2020年11月16日臨時記者発表(テキスト)

情報発信元 旭川市

最終更新日 2020年11月16日

ページID 072043

印刷

市内で発生しているクラスター感染の対応について

先ほど、第27回目の対策本部会議を開催したところでありますが、本日、旭川市内で新型コロナウイルスに関連した感染症の患者が6名確認されました。そのうち5名は、11月6日に感染の発生が確認された、吉田病院に関わる方であります。

吉田病院で発生したクラスターによる感染者数は、市外に住んでいる方も含めますと、本日発表時点で61名となっており、感染拡大に歯止めがかかっていない状況に、大変強い危機感を持ち、スピード感を持って対応に当たっています。

旭川市では、国立感染症研究所に専門家の派遣要請を行ってきたところでありますが、本日夜、医師2名が現地対策本部に入っていただくこととなり、万全の体制で、吉田病院における感染拡大が一刻も早く終息するよう取り組んでまいります。
保健所に対しては、国から派遣された専門家としっかりと情報共有を行い、迅速に対応するよう指示したところであります。

また、吉田病院での感染者は基礎疾患がある方や高齢者の方が多いこともあり、受け入れを行っている医療機関や医療スタッフの負担が大きく、現在市内で確保している病床のうち6割程度の使用ではありますが、現場の状況は厳しく、人員の問題で受入が進まなくなる可能性があることから、こうした状況を軽減するため、無症状者や軽症者を受け入れる宿泊療養所の設置について、これまで北海道と協議を行ってきているところですが、先程、改めて、上川総合振興局を通じて北海道に正式に要請したところであります。

おわりに

旭川市といたしましては、市民の皆様が安心して生活できるよう、新たな感染者の発生に備えて万全の準備を整えてまいりますので、不安なことがあれば、旭川市が開設しております24時間対応のコールセンターにご相談いただければと思います。よろしくお願いいたします。

関連記事