2020年5月29日旭川市長臨時記者発表（質疑応答）
5月26日臨時記者発表（質疑）
UHB
食べマルシェ等、中止の判断をしたイベントが復活する可能性はありますか。
市長
イベントが様々ありますので、復活する可能性のあるイベントもあります。食べマルシェのような大規模なイベントについては、準備に相当な時間がかかるもので、中止の決定をした時期が、開催に向けて準備を始めるぎりぎりの時期であったので、復活は、ほぼ不可能です。
北海道新聞
緊急事態宣言が解除され、市民の外出が徐々に増えていくことが予想されることを踏まえて質問します。
JR北海道が6月14日から宗谷・石北線の減便を決定しました。
緊急事態宣言の解除後も、予定通り減便するとのことです。
旭川市については利用促進の取組みを進める立場ではありますが、減便となったことに対しての考えを教えてください。
また、JR北海道からの通知はありましたか。
市長
減便を検討している報告と決定の通知は、JR北海道からありました。
旭川市としてもですが、上川・オホーツク・宗谷の各期成会、宗谷本線活性化協議会の4団体の連名で、5月22日に石北線・宗谷線について要望書を提出しました。
重要路線であることから、1日も早く通常ダイヤへの回復をしていただきたいという主旨の要望です。
減便については非常に残念ですが、4・5月の利用者激減、更には6月以降の急激な回復も見込まれないことからの苦渋の判断だったと思います。
夏の観光シーズン、無事コロナウイルスが終息し、観光需要が戻ってくれば、減便した路線の運行を1日も早く再開していただきたいと思っています。
北海道新聞
もりもりパークの入場制限についてです。
1日から再開するとのことですが、入場制限の詳細を教えてください。
市長
開館時間は10時～18時で、今までは1回あたりの利用時間の制限はありませんでしたが、再開後は1回あたり90分といたします。
また、昨年1日最大147名の利用がありましたが、今年は約半数の70名を超える利用者の入場はできなくなります。
最後に、ボールプールや木の砂場等の除菌作業が難しい遊具を当分の間使用禁止とします。
北海道新聞
特別定額給付金について、市民から苦情・要望等はありましたか。
市長
申請から支給まで概ね2週間としていましたが、混み合っており、2週間を越えてしまっています。
それについて、「もう少し早く支給されないのか」という声がありました。
オンライン申請方式については、重複で申請があったり、ダウンロード郵送方式は、申請時に4月27日時点での住民基本台帳と情報が違うなどのトラブルも多い状況です。
重複した申請の場合は、2回目以降の申請を承認しないような仕組みをとっています。
北海道新聞
緊急事態宣言解除の国の基準が、1週間当たり0.5人となっていますが、北海道は約0.7人です。
道内だけで見ると、石狩管内の感染者が増えており、それ以外はいない状況になっていると思います。
それらを踏まえると、緊急事態宣言の解除は時期尚早なのではという意見もありあますが、市長のお考えはどうでしょう。
また、市民に対しての要望をお伝えください。
市長
国の指数に対し、北海道が良い状況でないという中での緊急事態宣言の解除ということで、昨日北海道知事も記者会見を行っていましたが、依然、気を抜ける状況でないということでありました。
社会経済活動が正常化していく中で、再び感染拡大が起こってもおかしくない状況が続いていることを念頭に置かなければいけません。
これから、新しい生活様式を実施した上で、感染予防等を心掛けながら日常生活を取り戻していくことが重要なのかなと思います。
後日、6月1日以降の休業要請施設について、新たな発表が道からあると思いますので、是非1日も早く全ての休業要請施設が再開できるよう望んでいます。
それに向けて感染が止まるよう、引き続き頑張っていかなければいけないと思っています。
TVH
緊急事態宣言解除されましたが、道知事は5月中は札幌市への往来を避けるようにと仰っていました。
札幌市への職員の出張自粛はいつまででしょうか？
市長
基本的には、道からの指示に沿う形で行います。
イベントや人の往来について、札幌・東京の出張についても、指針に沿う形で業務に当たる必要があると思います。
今のところは5月末まで自粛をする予定です。
また、状況が変われば、それによって変更します。
TVH
市民に対してはいかがですか？
市長
基本的に、知事が指示していることについては、市民の皆様にも同様のお願いをしたい。
TVH
旭川の医療機関の状況はいかがですか？
市長
新型コロナウイルス感染症に関連して、医療機関等が逼迫しているという報告は受けておりません。
