2020年7月17日旭川市長臨時記者発表(テキスト)
東京都の感染状況と感染拡大防止対策について
本日、第18回目の対策本部会議を開催しました。
7月15日には、東京都内の新型コロナウイルスの感染状況が、4段階ある警戒レベルのうち最も深刻な表現に引き上げられるとともに、東京都知事から都民に対し、新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条に基づき、不要不急の都外への外出自粛要請がありました。
また、7月22日から開始される予定の「GoToトラベル」事業について、東京発着の旅行は対象外とする方針が国から示されました。
こうした状況を踏まえ、感染が特に拡大していると思われる東京都及びその周辺地域への出張及び私用の旅行について、職員へ自粛を求めることといたしました。
既に予定している出張については、可能な限りWeb会議を活用するなど、感染防止に努めるとともに、職員の私用の旅行については、「新北海道スタイル」に留意し、慎重に行動するとともに、発熱がある場合には旅行を控えること、3密が発生する場所や施設に行かないこと、接触確認アプリを利用することなど、感染拡大防止対策を徹底するよう指示いたしました。
市民や関係団体の皆様に対しましても、東京都及びその周辺地域との往来につきましては、慎重な行動をお願いするとともに、発熱や風邪症状が見られる場合には旅行を控えることや、3密が発生する場所には行かないなど、感染拡大防止を意識した行動をお願いいたします。
22日からGoToトラベル事業が始まり、全国から旅行者の方が本市を訪れることが予想されますが、旅行業者、宿泊業者の皆様につきましては、旅行者に対する検温等の実施や、共用施設の利用に当たって人数制限や時間制限を設けるなど、3密対策を徹底するほか、ガイドラインを遵守し、感染防止に努めていただきますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。
また、旅行者の検温の結果、発熱がある場合などには、週末や休日も含め保健所の指示を仰ぎ、適切な対応を取るようお願いいたします。
国内では、東京都だけではなく、首都圏や関西圏でも感染者数の増加が見られ、また、札幌市においてもすすきのでクラスターが発生するなど、感染者が増加傾向にあります。
本市では、次の緊急対策を視野に入れた検討を進めてまいりますが、市民の皆様におきましても、一人一人の慎重な行動と、感染拡大防止対策の徹底を改めてよろしくお願いいたします。