あさひばし 平成30年3月号「平成29年度市民アンケート調査結果」

情報発信元 広報広聴課

最終更新日 2018年3月15日

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市では、市政や市民生活について市民の皆さんの声を聴き、今後のまちづくりの方向性や課題を検討する上での基礎的な資料とするために、昨年5月、市民アンケート調査を実施しました。その中から、主な調査結果を紹介します。

調査の概要

  • 調査対象:18歳以上の市民3,000人
  • 抽出方法:住民基本台帳を基に、地域別・年齢層別構成比による無作為抽出
  • 調査項目:12項目44問
  • 回答数:1,609人(回収率53.6%)
回答者内訳
性別 人数 構成比
男性 704人 43.8%
女性 895人 55.6%
無回答 10人 0.6%

現在の満足度と今後の重要度について

市では、まちづくりの指針となる第8次旭川市総合計画の中で、「世界にきらめく いきいき旭川〜笑顔と自然あふれる 北の拠点〜」を目指す都市像に掲げ、それを実現するために29項目の施策を設定し、まちづくりに取り組んでいます。

今回の調査では、この施策について、現在の満足度と今後の重要度を評価してもらいました。

その結果、暮らしやすい都市環境の充実、社会で自立して生きていく力を培う教育の推進、まちの賑わいの創出が重要だと考えられていることが分かりました。

満足度・重要度ともに高く評価された項目

  • 妊娠・出産・子育てに関する支援の充実
  • 適切な福祉サービスの提供
  • 安全・安心な教育環境の整備
  • 家庭や地域に開かれた信頼される学校づくりの推進
  • 危機対応力の強化
  • 市民生活を支える都市機能の維持
  • 市民の主体的な健康づくりと
  • 安心な医療の推進
  • 互いに支え合う地域福祉の充実
  • 交通安全と防犯体制の充実
  • 循環型社会の形成

満足度が高く、重要度が低く評価された項目

  • 安全な衛生環境の確保
  • 低炭素社会の形成
  • 自然共生社会の形成
  • 生涯を通じた学びの振興
  • 市民主体のまちづくりの推進
  • スポーツ・レクリエーションの振興
  • 個性豊かな北国らしい文化の振興
  • 地域主体のまちづくりの推進

満足度が低く、重要度が高く評価された項目

  • 子育て環境の充実
  • 社会で自立して生きていく力を培う教育の推進
  • 暮らしやすい都市環境の充実
  • 地域産業の持続的発展
  • まちの賑わいの創出
  • まちの機能強化と国際化の推進
  • 魅力の活用、発信と競争力の強化

満足度・重要度ともに低く評価された項目

  • 信頼に応える市政の推進
  • 効率的で効果的な行財政運営の推進
  • 男女共同参画社会の形成
  • 広域自治体ネットワークの強化

日ごろの暮らしについて

旭川での暮らしについてどのように感じているのか、「活気とにぎわいのあるまちか」「暮らしやすいまちか」「愛着や親しみを感じているか」「住み続けたいか」「まちづくりに関心があるか」の5項目を尋ねました。「活気とにぎわいのあるまちか」で19.0%、「暮らしやすいまちか」で72.3%、「愛着や親しみを感じているか」で78.9%、「住み続けたいか」で78.5%の人が好意的な評価をしています。また、「まちづくりに関心があるか」では、「ある・少しある」と答えた人が合わせて68.6%でした。

まちづくりに関心があるか

関心がある32.4%

少し関心がある36.2%

どちらともいえない17.8%

あまり関心がない 10.5%

関心がない 2.9%

無回答0.2%

住み続けたいか

住み続けたい62.8%

少し思う15.7%

どちらともいえない14.9%

あまり思わない4.2%

思わない 2.2%

無回答0.3%

愛着や親しみを感じているか

感じている46.1%

少し感じている32.8%

どちらともいえない11.9%

あまり感じていない 5.8%

感じていない 3.2%

無回答0.2%

暮らしやすいまちか

そう思う37.7%

少し思う34.6%

どちらともいえない15.2%

あまり思わない8.3%

思わない 3.9%

無回答0.4%

活気とにぎわいのあるまちか

そう思う3.0%

少し思う16.0%

どちらともいえない24.9%

あまり思わない36.0%

思わない19.6%

無回答 0.4%

生活環境について

旭川の施設や自然、利便性などの生活環境について、18項目を5段階で評価してもらいました。結果は、下の表のとおりです。 評価が高かった項目は、日用品などの買い物の便、緑などの自然環境、住宅の住み心地となっています。反対に最も評価が低かった項目は、除雪・排雪体制でした。また、生活環境全体を評価する地域の総合的な快適性では、「よい・まあよい」と答えた人が合わせて38.8%で、約半数の50.3%は「ふつう」と評価しています。

生活環境について、日ごろ感じていること
項目 よい まあよい ふつう 少し悪い 悪い 無回答
日用品などの買い物の便 39.9%

28.1%

23.1%

5.3% 3.0% 0.6%
通勤や通学などの交通の便

21.1%

24.0%

30.6% 13.1%

7.0%

4.2%

交通安全対策

18.6%

28.3%

41.8% 7.5% 2.7% 1.1%
緑などの自然環境

25.0%

33.4% 34.1% 4.8%

1.8%

0.9%

景観など街並み

13.5%

26.5%

45.9% 10.0% 2.9%

1.2%

住宅の住み心地

24.8%

29.2%

36.0% 6.7% 2.4%

0.9%

車や工場などの騒音や振動

23.1%

27.5%

38.1% 8.3% 2.1%

0.9%

生活道路や側溝の整備状況

12.4%

26.2%

37.5% 16.7% 6.1%

1.1%

公園や遊び場の整備状況

9.9%

22.2%

49.3% 13.5% 4.0%

1.1%

教育・文化施設の整備状況

7.2%

20.4%

55.1% 12.1% 3.2%

2.0%

スポーツ施設の整備状況

6.8%

20.6%

52.6% 14.1% 3.9%

2.1%

コミュニティ施設の整備状況

7.0%

17.7%

58.2% 12.3% 3.2%

1.6%

福祉施設の整備状況

6.2%

18.1% 52.7% 16.5% 4.7%

1.8%

災害時の防災体制

3.2%

11.0% 61.4% 15.6% 5.2%

3.1%

除雪・排雪体制

5.2%

15.7% 24.4% 32.6% 21.5%

0.6%

ごみの処理体制

17.1%

27.7% 45.0% 6.7% 2.8%

0.7%

病院など医療体制

19.0%

32.3% 39.0% 7.1% 1.9%

0.7%

地域の総合的な快適性

8.5%

30.3% 50.3% 7.3% 2.2%

1.5%


市では、市民の皆さんの声をまちづくりに生かすため、無作為に抽出してアンケートをお願いすることがあります。結果は、計画の策定や施策の推進に活用しています。より良いまちづくりのために、ご協力をお願いします。

市民アンケート調査の報告書は、市政情報コーナー(6の9 総合庁舎1階)、各支所・公民館・図書館・住民センター・地区センター、市のホームページでもご覧になれます。

【詳細】広報広聴課 電話 0166-25-9100

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