2020年5月26日旭川市長臨時記者発表(テキスト)

情報発信元 旭川市

最終更新日 2020年5月26日

ページID 070725

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先ほど、第12回目の対策本部会議を開催し、市民対応、施設再開や緊急対策に向けた準備等について指示いたしました。

緊急事態宣言の解除について

昨日、国による緊急事態宣言は解除されましたが、北海道による休業要請につきましては、クラスターが発生した施設などに対して継続されることとなり、市有施設では、体育館のトレーニング室が対象となります。休業要請が継続される業種の事業者の皆様にとっては、1か月以上に及ぶ休業となり、大変厳しい状況が続いておりますので、国や北海道、本市の支援策について、申請手続などの問合せがあれば、スムーズに活用していただけるよう、丁寧な対応を指示いたしました。

公共施設とイベント等について

屋内公共施設については、昨日から順次再開しておりますが、北海道からは、適切な感染防止対策の実施と、その取組内容を分かりやすく周知することなどが求められていることから、施設再開に当たりましては、市民の皆様が安心して利用できるよう、十分な準備を行うことを改めて指示いたしました。
なお、5月22日の会見で、再開時期を未定としていた「もりもりパーク」につきましては、入場者数の制限をし、定期的な換気や消毒、入場者の体温チェックなどの感染拡大防止の対策を講じる体制が整いましたので、6月1日から再開することといたします。
また、同じく再開時期を未定としていた老人福祉センター等の浴室、近文ふれあいセンターについても、更衣室の換気を徹底することや利用人数の制限を行うことなどの対策を講じるとともに、感染者の発生状況等を勘案しながら、6月9日の再開を目指していきたいと考えております。
多くのお子さんや保護者の皆様、高齢者の皆様に、安心してご利用いただけますよう、しっかりと対策を講じてまいります。

また、イベントについては、国の基本的対処方針が変更され、イベント開催制限の段階的緩和の目安が示されましたので、市主催・共催のイベント等につきましても、方針や目安に沿って開催の可否を判断するよう指示いたしました。

なお、北海道から、6月1日以降の休業要請などの取扱いについて、5月29日を目処に示される予定でありますので、その内容に応じ、施設の取扱い等について、改めて検討いたします。

特別定額給付金について

次に、特別定額給付金についてですが、昨日から順次、市内の各世帯に対し、特別定額給付金の申請書を発送しており、本日から、郵送申請の受付を開始いたしました。

特に高齢者の方などからは、申請書の記載の仕方など、手続に関する問合せが増えることが予想されますが、そうした問合せに丁寧に対応するよう指示いたしました。

なお、3つの密を避けるため、お問い合わせはできるだけ電話を、申請は郵便をご利用いただきますようお願いいたします。

また、市民の皆様からの申請書の送付に当たりましては、記載内容や添付書類に誤りがあると、支給が遅れることがありますので、迅速な支給に向け、提出前に再度ご確認いただきますようお願いいたします。

緊急対策について

最後に、国から、第2次補正予算として、2兆円規模の緊急対策が示されましたので、各部局に対し、引き続き、市民の皆様の声、事業者や業界からの要望を踏まえ、追加で必要となる緊急対策について、しっかりと準備するよう指示いたしました。

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