2020年11月30日臨時記者発表(テキスト)

情報発信元 旭川市

最終更新日 2020年11月30日

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第30回旭川市新型コロナウイルス対策本部会議の開催について

本日、第30回目の対策本部会議を開催いたしました。

旭川市の状況についてでありますが、複数のクラスターの発生によって、陽性患者の受入を行っている基幹病院に大きな負荷がかかっており、また、クラスターが発生した2つの病院で外来診療が一時休止されるなど、コロナ以外の患者の方々にも大きな影響が出ている状況にあります。

一刻も早くクラスターを終息させ、市内の医療提供体制の安定的な維持と、市民の皆様が安心して必要な医療を受けられるようにすることが最も重要であると考え、26日に、保健所、医師会と基幹病院で構成する医療対策連絡会の場で、市内の感染状況を確認し、医療機能の維持や病床の確保などについて、私から医療関係者に改めて協力を依頼しました。 また、保健所の機能強化につきましても、クラスターが起きた現場の情報を保健所に集め、医療現場が求める情報をリアルタイムに共有し、円滑な入院調整を進めることができるよう検討した結果、現地と保健所と基幹病院を繋ぐ役割を担う専門家を派遣してもらうため、昨日、私から北海道の中野副知事に要請を行ったところです。

保健所の体制強化について

次に、保健所の体制強化についてでありますが、コロナの感染拡大を食い止めることが、今、本市として最優先で行わなければならない対策であるため、他部局からの応援を含め、コロナウイルス対策に当たっているチームの体制を70名体制と倍増させるとともに、更なる感染拡大があった場合に備え、80名体制に拡充することも考えております。各部局に対しては、全庁を挙げてコロナ対策に当たるよう指示いたしました。

緊急対策の取扱い変更について

次に、国や北海道における取組の見直しなどに伴う、旭川市の緊急対策の取扱い変更についてであります。
この度、国及び北海道の観光支援事業であるGoToトラベル及びどうみん割において、札幌市と大阪市に居住する方がこれらを利用した旅行を控えていただくよう要請されたことを受け、市独自の宿泊応援事業につきましても同様に、両市にお住まいの方に利用をお控えいただくよう、12月2日からホームページ等で周知することといたしました。
また、中心部以外の飲食店への消費喚起を図るため、現在実施している「食べLOVEのWAあさひかわ」飲食店応援チケットについてでありますが、市内における感染拡大を踏まえ、参加店舗に対し、新北海道スタイルの徹底を改めて周知するとともに、市民などの利用者に対しても、飲食の場面において、4人以下での利用や、2時間を超える飲食を控えるなど、ホームページ等により、周知を行い、感染拡大防止に向けた協力をお願いしてまいります。
市民や利用者の皆様、関係団体の皆様におきましては、御理解の上、御協力をよろしくお願いいたします。

おわりに

これから冬になり、気温が下がってまいりますが、適切な換気を行っていただくほか、マスク着用や手洗いの徹底など、基本的な感染防止対策を徹底していただきますよう、市民の皆様には改めてお願いいたします。

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