あさひばし 平成28年2月号 平成27年度 市民アンケート調査結果
平成27年度 市民アンケート調査結果
市では、総合計画や市政について市民の皆さんの声を聴き、今後のまちづくりの方向性や課題を検討する上での基礎的な資料とするために、昨年5月、市民アンケート調査を実施しました。その中から、主な調査結果を紹介します。
調査の概要
- 調査対象:18歳以上の市民3,000人
- 抽出方法:住民基本台帳を基に、地域別・年齢層別構成比による無作為抽出
- 調査項目:11項目42問
- 回答数:1,676人(回収率55.9%)
現在の満足度と今後の重要度について
市では、まちづくりの指針となる第7次旭川市総合計画(平成18から27年度)の中で、「人が輝く北の文化のかおるまち」を、目指す都市像に掲げ、それを実現するために19項目の「施策の方向」を設定して、まちづくりに取り組んできました。今回の調査では、この「施策の方向」について、現在の満足度と今後の重要度をそれぞれ5段階で評価してもらいました。
グラフ1は、その評価をプラス2点からマイナス2点で数値化し、その平均値を図にしたものです。縦軸が重要度、横軸が満足度を示し、安全で快適な住環境の整備や、子育て環境の充実が重要だと考えられていることが分かります。
満足度が高く重要度が高いと思われる項目
子供が健やかに育つ環境の充実
災害時における対応体制の充実
健康不安の解消
衛生的な生活の確保
資源の保護と環境への負荷が少ない循環型社会の形成
満足度が高く重要度が低いと思われる項目
交通、消費生活等における安心の充実
温室効果ガスの排出に配慮した社会の形成
自然と調和した都市環境の充実
まちづくりに対する市民意識の向上
生涯学習社会を構築する人づくり
生涯学習社会を構築する地域づくり
地域交流の推進
満足度が低く重要度が高いと思われる項目
安全で快適に生活できる住環境の整備
子供を生み育てやすい環境の充実
地域の魅力と資源を生かした産業の創出
共に支え合い、自立した生活を送ることのできる地域福祉の推進
満足度が低く重要度が低いと思われる項目
拠点機能の整備
競争力のある地域産業の育成と振興
公共的役割を担う地域社会の形成
日ごろの暮らしについて
旭川での暮らしについてどのように感じているのか、「活気とにぎわいのあるまちか」・「暮らしやすいまちか」・「愛着や親しみを感じているか」・「住み続けたいか」・「まちづくりに関心があるか」の5項目を尋ねました。グラフ2のように、「活気とにぎわいのあるまちか」で21・7%、「暮らしやすいまちか」で72・3%、「愛着や親しみを感じているか」で77・8%、「住み続けたいか」で78・7%の人が好意的な評価をしています。また、「まちづくりに関心があるか」では、「ある・少しある」と答えた人が合わせて73・0%でした。
グラフ2 旭川に暮らしていて、日ごろ感じていること
活気とにぎわいのあるまちか
そう思う3.6%
思わない19.3%
少し思う18.1%
あまり思わない36.6%
どちらともいえない22.0%
無回答 0.5%
暮らしやすいまちか
思わない 4.9%
あまり思わない8.7%
そう思う38.8%
少し思う33.5%
どちらともいえない14.0%
無回答0.2%
愛着や親しみを感じているか
感じていない 3.0%
あまり感じていない 6.3%
感じている46.1%
少し感じている31.7%
どちらともいえない12.5%
無回答0.4%
住み続けたいか
思わない 2.3%
あまり思わない3.3%
少し思う18.0%
住み続けたい60.7%
どちらともいえない15.5%
無回答0.1%
まちづくりに関心があるか
関心がない 3.0%
あまり関心がない 8.1%
関心がある35.8%
少し関心がある37.2%
どちらともいえない15.6%
無回答0.2%
生活環境について
旭川の施設や自然、利便性などの生活環境について、18項目を5段階で評価してもらいました。結果は、グラフ3のとおりです。比較的評価が高かった項目は、(1)日用品などの買い物の便、(4)緑などの自然環境、(6)住宅の住み心地となっています。反対に最も評価が低かった項目は、(15)除雪・排雪体制でした。また、生活環境全体を評価する(18)地域の総合的な快適性では、「よい・まあよい」と答えた人が合わせて38・6%で、約半数の49・8%は「普通」と評価しています。
市民アンケート調査の報告書は、市政情報コーナー(6の9総合庁舎1階)、各支所・公民館・図書館・住民センター・地区センターでもご覧になれます。
詳細 広報広聴課 電話25・9100
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