あさひばし 平成30年2月号「小学校での外国語の授業を先行実施」
市では、2年後の新学習指導要領の全面実施に向けて外国語教育を充実させるため、様々な取組みを行っています。現在の取組みと、平成27年度から夏・冬休みに小・中学生を対象に開催している英語講座の様子を紹介します。
外国語教育の充実を目指して
平成32年度から始まる新学習指導要領では、小学5・6年生には国語や算数等と同様の教科としての外国語科、3・4年生には話したり、聞いたりして英語に親しむ外国語活動が必修になります。これに先立ち、市では今年4月から、小学校で年間70時間の外国語科・年間35時間の外国語活動を実施する予定です。
また、小学校教員の指導力向上を図るための英語研修会を実施している他、同28年度に中央中学校に外国人英語指導助手(ALT)のオフィスを設置して、情報交換や教材研究ができるようにするなど、指導者のための環境づくりにも力を入れています。
楽しく学べる英語講座を開催
昨年12月の冬休みに中央中学校で、小学3年生から中学2年生を対象に開いた英語講座には、応募した145人が参加しました。講師のALTが豊かな表情と身振りを交えて講座を進め、子供たちは実用的な英語に親しみます。初開催の小学3・4年生の部では、ゲーム形式で英語での自己紹介をしたり、英単語を覚えたりしました。みんなが夢中で取り組み、チームで競うゲームでは、歓声が上がっていました。
参加した子供たちの声
英語を分かりやすく教えてもらえて、とても楽しかった!他の学校の子とも仲良くなれたよ。また参加したいな
市では、今後も子供たちが外国語や外国文化を楽しく学びながら、コミュニケーションを図る力を高めることができるよう、取組みを進めていきます。
【詳細】教育指導課 電話 0166-25-7594