平成28年度第5回行政評価懇談会会議録

情報発信元 行政改革課

最終更新日 2016年9月6日

ページID 057943

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懇談会の概要
日時 平成28年7月22日(金曜日)18時25分から21時15分まで
場所 旭川市役所 総合庁舎2階 秘書課第2応接室
出席者 参加者:坂本氏、土肥氏、長瀬氏、長谷川氏、林氏

事務局

行政改革課:松浦課長補佐、高橋主任

財政課:長谷川課長、木村主幹、山内主査、佐々木主査(経済観光部関連補助金)、上平主査(福祉保険部関連補助金)

公開・非公開 公開
会議資料

会議内容(要旨)

開会

議題

補助金評価について

(1) 旭川市工業等振興促進条例に基づく助成金について

説明者:経済観光部企業立地課 坂本課長 ほか1名
以下主な発言要旨
(所管課)〈補助金の概要等について説明〉
(参加者)

助成した企業が途中で撤退することはあるのか。
(所管課)

倒産及び撤退した企業が2社あった。
(参加者)

地元企業とそれ以外の企業数の割合を教えてほしい。
(所管課)

平成23年度から平成28年度の予定も含め、21社のうち8社が誘致なので、約1/3が地元以外の企業となる。
(参加者)

平成26年度と平成27年度において、助成企業が増えている。何か特別な取組があったのか。
(所管課)

市内企業への助成が増えたのが理由の一つだ。
(参加者)

景気の影響もあるのか。
(所管課)

ある。
(参加者)

平成28年度は予算が倍近く増えているがなぜか。
(所管課)

日信工業のテストコースの土地取得助成金のため。それを除けば前年度並みである。
(参加者)

誘致企業の(業種の)内訳を教えて欲しい。
(所管課)

自動車部品、家具などの製造業やコールセンター、食品加工等さまざま。市内は物流が多い。
(参加者)

全国に広くPRすることが大事。戦略はあるのか。
(所管課)

東日本大震災以降は、バックアップ拠点として検討している企業が多い。旭川市の災害が少ないことや、交通の要衝であるといった強みを知ってもらうことが必要と考えている。
(参加者)

例えば、高級家具店が入ってきたのは旭川が家具産地だったからではないのか。災害が少ないといったこと以外に、旭川だからこそという強みがあるのではないか。
(所管課)

食品でいえば安全安心な産地であると同時に加工施設もあるところも強みだ。
(参加者)

重点的に取り組んでいることはあるか。
(所管課)

食、物流、コールセンター、IT系を重点ターゲットとしている。
(参加者)

データセンターの熱を雪氷熱で冷やし、低コスト化を図る施設もあるが、旭川市でそういった施設を作る計画はあるのか。
(所管課)

市で整備する計画はない。
(参加者)

旭川市が企業誘致に向け積極的にPRしているようには感じられない。ふらのワインがあるが、富良野でできるのだから旭川でもできるのではないか。
(所管課)

実現はしなかったが、ウイスキーで動いたことはある。
(参加者)

地道な活動も大切だが、目玉的な、メリハリのあるアピールがあってもいい。例えば、大塚家具が来てくれれば注目を集めるはずだ。旭川での開業や移転に興味のない企業にも積極的にアピールする必要があると思うが、どうか。
(所管課)

やっているが、実現に至っていない。
(参加者)

派手さも必要かもしれないが、細く長く雇用してもらうことが大切だ。企業は(採算があわなければ)撤退も早いが、そういったことを理解してもらうことが必要だ。
(参加者)

高専も卒業後は9割が道外に出て行くと聞いている。人材の流出を防ぐためにも誘致は必要だ。
(所管課)

一定の技術を身につけて、地元に戻りたいという人もいる。そういったニーズには別のパンフレットを作成して訴求しているところである。

(2) バーサーロペット・ジャパン開催負担金について

説明者:市民生活部スポーツ課 三宅課長ほか5名
以下主な発言要旨
(所管課)〈補助金の概要等について説明〉
(参加者)

バーサーロペットは他にどこでやっているのか。
(所管課)

アメリカのモーラ市のほか、中国でもやっている。
(参加者)

市外からの参加者数はどのくらいか。
(所管課)

全参加者2,600人中、旭川市以外からの参加者は4割。うち2割が宿泊しているものと考えている。
(参加者)

経済効果もあるということだが、有名な選手は来ているのか。
(所管課)

トップ選手とは言わないが、準トップ選手が来ている。
(参加者)

招待しているのか。
(所管課)

財政的な事情もあり、招待ではない。例外的にクロスカントリースキーの夏見円選手だけ招待している。
(参加者)

少子化の中で、子どもの参加者が減っていないことは重要なこと。
(参加者)

小学生は減っていないが、中高生はどうか。
(所管課)

残念ながら減っている。予算が減少し、貸しスキーのセットが更新できなかったことも原因の一つである。
一方、親子で参加できるようにしたら、小学生の参加が増えた。この規模を維持しているのは旭川市だけである。
(参加者)

しっかり維持して欲しい。
(所管課)

フェイスブックなど、お金をかけずにPRしていく方法もあるので、しっかりやっていきたい。
(参加者)

過去にはいろいろな苦労もあったと思うが、新しいものを取り入れながら発展させて欲しい。
(参加者)

大会以外に日常で歩くスキーができるところはあるか。
(所管課)

神楽岡公園、春光、駅舎の裏など複数のコースがある。
(参加者)

クロスカントリーは雪のある地域でしかできないこと。冬期間の娯楽や健康増進のために継続してやって欲しい。

(3) 旭川ハーフマラソン開催負担金について

説明者:市民生活部スポーツ課 三宅課長 ほか5名

以下主な発言要旨
(所管課)〈補助金の概要等について説明〉
(参加者)

参加料を教えて欲しい。
(所管課)

コース、年齢によって違うが一般のハーフマラソンの場合で5、000円である。
(参加者)

参加者数も4,600人とバーサーロペットと比べて多い。
(所管課)

参加者数の内訳だが、市内が42%、旭川市以外の上川地域で10%、その他の道内で約40%となっている。
(参加者)

旭川の風景が楽しめて、旭川のまちを知ってもらえる良いイベントだと思う。
(所管課)

ホテルの宿泊稼働の増にも寄与している。
(参加者)

フルマラソンを実施する予定はあるのか。
(所管課)

路線バスの運行時間を配慮してもらったり、警備も必要であることから、ハードルは高いが、実施すれば参加者数は5,000人を超えると思う。道内のマラソンイベントは24あるが、そのうち5,000人を超えるのは4つしかない。そういった意味では当市のイベントは競争力があると思っているが、今はハーフで着実に実績を残していく時期だと思っている。
(参加者)

バーサーロペットの参加料と比べてバランスはとれているのか。
(所管課)

同じ種目ではないので単純な比較は難しいが、バーサーはリピーターが主なので、ハーフマラソン並に参加料を上げても参加いただけると思うが、参加者の裾野を広げるために安くしている。
(参加者)

公道で実施することを知らなかった。車が通れなかったので、回り道の看板などが欲しかった。
(所管課)

参加しない方々にも必要な情報発信を検討する。
(参加者)

沿道の声援がすごかった。
(所管課)

公道でやる大きなメリットだ。
(参加者)

パンフレットには韓国の代表選考レースとあるが。
(所管課)

人数は少ないが韓国からも参加している。
(参加者)

そういった意味では国際マラソンといってもいい。
(参加者)

まちなかを実際に走ってもらって、旭川を知ってもらういいイベントだと思う。

(4) 旭川市高齢者いこいの家運営費補助金について

説明者:福祉保険部介護高齢課 菅原課長 ほか4名

以下主な発言要旨
(所管課)〈補助金の概要等について説明〉
(参加者)

いこいの家を老人クラブが使っているケースはないか。
(所管課)

実態としてはいこいの家を拠点としているクラブもある。
(参加者)

クラブの数が減ってきている。ニーズも利用も減少しているので、別の活動を考えた方がいいのではないか。
(所管課)

地域包括支援センターと連携した健康づくりの活動がある。
(参加者)

いこいの家の目的は娯楽ではないか。
(所管課)

以前は娯楽性が強かったが、今は高齢者の健康づくりがテーマだ。
(参加者)

利用者が延べ数となっていると分かりづらい。60歳の方のうちどの程度が利用しているのか。
(所管課)

平成26年度に行ったアンケートでは、回答してくれた人で7,400人である。

(参加者)

65歳以上が10万5千人とのことなので、多くても1割しか利用していないことになる。利用者に負担金はあるのか。
(所管課)

無料だ。
(参加者)

有料化することもひとつではないか。
(所管課)

引きこもりがちな高齢者の外出を促すのが目的なので(有料化はなじまない)。
(参加者)

今は年金は65歳から。60歳だったら現役も多いのではないか。利用年齢を変えるのはどうか。
(参加者)

体力等には個人差があるので、年齢で一律に決めることは難しいと思う。
(参加者)

補助金の目的はいこいの家の維持費か。
(所管課)

そうだ。平均すると1件あたり約24万円くらいになる。
(参加者)

何カ所あるのか。
(所管課)

133箇所ある。
(参加者)

老人クラブは嫌だけど、活動が自由ないこいの家なら行きたいという人はいるかもしれない。
(参加者)

運営委員会は管理だけではなくて企画も立案するのか。
(所管課)

そうだ。
(参加者)

ひきこもりを防止するとのことだが、実際にどのくらい効果があるのか。
(所管課)

数字での把握は難しい。
(参加者)

それが分からなければ、存在価値がはかれない。
(参加者)

平成28年度に4箇所減ったのはなぜか。
(所管課)

役員のなり手がいなかったため。
(参加者)

閉鎖した場合、建物はどうなるのか。
(所管課)

個人宅の場合であれば空き家となる。
(参加者)

高齢者は増えているのに、利用数はコンスタントに減っている。
(所管課)

元気な高齢者もいるので、いこいの家に頼らない方もいる。
(参加者)

だとしたら、必要性低いのではないか。
(所管課)

一方で、新規開設の要望も一定程度ある。

(5) 旭川市長寿社会生きがい振興事業補助金について

説明者:福祉保険部介護高齢課 菅原課長 ほか4名

以下主な発言要旨
(所管課)〈補助金の概要等について説明〉
(参加者)

見守り、ふれあい事業(会食サービス)は良い事業だと思う。
(参加者)

(評価表中の)安心見守り対象者数が増えているが、具体的な活動を教えて欲しい。
(所管課)

本人の同意の上で、近所の方が週3回程度、訪問や電話をして安否確認をしている。また、地域コーディネータが必要に応じて専門機関へつなぐ役割を果たしている。
(参加者)

会食サービスの内容を教えて欲しい。
(所管課)

カタクリの会で実施している事業で、障害のある高齢者を月1回、地域会館等に集め、会食、レクリエーション、健康診断を行う。
(参加者)

希望者だけが対象か。
(所管課)

全員ではない。
(参加者)

参加費用はあるのか。
(所管課)

一回に400円を参加費として徴収する。
(参加者)

送迎時の保険はどうなっているのか。
(所管課)

送迎者が加入する保険か事業所で加入している保険で対応していると思う。
(参加者)

ボランティアで活動しているので、何かあった際に困ることのないよう市でしっかりと指導すべきだ。
(所管課)

ボランティア保険の加入など、検討する。
(参加者)

(評価表中の)受益対象者数が多いが、何の数字か。
(所管課)

高齢者の数としている。
(参加者)

事業の対象は一部の高齢者なのだから、全高齢者数とするのはおかしいのではないか。
(所管課)

(見守り、会食サービスの他に)サロンの運営なども行っており、受益対象者は全高齢者と判断した。
(参加者)

平成24年度の補助金評価では見直しの指示だが対応していないのはなぜか。
(所管課)

財源的な制約もあり、対応できていない。
(参加者)

カタクリの会は会食サービス以外にも事業をやっていると思うが、会食サービス分のみを補助対象としているのか。
(所管課)

経理上きちんと分けて助成している。

その他

土肥氏から次回の開催日が7月28日(木曜日)である旨、確認した。

閉会

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