あさひばし 平成28年1月号 市長随想
年頭に寄せて

旭川市長
西川将人
明けましておめでとうございます。
昨年を振り返りますと、TPP協定交渉の大筋合意や、過去最高の訪日外国人観光客など、諸外国との関わりを改めて認識した1年でした。
また、本市においては、友好都市であるユジノサハリンスク市や哈爾濱市との交流をはじめ、南さつま市との姉妹都市盟約の締結など、国内外の都市との交流を深める年となりました。
来年度から開始する第8次旭川市総合計画では、目指すべき都市像を「世界にきらめく いきいき旭川〜笑顔と自然あふれる北の拠点〜」と定めており、まちづくりに当たっては、少子高齢化や人口減少などの課題と向き合いながら、道北の拠点都市として発展を続けられるよう取組みを進めることが重要だと考えています。 保育所や留守家庭児童会の待機児童の解消を目指すとともに、新たに子ども総合相談センターを開設するなど、子供を生み育てやすい環境を充実させていきます。また、企業誘致や、旭川空港の利用者の増加を見据えた機能拡充の取組みを進めるなど、活力あふれるまちづくりに取り組みます。
本年は市長就任から10年の節目の年となりますが、今後とも市民の皆様の声に真摯に耳を傾け、託された思いを形にできるよう、全力で市政に邁進してまいります。 結びに、本年が皆様にとりまして、素晴らしい飛躍の年となりますことを心から祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
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