市長定例記者会見(令和7年6月30日)

情報発信元 旭川市

最終更新日 2025年6月30日

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開催概要

日時:令和7年6月30日(月曜日)午後14時30分~午前14時50分

場所:大会議室A

動画

令和7年6月30日定例記者発表・質疑応答(新しいウインドウが開きます)

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資料

発表項目

皆様、大変お疲れさまでございます。
本日もどうぞよろしくお願いいたします。
発表項目に入る前に、まず私から1件お伝えしたいことがございます。
4歳の男の子が、6月23日の朝の7時半頃、祖父の家から行方不明になって、本日でちょうど1週間が経過いたしまして、既に皆様御案内のとおりでございます。
お子さんが行方不明となっております御家族の皆様の気持ちを思うと、本当に胸が締めつけられる思いをいたしております。
一刻も早く無事に発見され、親御さんの元へ戻られることを心より願っております。
行方不明のお子様は川に流された可能性があるということで、旭川市消防本部といたしましても、23日から25日にかけて、延べ115人の人員を配置をいたしまして、北海道警察や深川消防署と連携して捜索に当たってまいりましたが、現在までに、残念ながら男児の発見には至っていないという状況でございます。
本日も、北海道警察から、旭川市消防本部に協力要請があり、4隊13名を派遣し、懸命に捜索活動に当たっていただいているところでございます。
早期発見に向けて、少しでも情報がございましたら、ぜひ情報提供窓口でございます、ご覧の旭川中央警察署、25-0110まで、ご一報をよろしくお願いをいたします。
それでは、発表項目に入りたいと思います。
中核市サミットの開催について御説明をさせていただいて、後ほど、皆様から御質疑をお受けをしたいというふうに存じます。

中核市サミットの開催について

先般、東京で開催された中核市市長会の総会におきまして、来年度の中核市サミットが旭川市で開催されることになりましたので、御報告をさせていただきます。
本日は、中核市市長会の概要やその活動、そして本市で開催する予定のサミットについて御説明をさせていただきます。
まず、中核市市長会の概要についてでございます。
中核市市長会は、政令指定都市を除く人口20万以上の都市規模、機能を有する62の都市で構成されておりまして、人口の約2割に相当します。政令市は20ございます。
中核市相互の緊密な連携のもと、円滑な行財政の運営と進展を図り、地方分権の推進に寄与することを目的といたしておりまして、共同での調査研究、国等への政策提言、例えばガバメントクラウドや上下水道の予算確保等々、政策提言を行って、あるいは意見表明なども行っているところでございます。
令和5年度から、私も幹事として役員を努めさせていただいて、中核市とともに地方分権を推進する国会議員の会というものがございまして、衆参の先生方に参加を頂いているんですけども、そこの責任役員として努めてまいりまして、それぞれ勉強会、あるいは要望会も開催をしてきました。
今年の5月には、自民党の小野寺五典政務調査会長をはじめ、国に対して、中核市の抱える課題についての提言を行うなど、積極的に活動しているところでございます。
また中核市市長会では、特定の課題について検討し、国に対して提言を行うプロジェクト会議も開催をしておりますけれども、私は今年度の国会議員の会からですね、「子どもの学びの環境充実に向けた取組検討プロジェクト」の幹事市を務めているところでございまして、副幹事市であります尼崎市さんをはじめ、他の19の市の皆様にも参加を頂いて、この間会議を行いましたが、いじめや不登校に関わる各種の特徴的な取組や課題を整理し、提言書という形の中で、取りまとめまして、秋に、国に対して、支援の充実強化について要望をする予定をしております。
また、このような各市との意見交換の機会を活かしながら、本市が進めるいじめ防止対策旭川モデルを発展させるとともに、自治体間の連携を強固なものとして、仮称でありますけれども、いじめ防止対策首長連合の発足につなげていけるように取り組んでまいりたいと考えております。
中核市サミットの概要でございます。
名称は仮称になりますけれども、「中核市サミット2026in旭川」としております。
旭川市はもちろんのこと北海道での開催は初めてということでございまして、来年10月29日と30日の2日間にわたって、この総合庁舎や市内のホテルを会場として開催することを予定をしております。
参加者は500人から600人規模を見込んでおりまして、中核市の市長、それから議員、職員さんはもちろんでありますけれども、総務省の方々、全国市長会の皆さん、それから全国市議会議長会、中核市議会議長会からも多くの御来賓をお招きする予定をしております。
開催概要についてでありますけれども、1日目は、本市が提案する開催テーマに基づいた基調講演、中身についてはこれから詰めていくところです。
パネルディスカッションにより議論を深めてその成果を中核市サミット旭川宣言として取りまとめて全国に発信をいたします。
2日目には、中核市市長会議を開催し、国に行う提言等について、審議をすることを予定をしております。
また、中核市サミットは、全国から多くの関係者が参加する大規模な会議でありまして、2日間にわたる開催で、宿泊延べ数は1200泊程度が想定をされておりまして、経済効果は今試算中ですけど8500万円から大体1億3000万円ぐらいだというふうに見込んでいるところでありますけども、非常に閑散期でありまして、旭川市にとってもありがたい機会を頂くことになりました。
またそういった基準的なものに加えて目に見えない様々な今後の波及効果も期待をできるというふうに考えております。
この機会に旭川の持つ自然や都市機能、文化、デザイン、食、あるいは観光といったまちの魅力に触れていただいて、旭川をお国内外に向けてしっかりと発信をしていきたいというふうに感じているところでございます。
特に飲食やお土産といった消費も見込まれますので、観光宿泊面での経済効果が大いに期待をされます。関係業界の皆様ともしっかりと連携をしながら、準備を進めてまいりたいと思います。
私からは以上でございます。

質疑応答

発表項目外

市長選について

NHK
先日、北海道新聞さんの記事にも記載されてたんですけど、任期満了に伴う市長選が9月に投開票日を迎えるというところで、今、現時点で今津市長の立候補の意向っていうのをお伺いしてもよろしいいでしょうか。
市長
本日は公的な会見になりますので個人的なことは控えさせていただければと思うんですが、近く、7月のですね15日、しっかりと私自ら次期戦いに向けてのお話をさせていただきたいというふうに思いますし、またその節は、後援会の皆さんや市民の皆さんや、報道の皆様にもしっかり御案内をさせていただきたいと思っておおります。また改めて御連絡をさせていただきます。

日ハム二軍本拠地の誘致について

北海道新聞
1点、日ハムの2軍誘致、2軍本拠地の件でお伺いします。
道内に本拠地を移転するという方針で大枠動いていますけれども、まず、この後、誘致についてですね、具体的な動きとしてですねこれから市長として考えていらっしゃる、例えば署名活動とか要望など、何か考えてることがあったら教えてください。
市長
記事の報道を含めてですね、日本ハムの2軍本拠地の移転のことは、私自身も承知をいたしております。
ただ日本ハムの株式会社ファイターズスポーツ&エンターテイメントからの公式な発表ではなく、現時点で決まっていることはないということを、当社の担当者の方から伺っているところでございます。
まずは私どもといたしましても、情報収集をしっかりと進め、どういう条件があるのか、一部の報道では、グラウンドだとか、選手の合宿場などなど、いろんな課題があることも掲載をされておりますので、そういったことを踏まえてしっかりと情報収集し、今後のことをしっかりと内部で検討を進めていきたいなというふうに思っています。
北海道新聞
昨年9月に球団側に接触して要望、誘致を要望したという流れがありますけどもそれ以降、球団側と接触した事実があるでしょうか。
市長
今のところはございません。
北海道新聞
受入れの希望自治体を公募する案というのは、先ほど正式な発表はないという話でしたけど、そういう公募する案も検討されている模様ですけども、そうなった場合は旭川市として積極的に手を挙げていくという、そういう考えはありますか。
市長
そうですね、その公募の条件を私どもとしても、一度拝見をさせていただいて、その以降の検討になってくるのかなというふうに思います。
ただ市民の皆様の、この日本ハムの2軍の移転に関する期待も非常に大きいということは承知をしているところです。
ただいろいろと、それこそ北海道新聞さんも拝見をしましたけど、やはり北広島近郊というキーワードが最近は聞こえるようになってまいりました、また私も野球経験者ですので、自分の元知り合いのですね、元プロ野球選手の方とかにも、いろいろこう仮にどうですかっていう、日本ハムの2軍本拠地、元プロの目から見てどうですかって話も聞いたときに、やはり距離が近いというのは非常に大きなものになってくるのではないかなというものも一部お伺いをしています。
例えば仮に旭川市、日本ハムの自分の球場があったら、その2軍の設置をどこか考えるときには、近いところから考えていくというのは、これは球団にとっては当然のことかもしれないなというのは分かっているところであります、しかしながら、可能性があるということが少しでも明らかになってくればですね、最後まで粘り強く諦めずに、旭川市としても取り組んでいきたいなというふうに思っています。

旭川市議会の人事に関わって

北海道新聞
第2回定例会で市議会の中では議長に対する不信任決議案が可決され、その後、福居議長が改めて議長に再選するというような経緯をたどりました。
この間、混乱1か月ほど続いておりましたが、市長改めて、この1か月の混乱、二元代表制の首長の側からどのように御覧になっていたか、お気持ちの方教えていただけますか。
市長
28年ぶりの流会ということになりまして、市民の皆様の中にも多くの不安があったことだということを拝察をしているところでございます。
市議会の人事に関しては、それぞれの御判断があってのことだと存じますので、私の発言は差し控えたいというふうに思いますが、このたび、福居議長が再任、高見副議長が選任をされて、各委員会の構成も新しくなりました。
それぞれ就任の御挨拶の中でですね、福居議長は、市民の信頼と期待に応えられるよう、誠心誠意努めていくというふうにお話をされて、先立って高見副議長は、公平、公正、中立的な立場で、議会の正常化適正化に取り組んでいくというようなお話をされているところでありますので、ぜひ今後も市民の負託にこたえるべく、取組を進めていただきたいと思っていますし、私共も、申し上げるまでもなく、二元代表制の両輪でありますので、今後も、しっかり議会の皆様と議論を進めて、市民の皆様のためのまちづくりを進めていきたい。
北海道新聞
今回、もちろんこれは市長に何か責任があるわけではないですけれど、一方で、議会の中で対立が深まった要因の一つとして、市長に対するスタンスの違いが会派間での大きな溝になっていたというのも一つ、これは私共取材をする中で感じたことでもあります。
そういった点については何かお考えというのは。
市長
私自身は、そういったことは感じたことはないですね。

損害賠償請求訴訟について

読売新聞
いじめの裁判の件で、その後の協議等で何か方針等決まったことがあればということでお尋ねします。
市長
6月6日に第1回の口頭弁論が行われまして、本市は訴状に対する答弁書等の陳述を行ったところでございます。
現在、係争中でございまして、具体的なそれ以降の発言は差し控えさせていただきたいと存じますが、今後も弁護士と協議をしながら、裁判所の指示に従い対応していきたいというふうに思っています。

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