する事業を記載しております。

(委員長)

 今の印象では、総合戦略が総合計画に似ていて、総合戦略で何を追っていくのかが見えにくくなっていると思いますので、総合戦略の独自性を持つように、総合計画との交通整理を工夫いただければと思います。

(事務局)

 確かにかなり幅広く事業を載せておりますので、工夫をしたいと思います。

(B委員)

 今の社会では、介護人材や保育人材が枯渇していると思います。そういった中で、まちなかプラチナベースは実質的に運営ができるのかどうかということも考えていくべきだと思います。介護分野では労働力の需要が供給を大きく上回っている状況です。したがって、地域を維持するという観点からも、まちなかプラチナベースの中で、介護を担う人材を支援するといった文言は入らないでしょうか。

(委員長)

 まちなかプラチナベースは、明示的に表現できるかは別として、従来の枠組みを越えた介護従事者の処遇を実現できる産業化、といったようなイメージをもう少し具体的に出していただくと、現状も踏まえた方向感が出てくるのではないかと思います。その過程で、ある種負担というのは必要な面があるのかもしれませんが、それを明示的にどこまで書くのかという問題はあると思います。

(事務局)

 旭川市では、保育料や福祉などを担う人材への財政措置はそれなりに行っているのですが、一方で財政的な限界があるのも事実です。また、CCRCは元気なアクティブシニアに来ていただいてその方々に活躍いただくというのが元々のコンセプトでして、その方が例えば新しい産業を興すまでは行かなくてもそのアドバイスをするという役割を担ってもらい、そこから旭川で新しい産業が生まれる、そういったことも期待できれば良いなと思っております。そういう方向に向かうためにどうしたら良いのか、そういったことも具体的に考えていかなければならないと考えております。

(委員長)

 よろしくお願いします。他に御意見等はございますか。

 

-意見無し-

 

(委員長)

 総合戦略の改訂自体は、微調整はあるかもしれませんが、基本的には事務局案のとおりで良いと思います。私が発言した内容も含めて各委員の御意見を参考に、修正等を御検討いただくようお願いします。

(4) 地方創生先行型交付金事業の検証について

(委員長)

 それでは次に、議題4の地方創生先行型交付金事業の検証について、事務局から説明をお願いします。

(事務局)

 資料5に基づき説明

(委員長)

 これは先行型ということで、今年度効果が求められているものでありますので、資料を御覧いただき、御意見等ございましたらお願いします。

(C委員)

 4ページ、22番の広報広聴戦略プラン推進費ですが、現在のHPの英語訳は翻訳ソフトを使って英訳されるもので、外国人には伝わりにくいものになってしまっています。例えばプロポーザル形式にして、例えば何かキーワードを入れた時に検索の上位に出やすくなるようなHP、SNSの利用を考えていくのが良いのではないかと思います。

(事務局)

 翻訳が分かりにくいものになっている、と指摘されていることは認識をしております。翻訳は人の手で行わなければなかなか伝わる文章にはなりませんが、例えば市役所内で翻訳ができる人材を使うとか、外部の力を借りるとか、色々と検討をしております。また、SNSについても検索で上位に上がるように担当課と話をしているところです。

(委員長)

 この資料の「事業効果」を見ていると、「地方創生に非常に効果的であった」がいくつかありますが、どういった観点で評価を行ったのでしょうか。施策そのものがうまくいったのか、それとも総合戦略の目的に照らして非常に効果的だったのか、そういったことが分かるような表現がされていた方が良いのかなと思います。総合戦略との関係が薄いもので「非常に効果的」となっているものが少しあるようにも思いますので、個人的にはそれは普通に「効果があった」くらいの表現でも良いのかなと思います。

(事務局)

 KPIの目標値を上回っていることにより非常に効果的と表現したものと、目標値は多少下回っても、例えばゼロから事業として始めたものについてその困難性を鑑みて「非常に効果的」と表現したものなどもありますので、検討したいと思います。

(委員長)

 もちろん全く効果がなかったというものは無いと思いますが、「非常に効果的」という表現はもう少し優先度を考えて付けていただいても良いのかなと思います。この部分は、私と事務局に預からせていただければと思います。

 

-異議無し-

 

(委員長)

 先行型交付金というのはこの検討委員会が発足する前に制度ができていたものなので、最終的にはバランスがとれれば良いのではないかと思っておりまして、地方創生に効果があるものについて「非常に効果的」という表現ができれば良いかなと思っております。

 今年度は総合戦略の事業の初年度ということで、総合戦略をどのように進めていくのかということをこの委員会ではきちんと見て、引き続き議論をさせていただくことになるかと思いますので、よろしくお願いいたします。

 これで議題は全て終了となります。

(5) その他

(事務局)

 本日は貴重な御意見をいただき、大変ありがとうございました。本日いただきました御意見を参考に、改訂手続き等を進めたいと思います。議事録は後日送らせていただきます。また、この評価結果等につきましては、今後本格的に行う平成29年度の予算編成で検討をしていきたいと思います。

 次回の会議につきましては、平成29年度の予算案ができる来年の3月頃に開催させていただければと考えておりまして、総合戦略に関係する予算について説明させていただきたいと思います。日程調整については2月頃と考えておりますのでよろしくお願いいたします。

(委員長)

 では、次回は3月ということになりますが、ローリングをしっかりしていっていただければと思います。それでは本日はこれにて終了いたします。長時間ありがとうございました。

 3 閉 会

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