ユネスコ・クリエイティブシティーズネットワーク(ユネスコ創造都市ネットワーク)への加盟認定について

情報発信元 産業振興課

最終更新日 2019年10月31日

ページID 067775

印刷

 旭川市は、ユネスコが実施する「ユネスコ・クリエイティブシティーズネットワーク(ユネスコ創造都市ネットワーク)」へのデザイン分野での加盟を目指し申請を行っていたところですが、ユネスコから令和元年10月31日に加盟を認定されましたので、市民の皆様にお知らせします。

 デザイン分野でのネットワーク加盟は、日本では名古屋市、神戸市に次ぐ3都市目となり、旭川市は世界に40都市あるユネスコデザイン都市の1都市となりました。

1.加盟認定日 

 令和元年10 月31 日(木)

2.加盟分野 

デザイン(Design)

3.ユネスコ創造都市ネットワークの概要

 ユネスコの事業として2004年に創設。創造性(creativity)を核とした都市間の国際的な連携によって、地域の創造産業の発展を図り、都市の持続可能な開発を目指すもの。各都市は同ネットワークを活用し、知識・経験の交流、人材育成、プログラム協力などを行う。
 本事業には、文学、映画、音楽、クラフト&フォークアート、デザイン、メディアアート、食文化の7分野がある。
 ユネスコの公募に応じた都市のうち事業の審査基準を満たすものが加盟認定される。


認定都市数  246 都市
うち日本の加盟都市

  • デザイン :神戸市(2008)、名古屋市(2008)、旭川市(2019)
  • 工芸 :金沢市(2009)、丹波篠山市(2015)
  • メディアアート:札幌市(2013)
  • 音楽 :浜松市(2014)
  • 食文化 :鶴岡市(2014)
  • 映画 :山形市(2017)

※日本の加盟都市は下線部の9都市。令和元年新規加盟都市は66都市。
(1)文学:
エディンバラ、ノーリッジ、ノッティンガム(英国)、メルボルン(オーストラリア)、アイオワ(アメリカ)、ダブリン(アイルランド)、レイキャビク(アイスランド)、クラクフ(ポーランド)、ダニーデン(ニュージーランド)、グラナダ、バルセロナ(スペイン)、ハイデルベルク(ドイツ)、プラハ(チェコ)、バグダード(イラク)、リュブリャナ(スロベニア)、リビウ(ウクライナ)、モンテビデオ(ウルグアイ)、オビドス(ポルトガル)、タルトゥ(エストニア)、ウリヤノフスク(ロシア)、富川(韓国)、ダーバン(南アフリカ)、リルハマー(ノルウェー)、マンチェスター(英国)、ミラノ(イタリア)、ケベックシティ(カナダ)、シアトル(米国)、ユトレヒト(オランダ)、アングレーム (フランス) 、ベイルート (レバノン) 、エクセター (英国) 、クフモ (フィンランド) 、ラホール (パキスタン)、レーワルデン (オランダ)、南京市 (中国)、オデッサ (ウクライナ)、スレイマニヤ (イラク)、原州市 (韓国)、ヴロツワフ (ポーランド)

(2)映画:
ブラッドフォード(英国)、シドニー(オーストラリア)、釜山(韓国)、ゴールウェイ(アイルランド)、ソフィア(ブルガリア)、ビトラ(マケドニア)、ローマ(イタリア)、サントス(ブラジル)、山形市(日本)、ブリストル(英国)、ウッチ(ポーランド)、青島(中国)、テラッサ(スペイン)、ムンバイ (インド)、ポツダム (ドイツ)、サラエボ (ボスニア・ヘルツェゴビナ)、バリャドリッド (スペイン)、ウェリントン (ニュージーランド)

(3)音楽:
ボローニャ(イタリア)、セビリア(スペイン)、グラスゴー、リバプール(英国)、ゲント(ベルギー)、ボゴタ(コロンビア)、ブラザヴィル(コンゴ共和国)、ハノーバー、マンハイム(ドイツ)、浜松市(日本)、アデレード(オーストラリア)、イダーニャ・ア・ノバ(ポルトガル)、カトビーツェ(ポーランド)、キングストン(ジャマイカ)、キンシャサ(コンゴ民主共和国)、メデジン(コロンビア)、サルヴァドール(ブラジル)、統営(韓国)、バラナシ(インド)、アルマトイ(カザフスタン)、アマランテ(ポルトガル)、オークランド(ニュージーランド)、ブルノ(チェコ)、チェンナイ(インド)、大邱広域市(韓国)、フルティジャール(チリ)、カンザスシティ(米国)、モレリア(メキシコ)、ノーショーピング(スウェーデン)、ペーザロ(イタリア)、プライア(カーボベルデ)、アンボン (インドネシア)、エッサウィラ (モロッコ)、ハバナ (キューバ)、カザン (ロシア)、クルシェヒル (トルコ)、レイリア (ポルトガル)、リリア (スペイン)、メス (フランス)、ポート・オブ・スペイン (トリニダード・ドバゴ)、ラマッラー (パレスチナ)、サナンダジュ (イラン)、サントドミンゴ (ドミニカ共和国)、バジェドゥパル (コロンビア)、バルパライソ (チリ)、ベスプレーム (ハンガリー)、ブラニエ (セルビア)

(4)クラフト&フォークアート:
アスワン(エジプト)、サンタフェ、パデューカ(アメリカ)、金沢市、篠山市(日本)、利川(韓国)、杭州、景徳鎮、蘇州(中国)、ファブリアーノ(イタリア)、ジャクメル(ハイチ)、ナッソー(バハマ)、プカロンガン(インドネシア)、アル・アサ(サウジアラビア)、バーミヤーン(アフガニスタン)、ドゥラン(エクアドル)、エスファハーン(イラン)、ジャイプル(インド)、ルブンバシ(コンゴ民主共和国)、サン・クリストバル・デ・ラス・カサス(メキシコ)、バギオ(フィリピン)、バルセロス(ポルトガル)、カイロ(エジプト)、カラーラ(イタリア)、チェンマイ(タイ)、チョルデレグ(エクアドル)、ガブロヴォ(ブルガリア)、ジョアンペソア(ブラジル)、キュタヒヤ(トルコ)、リモージュ(フランス)、マダバ(ヨルダン)、ワガドゥグー(ブルキナファソ)、ポルトノーヴォ(ベナン)、シェキ(アゼルバイジャン)、ソコデ(トーゴ)、テトゥアン(モロッコ)、チュニス(チュニジア)、アレグア (パラグアイ)、アヤクチョ (ペルー)、バララット (オーストラリア)、バンダレ・アッバース (イラン)、ビエッラ (イタリア)、カルダシュ・ダ・ライニャ (ポルトガル)、晋州市 (韓国)、カルゴポリ (ロシア)、シャールジャ (アラブ首長国連邦)、スコータイ (タイ)、トリニダ (キューバ)、ヴィリャンディ (エストニア)

(5)デザイン:
ベルリン(ドイツ)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、モントリオール(カナダ)、神戸市、名古屋市(日本)、深セン市、上海、北京(中国)、ソウル(韓国)、サンテティエンヌ(フランス)、グラーツ(オーストリア)、ビルバオ(スペイン)、クリチバ(ブラジル)、ダンディー(英国)、ヘルシンキ(フィンランド)、トリノ(イタリア)、バンドン(インドネシア)、ブダペスト(ハンガリー)、デトロイト(アメリカ)、カウナス(リトアニア)、プエブラ(メキシコ)、シンガポール(シンガポール)、ブラジリア(ブラジル)、ケープタウン(南アフリカ)、ドバイ(アラブ首長国連邦)、グレータージロング(オーストラリア)、イスタンブール(トルコ)、コルディング(デンマーク)、コルトレイク(ベルギー)、メキシコシティ(メキシコ)、武漢(中国)、旭川市 (日本)、バクー (アゼルバイジャン)、バンコク (タイ)、セブ市 (フィリピン)、フォルタレザ (ブラジル)、ハノイ (ベトナム)、ムハッラク (バーレーン)、ケレタロ (メキシコ)、サンホセ (コスタリカ)
デザイン分野新規加盟都市:
旭川市、 バクー(アゼルバイジャン)、バンコク(タイ) 、セブ(フィリピン)、フォルタレザ(ブラジル)、ハノイ(ベトナム)、 ムハッラク(バーレーン) 、
ケレタロ(メキシコ)、サン・ホセ(コスタリカ)


(6)メディアアート:
リヨン、アンギャン・レ・バン(フランス)、札幌市(日本)、ダカール(セネガル)、光州(韓国)、テルアビブ‐ヤッファ(イスラエル)、リンツ(オーストリア)、ヨーク(英国)、オースティン(アメリカ)、ブラガ(ポルトガル)、長沙(中国)、グアダラハラ(メキシコ)、コシツェ(スロバキア)、トロント(カナダ)、カールスルーエ (ドイツ)、サンティアゴ・デ・カリ (コロンビア)、ヴィボー (デンマーク)

(7)食文化:
ポパヤン(コロンビア)、成都、順徳(中国)、エステルスンド(スウェーデン)、チェンジュ(韓国)、ザーレ(レバノン)、フロリアノポリス、ベレン(ブラジル)、鶴岡市(日本)、ベルゲン(ノルウェー)ブルゴス、デニア(スペイン)、エンセナーダ(メキシコ)、ガジアンテプ(トルコ)、パルマ(イタリア)、プーケット(タイ)、ラシュト(イラン)、ツーソン(アメリカ)、アルバ(イタリア)、ブエナベントゥラ(コロンビア)、コチャバンバ(ボリビア)、ハタイ県(トルコ)、マカオ(中国)、パナマシティ(パナマ)、パラチー(ブラジル)、サンアントニオ(米国)、アフィヨンカラヒサール (トルコ)、アレキパ (ペルー)、ベロオリゾンテ (ブラジル)、ベンディゴ (オーストラリア)、ベルガモ (イタリア)、ハイデラバード (インド)、メリダ (メキシコ)、ヘルマナス (南アフリカ)、ポルトビエホ (エクアドル)、揚州市 (中国)

4.申請の内容


旭川市は、1976 年の旭川デザインシンポジウムを発端に、1987 と88 年には、海外からデザイナーを招聘し国際デザインフォーラム旭川を開催するなど、先進的な海外のデザイン思想を地域に取り入れるための活動を続けてきた。1990 年からは3 年に1 度、国際家具デザインフェア旭川(IFDA)を継続開催し、デザイナーとの国際交流や新しい家具デザインの発掘を通して、技術力、デザイン力に磨きをかけるとともに,2015 年からは、市民にデザインを啓発する取組として旭川デザインウィークを毎年開催しており、2017 年6 月には、当市のこれまでのデザインに対する取組などが評価され、国際インテリ
アアーキテクト/デザイナー団体連合(IFI)と「IFI インテリア宣言」を行った。
デザインの視点で旭川の資源や魅力を見つめ直し、豊かで潤いのある暮らしや想像力豊かな人材育成及び地場産業の新たな魅力と活力の創出に繋がる取組を進めていきたい。

5.今後の予定


デザイン創造都市として、デザインイベントを継続開催するとともにデザイン人材の育成を図る。また、旭川の豊富で多彩な食、文化や自然などの地域資源を横断的に結びつけ総合的に活用しながら、ネットワーク加盟都市との交流を通し、世界に向けて情報発信し、地域を活性化するとともに国連の掲げる持続可能な開発目標にも寄与していく。

6.その他

ユネスコホームページ(新しいウインドウが開きます)

日本ユネスコ国内委員会(新しいウインドウが開きます)

お問い合わせ先

旭川市経済部産業振興課

〒078-8801 旭川市緑が丘東1条3丁目1番6号リサーチセンター2階
電話番号: 0166-65-7047
ファクス番号: 0166-65-7048
メールフォーム
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)