あさひばし 平成28年9月号「市長随想」
市長が、旭川のまち・人・物などについて思うことをお伝えします。
旭川ゆかりの選手の活躍と秋の行楽や食の楽しさと
先月の台風などによる大雨は北海道の広い範囲に大きな被害をもたらし、市内でも各所で住宅や田畑への浸水などが確認されました。被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げるとともに、今回の経験を踏まえ引き続き災害に強いまちづくりに努めてまいります。
熱戦が繰り広げられたリオデジャネイロオリンピックでは、旭川大学高校出身の柔道の山部佳苗選手や、旭川で合宿したレスリング女子チームの皆さんが素晴らしい活躍を見せ、日本選手団の過去最多のメダル獲得に大きく貢献されました。勇気と感動を与えてくれた選手の皆さんに心から感謝します。
さて、9月も中旬となり、心地よくスポーツを楽しめる季節となりましたが、美しい景色や田畑の実りなど、行楽や食も大きな楽しみとなります。
市の南西部に位置する神居古潭は、石狩川の急流と剝き出しの岩石によるダイナミックな景観が楽しめる景勝地ですが、鮮やかな紅葉の名所としても知られています。また、道北をはじめ各地の食を集めた一大イベント「北の恵み 食べマルシェ」では、今年も約330もの店が、買物公園をはじめ中心市街地の各会場に軒を連ねます。
季節が変わるたびに、旭川が様々な地域資源に恵まれていることを実感します。今後も、こうした魅力を十分に生かし、市民をはじめ観光客の方々が旭川の四季折々の素晴らしさを満喫できるよう、まちづくりを進めていきます。
西川 将人