2020年5月14日旭川市長臨時記者発表(質疑応答)
5月14日市長臨時記者会見(質疑応答)
北海道新聞
石狩管内とその他の地域で休業要請の要件が分かれましたが、経済支援は依然として必要な状況だと思います。第2次緊急対策の具体的な支援策はありますか。
市長
最終決定しているものはありませんが、休業要請が31日までの業種について、北海道の支援額に上乗せした旭川市独自の支援をしていく予定です。
北海道新聞
休業要請対象外の業種についての支援はありますか。
市長
対象外の業種については、5月16日以降の開業が可能ですので、16日以降を対象とした
補償は考えておりません。
しかし、5月15日まで休業要請が延長されましたので、旭川市独自の支援を検討しています。
北海道新聞
18日以降、段階的な分散登校を始めるとのことですが、給食実施や授業等、具体的な決定事項はありますか
市長
分散登校は、2段階を検討しています。
5月18日から22日までは、週2回の登校で学年ごと分散して登校し、給食の提供は行いません。
2段階目の、5月25日から29日までは、低学年は午前中、高学年は午後と、分かれての登校で、全生徒に給食の提供を行います。中学生も同様です。
順調に分散登校等をやめられる状況であれば、6月1日から学校再開となります。
現時点での計画になりますので、これから状況が変われば、変更等あると思います。
北海道新聞
新小中学生や受験生に対し、指導を手厚くするなどはありますか
市長
分散登校を実施し、現状を把握した上で、対応を進めていきたいと思います。
北海道新聞
今回から手話通訳を実施しての記者発表でしたが、手話通訳に関する基本条例に基づいて実施されたものなのでしょうか?
市長
はい。その通りす。
聴覚が不自由な方への配慮はもちろん、他の皆さまにも手話に触れ、親しんでいただく機会になればと思い実施しました。
議会での質疑もあり、議員の皆さんからも要望があったというのも、理由の一つです。
また、新型コロナウイルスに関する情報を旭川市ホームページやSNSで動画として発信しています。そこでも手話やテロップを加えるなどの取組みを行っており、これからもそのような形で続けていきたいと思います。
NHK
休業要請が緩和されることに関して、旭川市の受け止めを教えてください。
市長
地域経済への影響を考えると、休業要請が緩和され、1日でも早く開業できることは、良いことだと思います。
しかし、新たな感染者が出ては、状況が逆戻りになってしまいます。
昨日、道からも、不要不急の外出や札幌等の市外への往来の自粛要請を継続する発表がありましたので、それを頭におきながら、市民の皆さまにも感染予防対策を徹底した生活を送っていただきたいと思います。
NHK
現在、緊急事態宣言中ですが、旭川市では、今回の自粛要請緩和に対して、一部の事業者については営業を再開するような動きがありますが、このような事業者に対して景気刺激策を考えていますか。
市長
旭川市の第2次緊急対策では、回復期における事業者への支援も考えております。
他の自治体でもクーポンの配布や商店街活動の支援、日常生活に戻った際には、今まで以上の地域経済の盛り上げをバックアップしていく体制をつくっていきます。
NHK
今回の緩和が、そのバックアップの時期と考えますか。
市長
不要不急の外出を呼びかけている中であり、北海道においては国からも緊急事態宣言の対象になっていることから、本格的に支援していく時期は6月以降になります。
朝日新聞
旭山動物園は屋外施設と捉え、開園時期を早めることはありますか。
市長
明日の道の発表以降、動物園側と協議して決定していきます。
朝日新聞
1000平米以下の屋内施設は開館の対象になっていましたが、旭川市内では開館可能の施設はありませんか。
市長
施設の敷地面積にかかわらず、一律で休館とします。
開館している施設と、閉館している施設が混在していると、市民の皆さんが混乱してしまう恐れがありますので、5月末まで一律で休館という対応としました。
北海道新聞
地域経済と感染予防の観点について話されていましたが、16日以降、市長及び市職員が居酒屋等の飲食店へ出入りするのは時期尚早だと思いますか?それとも、利用しても構わないというお考えですか。
市長
感染対策等十分配慮した上で、利用するのは構わないと思います。
北海道新聞
市長ご自身はいかがですか
市長
私もしばらく外食していませんので、行きたいなと思います。
TVH
屋外施設やイベントの休館及び開催の可否については、明日の道の発表を受けて検討を進めていくと言うことですが、旭川市での検討会議はいつごろ行いますか
市長
道の記者発表の時刻が分かりませんので、発表後速やかにということになります。