2020年5月22日旭川市長臨時記者発表(テキスト)

情報発信元 旭川市

最終更新日 2020年5月22日

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先ほど、第11回目の対策本部会議を開催し、本市の公共施設及びイベント等の取扱いについて指示いたしました。

緊急事態宣言と休業要請について

今回、国の緊急事態宣言の解除対象地域に北海道は含まれませんでしたが、本日北海道から、石狩振興局管内以外の地域においては、集会所や展示場のほか、1、000平方メートル以上の美術館や博物館等の施設についても、5月25日から休業要請を解除することが示されました。そのため、旭川市の屋内公共施設につきまして、5月25日から順次、再開することといたします。
ただし、接待を伴うキャバレーやナイトクラブのほか、カラオケ店やライブハウス、スポーツジムなどの感染リスクが高い施設につきましては、休業要請が継続されることから、本市の総合体育館、忠和体育館、武道館のトレーニング室については、引き続き、閉鎖を継続します。

施設の再開に当たっては、「新しい生活様式」の実践例を取り入れ、身体的距離の確保、マスクの着用、消毒液の設置など、感染防止対策の実施と、その内容の市民への分かりやすい周知について、適切に対応してまいります。

市有施設・イベント等の開催について

市有施設につきましては、2月下旬からの一部施設の閉鎖に始まり、4月20日からは原則的に全ての施設を閉鎖したことにより、1か月間以上、市民の皆様の利用を控えていただき、この間、我慢をされてきた方も多くいらっしゃると思います。

市民の皆様にとっては、ようやく様々な活動を行えることとなりますが、利用者の皆様の中には、不安を抱えている方もいると思いますので、感染防止の対策以外においても、しっかりと市民サービスを行ってまいります。

イベント等につきましては、既に9月末までの大規模イベントにつきましては、中止又は延期の方向性を示しておりますが、5月25日以降の中小規模のイベント等につきましては、参加人数や開催場所、開催形態などを十分に考慮し、関係団体などとも具体的な検討を進めた上、適切に実施してまいります。

また、イベントや行事等の実施に当たっては、公共施設の再開と同様、十分な感染防止対策、特に3密の回避を確保する対策を講じ、そうした対策を取っていることを市民の皆様に周知するなど、万全の対応をしてまいります。

おわりに

これまで市民の皆様、民間の事業者の方々も、長期にわたる休業要請などで大変な思いをされたと思いますが、今回の休業要請の解除により、人と人との接触や交流が少しずつ増えてくることが予想されます。

これからは、感染拡大を防止しながら、社会経済活動を回復させていくことが重要となってまいります。本市といたしましても、昨日発表した第2次緊急対策をはじめ、様々な支援をしてまいりますので、市民の皆様、事業者の皆様におかれましても、新しい生活様式を取り入れ、感染予防に努めていただけますようよろしくお願いいたします。

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