市長定例記者会見(令和6年8月1日)

情報発信元 旭川市

最終更新日 2024年8月1日

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開催概要

日時:令和6年8月1日(木曜日)午後3時00分~午後3時45分

場所:大会議室A

動画

令和6年8月1日定例記者発表・質疑応答(新しいウインドウが開きます)

資料

発表項目

皆様大変お疲れさまでございます。
定例記者会見、8月に入りましたけれども、お集まりを頂きまして、誠にありがとうございます。
私の方から発表項目3件お話しさせていただいて、その後、御質疑をお受けしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

パリオリンピックで活躍が期待される旭川市出身の選手について

まず初めにですね。
本市からパリへ出て出発をし活躍をしている町田瑠唯選手と北口榛花選手のパブリックビューイングについてお話をさせていただきます。
皆さん御案内のとおり、非常に日本勢大活躍をしておりまして、中国に、金メダルの獲得数で少し今日抜かれたということで、フランスに次いで2位ということで、非常に今後も期待ができるというふうに思います。
私も、体操男子団体であったり、個人も含めてですね、サッカーでありますし、BMXってのがこんなにすごい迫力あって、あんなに、いろんなこうトリックして、凄いなっていうのも、驚きましたし、バレーも気合が入って観戦をさせていただいたところです。
今後もゴルフ、陸上、サッカー、卓球とどんどん続いていきますので、また、皆さんと一緒に応援をしていきたいというふうに思います。
先ずですね、1階のいろいろ懸垂幕、垂れ幕、皆さん御覧になっていただいたと思いますけども、いろんな市民の方々から応援のメッセージを頂いて、北口さんと町田瑠唯さんのコーナーを今設置をしているところでございます。
その上で、今後どういうふうにパブリックビューイングを進めていくかということでありますけども、まず、町田瑠唯さんでありますが、前回は東京オリンピック銀メダルということで、今回金メダルと非常に期待が高まっています。
そしてあわせて北口榛花選手もですね、日本人のアジア女子選手として初めて2023世界選手権で、金メダルを獲得されました。
また、最高峰のリーグ戦であるダイヤモンドリーグで、2023年に日本人の年間チャンピオンを獲得をしておりまして、この両選手の金メダルに非常に期待が高まっているところでございます。
町田選手のパブリックビューイングでありますけども、8月8日(日曜日)18時から行われるベルギー戦、そしてその後、順調に勝ち進み、決勝に進出した場合にも行いたいと思っておりますけども、準々決勝、準決勝についても、このテレビがあるかないかによるんですが、テレビの放映があるときにはパブリックビューイングを行いたいと思っておりますので、その際は改めて市のホームページ、SNSなどでも周知をしたいと思ってますので、よろしくお願いいたします。
また、北口選手のパブリックビューイングですけども、女子やり投の決勝が8月11日(日曜日)に行われる予定でありまして、大変恐縮ですけど、深夜2時からになりますけども、1階のロビーで開催を予定しているところでございますので、お願いをいたします。
パブリックビューイングはどのように行うかということでありますが、それに出ているところでありますけども、200インチ横幅4メートル程度のLEDメインモニター、それから75インチですね、お客さんがたくさん来ていただいた場合に備えてサブモニターを設置をします。
一体感と臨場感のある応援会場にしたいと思ってますし、小さなお子さんでも来場しやすいように人工芝なども設置しようと考えているところでございます。
また、夜は公共交通機関が運行してない時間帯でありますので、お車でお越しの際は、第三庁舎表側、それから裏側の駐車場は無料で駐車可能となっておりますので、御利用頂ければ幸いでございます。
また会場の入り口は、総合庁舎の緑橋通り側なっておりますので、よろしくお願いをいたします。
パブリックビューイングの開催日時等にお知らせについては、旭川市のホームページで、あるいはSNSで発信をしてまいりますので、御確認をください。
当日は、私も参加をして、旭川からパリに向けてですね、市民の皆様とともに一生懸命エールを送りたいというふうに思っておりますので、御参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

慶應義塾体育会野球部旭川合宿について

次に慶應義塾体育会野球旭川合宿についてでございます。
一昨年、昨年に続き3回目となります旭川合宿が、本年8月12日(月曜日)から8月19日(月曜日)までの8日間、旭川スタルヒン球場で行われます。
昨年はですね、春のリーグ戦が3位だったんですけれども、この夏合宿を経て、秋のリーグ戦ではですね、見事、優勝をして、明治神宮大会で慶應大学野球部は日本一に輝かれたわけでありまして、また、4番の廣瀬隆太さんはソフトバンクホークスから3位で指名をされてですね、今ちょっと2軍に落ちたんですけど、前まで大活躍でしたね。今プロの洗礼というか、やはりフロは廣瀬さんのコメントを引用するとやはりいろいろ研究、小久保監督監督だな、研究されるので、今苦しんでるけども、また乗り越えて、1軍に上がってきてほしいというようなこともありました。今後の活躍を期待したいというふうに思います。
今回の合宿では、昨年夏の甲子園で優勝した慶應義塾高校野球部の中心メンバー丸田選手とか話題だったと思いますが、加わりまして選手38名、監督マネージャーなどスタッフ18名の総勢56名、来旭をされます。
市立大学、もしくは国士舘大学、星槎道都大学、東京農大オホーツクキャンパス等々、試合も行われますし、小中学生を対象とした野球教室も実施をされる予定です。
いずれも旭川スタルヒン球場で試合は午前10時半に開始し、無料で観戦できますので、1人でも多くの市民の皆さん、あるいは住民の皆様の参加をお待ちしてます。
当日入場開始は午前9時半から5番ゲート、バックネット裏の5番ゲートとなります。
なお、当日の天候により試合中止や開催時間が変更になる場合がありますので、その際には、ホームページ、SNSでお知らせをしたいと思います。
野球教室でありますけども、8月17日の交流戦終了後、女子中学生約10名、小学5・6年生約50名を対象にそれぞれ行われます。
一般公開はせずに、報道関係の皆様のみ公開ということでありますので、ぜひ御取材報道をお願いをしたいとます。
また、このほかにも、明成高校の女子硬式野球、あるいは、中学校のですね、3年生で引退した選手の皆さんが今新たにチームをつくったということでありますので、ともに練習を参加する予定があるということをお伺いをしているところでございます。
この合宿を通じてですね、旭川市が、合宿の先進地であるということ、しっかりとした受入れ体制が整っているということ、さらに子どもたちの夢や目標、夢を叶なえる力、こういったことも教えていただきたいと思いますし、野球の競技力の向上、あるいは競技人口の拡大、そして広くスポーツへの関心を高めていく、あるいは健康づくりにもつなげていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

中央省庁等への要望活動について

次に3項目、中央省庁等への要望活動についてです。
とにかく暑かったです。
本当にこの旭川の気候、北海道の気候が涼しくて素晴らしいなということを実感をしています。
7月中旬から下旬にかけて、旭川市上川地域の課題の解決に向けて、北海道庁、道議会、中央省庁、国会議員の先生方に要望活動を実施してまいりました。
7月16日と17日には、上川地方総合開発期成会、上川管内23市町村で構成をされておりますが、その様々な課題、あるいは、各期成会及び旭川市単独で要望してまいりました。
7月18日には、北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会副会長を務めておりますが、会長である千歳市の横田会長をはじめ、道内の首長の皆様とともに、自民党の茂木幹事長、防衛大臣政務官の三宅参議院議員あるいは元第2師団長で、現在、陸上自衛隊のトップであります森下陸上幕僚長にもお会いをして、我々の課題解決に向けた要望をお伝えをしたところでございます。
7月22日には、上川中南部圏域の市町村で構成します、先ずですね一つ目、石狩川上流治水促進期成会、これ私会長を務めておりますけども、牛朱別川、美瑛川、あるいは忠別川こういったものが一体となって石狩川を形成しておりますが、最近は本当に北海道でもいろんな激甚化、災害が進んでおりますので、しっかりと可道掘削とか水門整備とかですね、浸食対策含めて要望してまいりました。
美瑛角和町長が石狩川上流砂防事業促進期成会の会長を務めていらっしゃいまして、北富良野市長が旭川十勝道路整備促進期成会の会長でありまして、この3期成会で要望をしてまいりました。
7月23日には、上川地方総合開発期成会の要望です。
高規格道路網の整備促進、士別、剣淵、名寄間ですね。
それから、農業農村整備事業の促進、自衛隊の体制強化など、11項目、31の事項について要望してまいりました。
またあわせてですね、北海道新幹線旭川延伸促進期成会、これも合同で経済界の皆様と行ったわけでありますけれども、1日も早い札幌開業と旭川延伸の早期実現に向けた調査の実施などについて、自由民主党整備新幹線等鉄道調査会の会長であります稲田朋美衆議院議員をはじめ、国土交通省ですね、例えば道路局鉄道局長とか、要望をしてまいりました。
この期成会の活動も3年目でありますけども、少しずつ少しずつ私たちの思いが浸透してきたのかなというふうに思っております。
しっかりとこれからの活動を積み上げていきたいと思います。
7月29日には、今週でありますけども公益社団法人日本下水道協会、昨年から副会長を務めております。
災害時における下水道機能の確保の重要性や脱炭素社会の実現に向けた制度の充実、予算の確保など、同協会の定時総会において決議をした提言をもとに、下水道事業に対する支援と理解を求めて要望してまいりました。
翌30日には下水道展’24が開催をされたので、こちらの方にも、私自身も参加をしてきたところでございます。
最後に、旭川市の単独要望です。
これまでも多岐にわたる市の政策に係る取組の課題解決に向けた要望を行っておりました。
一昨年の要望活動では、現在進めております自治体情報システムの標準化・共通化に伴う経費の全額国費負担や医療費助成に係る国庫負担の減額調整措置の廃止などを国に要望してまいりまして、実際情報システムについては、国に対して要望した額を全額確保したことに加え、今年度から18歳未満までの子ども医療費助成に係る減額調整措置が廃止されるなどしており、本市の声を国に直接届けるため、継続することが重要であると実感をしております。
また旭川市だけはなくて、全道市長会あるいは中核市市長会、様々なチャンネルでみんなでですね、要望してきた結果だというふうに思ってます。
今年度は7月25日から26日、私と桝井副市長、福居議長、松倉商工会議所専務と10項目、31の事項について要望してまいりました。
国交省はですね。
尾﨑政務官初め幹部の方に、国土強靭化実施中期計画の早期確定、流域治水の推進、高規格道路のミッシングリンク解消、除排雪に係る予算確保などを要望してまいりました。
特に道路の凍結・融解の繰り返しによる道路のひび割れや段差が発生されると言われる、いわゆる凍上被害への対策を要望し、国においても検討をするというような回答を頂いたところです。
防衛省では、防衛補助によるロータリー除雪車取得について要望させていただきました。
また自衛隊の人員確保、宿舎の改修整備なども、待遇改善についても要望させていただきました。この待遇改善、宿舎の改修整備はどういうことかといいますと、萩岡宿舎と末広東宿舎、官舎が旭川市にあるんですけど、萩岡宿舎はですね、建設から46年経過してまして、裸電球の茶の間の電気だったりですね、老朽化が著しくて入居率は25%程度でですね。
それから末広東官舎はですね、こちらは75%ぐらい入居率があるんですけども、例えば、まだ、いわゆる昔からの木の窓で、本当に冬になると寒い空気が入ってですね。温度も非常に低くなるという様々な課題がありますので、こういったものの建て替えあるいは改修といったものも要望してまいったところでございますし、前の中連協の会合のときにも、茂木幹事長にも、この旨お話をしたところでございます。
次に経済産業省でございます。
再生可能エネルギーの活用促進に向けて、風力発電の適地としての道北のポテンシャルの説明をしつつ、このポテンシャルを最大限に生かすための送電網の増強について要望いたしました。
旭川市に帰ってから経産省の補助も頂いて、データセンターの優位性についていろいろと調査を実施してきたところでありますけども、結局そのときに出た課題はですね、クリーンエネルギーがなかなか本市周辺にはないということですね。
それから、海岸からの海底ケーブルの距離から上がってきたところからここまで距離が長いものですから、データの遅延があるということ。それから私たちが強みだと思っていた、この地震に強いということも今つくられるデータセンターはそもそも免震性とか、非常に高いので、地震が余り起こらないってことはそんなにそんなに優位性ではないという、そういった調査結果が出たわけであります。
しかしながら、ラピダス初めですね、送電網がまだ整備されていないので、苫小牧にしても石狩市としてもそういったクリーンエネルギーが届いていかないんじゃないかというような話もちらほら聞かれつつあります。
そういったときに、旭川のデータセンターを誘致することによって、確かにスピードは劣るかもしれませんけど、これからどんどん広がっていく生成AIですとか、それからバックアップの拠点として大きな可能性があるものだと私ども、考えているところでありますが、しかし、それにつけてもですね、送電網の整備が非常に不可欠でありますので、経済産業省の方々も、災害対応等の観点から首都圏から離れた地域に、分散してデータセンターを立地させることが必要となっておりますので、引き続き誘致の可能性を検討してまいりたいと思っております。
また、あわせて民間企業がデータセンターを整備する際の財政支援の拡充についても要望させていただきましたし、また後ほど改めて説明しますけども、この旭川市のデザインシステムの中のこの取組ですね、「Be yourself」あるいはこういったポロシャツの取組、あるいは10月のユネスコのデザインのサブネットワーク会議、こういったことのお話もさせていただいたところでございます。
次に文科省でありますけども、現在進めているいじめ防止対策「旭川モデル」の説明をさせていただいて、いじめの認知件数の増加に伴って重大事態の件数も増加していること。
あるいは、この調査に要する経費への支援でありましたり、調査に必要な専門家の派遣について、こういったものを要望したところでございます。
地元選出の東国幹衆議院議員が、この旭川市の要望書がありますけども、この全ての要望をお話しさせていただいて、旭川と上川地域の実情を訴えて、対策の充実をお願いをしてまいりました。
今後も、本市が実施する市民生活向上などに向けて様々な取組を効果的かつスムーズに推進できるよう、関係者一体となって国に対して財政的支援や制度の拡充、創設などを行って実りある活動となるよう励んでいきたいというふうに思います。
次にですね。デザインシステムポロシャツ。これ、札幌でも中央要望でも、着用して行いました。
最初皆様に、先方からは「どうしたんですか。格好いいですね」とお話し頂くんですが、旭川ではこのデザインの取組をしっかり取組を進めているということをお話をさせていただいて、デザインプロデューサーがいらっしゃって、また、地球温暖化対策に貢献するという意味から「Be yourself ASAHIKAWA」ということで、その方らしい夏あるいは冬のですね、服装の在り方などの取組を進めていますということ。それから、今後の様々なこのデザインシステムの展開例でありましたり、イギリスのロンドンだったり、ノルウェーのオスローのような都市を目指していますということ。それから、ユネスコの10月のデザイン都市会議。こういったもののお話を説明をさせていただいたところ、非常に好評を得たところでございました。
皆さん本当に背広の上着を来てですね、灼熱の東京を歩いてらっしゃるので、ぜひ、ほかの都市にもですね、こういった取組が浸透していけばいいのかなというふうに思っているところでございます。
今後も、私も旭川のいろんな行事がありますけども、このポロシャツでですね、参加をしたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。

以上で発表項目を終了させていただきます。

質疑応答

パリオリンピックについて

UHB

1番目パリオリンピックでのお話なんですけれども、少し気が早いかもしれないんですけれど、メダルを獲得した場合ですね、東京の時にもパレードなんていうお話もありましたが、何か例えばそういう機会だったり、あと市民の皆さんと触れ合う機会だったり、もしくは、バスケとやり投それぞれで獲得したら、その選手たちが2人並ぶような場面であったりだとか、何か市民の皆さんたちが期待できるようなこと今何か構想ではございますでしょうか。

市長

そうですね、仮に、非常に期待をしてますけど、金メダル等々を獲得された場合には、どういった形がいいかは別にして、やはり市民の皆様にですね、お披露目する、そういった場面をですね、しっかり用意して交流していただければいいと思いますし、あとは先方の御都合もありますので、しっかり協議しながら進めていければなと思っています。

UHB

分かりました。ありがとうございます。

市長

そうなるといいですけどね。

データセンターの誘致について

北海道新聞

データセンターの誘致のお話ありましたけど、市長としては具体的にどういったセンターを誘致したいという思いがあって、それがどの程度手応えがあるのか、教えていただきたいです。

市長

大きさとかですか。

北海道新聞

はい、規模感とかです。

市長

苫小牧とまでは言わないんですけれども、ある程度やはり一定程度の規模のものが誘致できればというふうに考えています。
ただ、それには土地もいりますし、エネルギーの問題もありますし、あるいは水の問題もありますし、様々な角度から考えていきたいという形ですね。

買物公園エリア社会実験「まちにち計画」について

北海道新聞

買物公園をお伺いしたいんですけれども、今月の11日から、買物公園全域でまちにち計画という名前で社会実験をおよそ1か月弱行われるかと思います。
この社会実験を前に改めて、市長としてどうしてこの買物公園ってのが大事なのかっていうところの意義づけと、あとまたこの社会実験に対する期待感をお伺いできればと思います。

市長

買物公園はまちの顔でありますので、やはり、観光庁の調査ですが、駅前だとか、中心部が衰退をしてるとリピーターにつながらないという調査もありますし、非常に中心部の活性化っていうのは、私自身大事なものだというふうに受け止めております。
それで、最近の買物公園を見ておりますと、私たちが小さい頃よりもやはり少し元気がないという状況が続いているのかなというふうに思います。
その中で、私自身もやはりこの中心部の活性化っていうのは非常に重要だと思うなかで取組を進めてきました。
なぜ、買物公園かっていうことでありますけれども、そうですね、私にとっての買物公園というのは、小さい頃は楽しい場所でしかなかったんですよね。
遊びに行くといえばまちに行くと言って買物公園へ出てったわけです。
私は祖父と祖母が魚屋をやってましたからね。今はちょっとないんですけど、2条8丁目に市場があって、そこの市場に行ってですね、社員の方がもう寛介よく来たねって遊んでくれるんですね。
それから、西武の地下にもあったんで、西武の地下にも行って、それから丸井今井の屋上で遊んでもらって、さらには、マルカツのデパートの地下ですね、昔あめ玉が回る機械があって、そこのあめ玉を買ってもらって帰るってのが最高の楽しみでしたね。
靴を買うときは赤松靴店、今もありますけどミッキーさんとか、それからCDを買うときは国原さんとか、それから玉光堂とかなんですよ。
仲間もいたし、買物公園に行けば、楽しかったというのが私の小さいころの思い出です。スガイビルっていうのもありましたね。これもゲームセンターとかボウリング場とかたくさんあって、本当に楽しい空間でした。
ただその52年前、買物公園ができたときとは、今はなかなか社会情勢も変わってきてまして、車社会がありますし、郊外にはいろんな店もできてますし、ネットでいろんなものが買物できるような状態になってきてますので、ますます疲弊をしていきます。
ただ52年前、当時、買物公園オープンするときに五十嵐広三市長がですね、買物公園は次世代の市民によって新しい夢を描いていけばよい、というふうにお話しになったんですけど、今、そのときが来たのかなと思います。
やっぱり全長1キロにわたる買物公園に元気が出てくると、よりですね市民の皆様の行動半径も広がりますし、国内外の観光客にとっても魅力あるスポットになっていきますし、経済的にも大きな意味があるというふうに思っておりますので、しっかりとこの中心市街地活性化、特にこの買物公園の活性化というものをですね、行っていきたいなというふうに思います。
今回行う社会実験もまちにち計画ということで既に報道頂いておりますけども、ありがとうございました。
様々1条、4条、5条、7条でいろんなポイントをつくったり、電動カートだったり、車椅子だったりキックボードの実験も行うわけでありますけども、いろいろ、どんどんどんどん様々な実験をして、今の市民の皆様、あるいは国内外の観光客の方々がどうすれば魅力ある中心部になっていくかっていうのをしっかり様々な取組を通じて学んでいきたいし、進めていきたいというふうに思っています。

北海道新聞

確かに市長も今言っていただいたように結構、やっぱり市民の方にとっても、買物公園って凄いこう皆さんそれぞれ思い出がある。
思い出もかなりあるところなのかなと思って、結構、活性化については皆さん、かなり期待というか活性化をしなきゃいけないというような考えを持ってると思います。
その点で、市も結構いろいろな支援をやってらっしゃると思うんですけれども、例えばその買物公園の中心市街地の家賃補助だったりとかもされてると思います。そういった取組をしてはいるもののやっぱり数年前と比べると空き家率も高くなってるっていうこともありますので、お金だけじゃない何か別の支援が必要なんじゃないかなと思うんですけども、どういった支援が必要なのかっていうところは市長何かお考えあるでしょうか。

市長

出店する店舗に対する支援とかですか。

北海道新聞

はい。

市長

今、和泉さんおっしゃったようなその店舗が新しく路面店が進出するときの補助金なども今回新しくスタートしましたけど、やっぱりそのわくわく感というか、居場所っていうか、100人いたら我々については100人の買物公園の姿って別々なんですよ。でもそれでいいと思うんですよね。
食を楽しみたい人は食を楽しめばいいし、買物をしたい人は買物に行けばいいし、誰かがいるからそこに行きたいって人はそこに行けばいいし、居心地がいい空間が欲しいというところは居心地のいい空間をつくらなきゃならないし、いろんな思いがあると思うので、今回はそういったものをですね、社会実験を通じて明らかにしていきたいというのがあります。
特に駅から緑道まで少し距離があるので、そこを電動カートを走らせてみたら人の流れが変わるのかと、あるいは実はそういう問題じゃなくて、1条、2条、3条とか本当は例えばブロック分けして、食の場所とか買物の場所とかやっていったらいいことなのかとか、いろんな課題があると思うんですね。車を通せというような、通したほうがいいんじゃないかという意見も私のとこには来たりしますけど、そういったことをいろいろ今回、社会実験を通じて、車は今回通しませんけどね、そういったことも含めながらですね、タブーを無くし失敗を恐れず、いろんな挑戦をしてみんなで議論していく。将来の買物公園の姿をこれから考えていきたいなというふうに思ってます。

北海道新聞

社会実験の中で今おっしゃったように電動カートの運行があります。
以前、市民アンケートでキックボードに関してかなり批判的な意見も集まりましたし、市長も公約の中で電動キックボードなどの検討というふうな形で出されたと思います。
今回、電動カートを運行する上で、安全性の確保に問題がないか、また電動モビリティに対して市長は何かメリットというか感じるところもあれば、よろしくお願いします。

市長

やっぱり今言ったように、人流の流れを活性化していきたい、そういうことによって買物公園がどういうふうに変わっていくのか、そういったものを見てみたいとは当然ありますし、市民の皆様の思いの中でもこういったカート、あるいは車椅子があったほうがいいんじゃないかという意見も、私自身も聞いているところでございますので、その結果を見てみたいなというふうに思います。
電動キックボードはですね、反対の意見が多いことも重々承知しておりますし、一方でどんどんこういったものを取り入れて、美瑛なんかもそうですけどね、取り入れて活性化していきたいというような御意見もあるので、それはもう、今回いろんな取組をしてみた中で、今後判断していきたいなと思います。やってみるといろんな課題も分かるし、メリットデメリット見えてくると思います。

北海道新幹線の延伸に関する中央省庁等への要望ついて

日本経済新聞

新幹線なんですが、御要望されて国側から何かコメントなり反応があったのかという点が一つと、これちょっと不勉強で恐縮なんですけど、旭川としては旭川までの延伸プラス、例えば旭川空港までの延伸等も要望されたのでしょうか。

市長

新幹線の件でいうと、稲田先生にも自民党の責任者でありますから要望しました。
稲田先生はですね、北海道新幹線の必要性、特に旭川の延伸の効果というのは重々承知をしていますというお話を頂いたんで、我々も今後先生と一緒に活動していきたいというお話をしたところでございます。
それからもう1点何でしたかすいません。

日本経済新聞

旭川空港の延伸についても、何かお話がありましたか。

市長

私たちからは、先ず基本計画は旭川は終着点であるということをお話をしました。
これを整備計画の調査、いきなり整備計画といっても少し難しいので、整備計画の調査を行ってほしいという要望をしました。
それでその上でですね、旭川空港までの延伸についても、議論をこれから進めていきたい、検討していきたいということはお話をしたところです。

旭川市パートナーシップ宣誓制度について

北海道新聞

先月で旭川市と周辺8町のパートナーシップ宣誓制度が導入から半年が過ぎたと思います。
半年で旭川市内で6組の方が宣誓をされています。
この半年の間で6組ということで、今後こういった性的少数者の方への支援というところで、この宣誓制度を利用された方のサービスとかを何か拡充するとか、もしくは渋谷区みたい条例に反映させるとか、そういったお考えあるでしょうか。

市長

今のところですね、旭川市の我々行政に係るもので、行政サービス、何かあるかというと3点ほどございまして、一つは市営住宅の入居申込みがパートナーと一緒にできるということですね、それから市立旭川病院における病状説明あるいは手術、輸血などの同意、こういったものもパートナーでできるようになりました。
それから、各種職員手当、旭川市の職員のみでありますけども、こういった職員手当の受給もできるようになっております。
それで、このほかにということでありますけれども、今のところ、特段、こういったことを行政サービスとして拡充をしてほしいということは、団体の方々、あるいは個人の方々からも、上がってきていないというふうに認識をしているところですので、そういった要望があれば、しっかり考えていきたいなというふうには思っているところです。

北海道新聞

今、現状で個人団体から要望がないということだったんですけれども、他都市の方を見てみると、帯広市なんかだとかなりサービスが多くてですね、例えば国民健康保険の加入に関してだと、ご本人とパートナーが同一世帯として加入ができますとか、あとはそもそも同一世帯として住民登録ができますとか、結構、市民霊園の利用についても拡充したり犯罪被害者の支援とか、かなり幅広い部分がありますね。こういった何がやってほしいですかっていうと、なかなか答えづらいっていう、何が必要なのかわかんないってこともあると思うんですけど、こういった他都市の状況を踏まえて拡充させていきたいというふうにお考えでしょうか。

市長

今お話しいただいたような各都市ですね、担当部局は把握してると思いますけども、そういった他都市の事例なんかも勉強させていただいて、また毎年、全庁調査というものをしております。
全庁調査をして、このパートナーシップ宣誓制度を利用してできるサービスが何かないか、こういったことも調査をしながらですね、少しでも、当事者の皆さんの御期待に応えるようにしていきたいというふうに思います。

いじめ問題再調査について

北海道新聞

いじめ問題についてお伺いします。
先月の終わりにですね、市の再調査委員会が報告書概要を提出、答申したという形になりました。
この調査結果というのは前回の結果を覆してですね、いじめと自殺の因果関係を認める内容になりました。まず、このことについてどう市長が受け止めるか、お聞かせください。

市長

改めまして、亡くなられました廣瀬爽彩さんの御冥福をお祈り申し上げたいと思います。先の6月30日に提出を受けました報告の概要では、いじめ重大事態の原因について、責任論の観点ではなく、いじめの全容解明を目的とする法、いじめ防止対策推進法の考え方に従い、いじめがなければ、重大事態が起こらなかったかどうかという観点で検討をしたとされています。
この点におきまして、いじめの被害が当該生徒の自殺の主たる原因であった可能性は高く、いじめ被害が存在しなければ、当該生徒の自殺は起こらなかったと報告をされておりまして、委員の皆様の綿密な調査によって、いじめ被害が長期にわたって爽彩さんを苦しめていたことが明らかになりました。
これに至るまでの爽彩さんの心身の苦痛に手を差し伸べることができていればと、非常に悔やまれる思いであります。
そして、こうした悲劇を二度と繰り返さないために、今後、提出をされる予定の調査結果報告書をしっかりと精査をして、再発防止の取組を進めていかなければならないと、思いを新たにしているところでございます。

北海道新聞

もう1点、報告書概要でいじめの認定件数が7件となっていて、これまた前回と比べると1件増えていて、具体的な項目は分からないんですけども、新たに校内でのいじめが認定されたということです。このことについて受け止めをお願いします。

市長

はい、今回の再調査委員会の調査はですね、特定の行為を基準にして、いじめの件数を数え上げることができることではなく、人間関係における出来事が、その関係性の中で、心身の苦痛を生じるものかどうかということを基準として考えておりまして、前回調査と対比できるものではないというふうに認識をしているところでございます。
特に、今回のいじめの問題再調査委員会においては、中学校のクラスで行われたこと及びクラス外の特定の関係において行われたことの計7件についていじめであるということを認定をしたというふうに認識をしておりますけども、概要報告につきまして、まだ詳細は報告されておりませんので、しっかりと詳細の報告を頂いたときには受け止めて対策を行っていきたい。

北海道新聞

報告書全文の提出時期についてなんですが、これは再調査委員会から何か打診はありますか。

市長

はい、答申についてはですね、委員会による保護措置、例えばコピーガードのようなものでありましたり、氏名の取扱いなどを先方の委員会で今協議をされていることとお伺いをしています。
あわせてですね、本市の情報管理体制を整理し、委員会に報告することの双方が整った後に提出頂けるものと考えているところでございます。
旭川市といたしましては、現在、情報管理や文書の保管、あるいは管理方法について検討を進めているところでありますけども、一定の整理ができましたので、近い時期に委員会へ報告をさせていただきたいと思います。
その上で、委員会の方々の保護措置の完了した後、提出時期についてまた検討を重ねていきたいと考えています。

北海道新聞

市長としてはどの程度、目安というか何か思いみたいなところであったりするんでしょうか。

市長

目安は6月30日から今ですね、ひと月経過したところでありますし、できるだけ早い時期にとは思っておりますけども、しかし、丁寧に、しっかり対策をした上で行っていきたいと思っているところです。

北海道新聞

報告書全文を受け取った後の話、公表方法の話なんですけども、これ報告書については、市が市長が受け取った後ですね、市として何か黒塗りをして、またどこか議会とかですね、ホームページ載せるのか、どういった公表方法を考えていらっしゃいますか。

市長

答申を受領してから、先ずですね内容を確認をしなければなりません。そして、その上で、公表方法を検討しなければなりませんので、一定の時間は必要になるのかなと思っております。
その中でやはりプライバシーだとか、そういったものの配慮も当然必要になってくると思いますし、最終的な調査報告書を受けてからになりますけども、報告及び会見で再調査委員会より示されたいじめの考え方、あるいは学校、教育委員会の対応に関する評価、あるいは課題などについて、今後、受領する報告書の内容を精査検証し、再発防止に向け必要な対策を検討していくとともに、適時、どのような公開方法がいいのか、検討していきたいというふうに思います。

旭川市議会に係るハラスメント実態調査アンケート結果(職員)について

北海道新聞

先日ですね旭川市議会の方で議員による市職員であったり、もしくは議員間のハラスメントに関するアンケート調査が公表されました。
ここで回答した方が全員、市職員の管理職全員ではないんですけれども、回答者のうち約1割、9%程度がハラスメントを受けた経験があるというふうな回答をしています。
以前その会見で市長にお伺いしたときはそういった報告は受けてないということだったんですけども、実際アンケートで聞いてみたらあるということで、ここに対する受け止めとまた今後、議員さんと市職員さんだとなかなか立場も違うということもあるので、通常の市職員間同士のハラスメントとはまた対策も違うのかなと思うんですけど、何か対策とかで考えていくもの考えているものがあればお願いいたします。

市長

今回のアンケート結果、私もまだ詳細は確認はしてませんけども一部拝見をさせていただきましたけども、ハラスメントの事実関係の確認が行われてるわけではありませんが、ハラスメントがあったと感じている、あるいは、見聞きしたという職員の方々が少なからずいるということは認識をしたところでございます。
今後はですね、議会において必要な検討、協議が行われるものと認識しております。
そもそもこのアンケートは、議会における検討材料とするために行われたものでありますから、議会で適切な対応がとられるものだというふうに思っております。
また一方で、職員に対してハラスメントのアンケート調査も今行っているところです。
市においては、会計年度任用職員を含む全職員を対象とした職員意識調査の中で、ハラスメントの内容や、誰が行ったかについても調査項目としておりまして、昨日、調査期間が終了したところでありまして、9月を目途に結果を公表する予定でありますので、この内容を受け止めてしっかり対応していくのは我々の責務であるというふうに思ってます。

北海道新聞

詳細はまだ確認されてないということですけど、中にはここで言うのもちょっとはばかられるような内容も一部あったりとか、大声で怒鳴るっていうものもあったりとか、セクハラ・身体を一部さわるっていうものも、事実かどうかっていう認定はするものではないということで、実際それが事実は分からないですけど、こういった思いを持って働いてる職員さんがいるということについてはどういうふうに市長お考えでしょうか。

市長

そうですね。
そういったことを、思われていらっしゃる職員の方がいるとすれば、それは大変なことでありまして、やはりこれから事実関係の確認が行われるというふうに思いますけども、そういうことのない職場であって、当然しかるべきではないかなというふうに思っています。

北海道新聞

市議会じゃなくて市として事実関係を確認・調査するっていうお考えはあるでしょうか。

市長

現在は今のところはありません。
先ずは、議会の方々、今後の検討状況を見てから考えていきたいなと思います。

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