あさひばし 平成28年5月号「インタビュー バスケットボール選手 町田瑠唯さん」

情報発信元 広報広聴課

最終更新日 2016年5月15日

ページID 056542

印刷

バスケが好き その気持ちが頑張る原動力

ドリブルする町田瑠唯さん
バスケットボール選手 町田瑠唯さん
平成5年生まれ。バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)の富士通レッドウェーブに所属。
ポジションはポイントガード(写真提供:NANO Association)

バスケットボール選手としては小柄ながら持ち前のスピードを生かし、リオデジャネイロ五輪の日本代表候補に選ばれている町田瑠唯さん。旭川に帰省した際に、これまでの歩みや競技の魅力を聞きました。

高身長の選手の中 特技を磨いてコートで躍動

町田さんがバスケットボールを始めたのは、西御料地小学校2年生のとき。「練習は厳しかったですが、仲間と助け合ったり、思い合ったりしながらプレーをするのが楽しくて、辞めようとは思いませんでした。チームが強くなると、勝つ楽しさも加わりましたね」と町田さん。練習に励み、小学6年生のときには全道2位になりました。

仲間と共に進学した緑が丘中学校では、全国大会に出場。卒業後は、札幌山の手高校の体育コースに進学しました。高身長の選手が揃う中、町田さんの身長は162センチメートル。「私の武器はスピードとパス。それをさらに磨くため、朝練をしたり、寮の近くの坂道を駆け上がったりして鍛えました」と話します。高校3年生のときには、高校総体、国体、高校選抜を制し、3冠を達成しました。

日本代表を目指して練習に取り組む日々

高校卒業後は、実業団チームに入団。めきめきと頭角を現し、昨シーズンは主将を務めるまでに。しかし、「本当は人をまとめたり、人前に出たりするのは苦手なんです」と控えめな一面を打ち明けます。ただ、コートに出ればチームを統制するポジションで手腕を発揮。昨年のアジア選手権では、日本チームのオリンピック出場権の獲得に貢献しました。

「バスケの魅力は最後まで勝負が分からないところ。勝っていても気を抜けないし、負けていても挽回の可能性があります」と話す町田さん。現在は、オリンピック日本代表選手の座を目指し、合宿を重ねています。

「背が低くても諦めることはありません。バスケが好きなら、自分の得意な部分を見つけて楽しんでやってほしいです」と故郷の子供たちを応援しています。


あさひばし平成28年5月号のページに戻る

お問い合わせ先

旭川市総合政策部広報広聴課広報係

〒070-8525 旭川市7条通9丁目 総合庁舎6階
電話番号: 0166-25-5370
ファクス番号: 0166-24-7833
メールフォーム
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)