第6回旭川市景観賞

情報発信元 都市計画課

最終更新日 2016年2月24日

ページID 007575

印刷

第6回旭川市景観賞(平成26年度)

「北彩都」は「きたさいと」と読みます。

景観賞

旭川市市民活動交流センター CoCoDe(ココデ)(旭川市宮前1条3丁目)

旭川市市民活動交流センター CoCoDe

上川線の鉄道開設に伴い、明治32年に旧国鉄の工場として建築され、本市の発展を陰で支えた建物である。長い年月を経たレンガ造りの重厚な外観はそのままに、現代的な機能を付け加えて新しい交流や賑わいの場として蘇らせた。「北彩都あさひかわ」シビックコア地区の歴史を物語るシンボルとして、地域の景観づくりの中心となっている。古い建物を新しい技術で再生した好例であり、市民活動の拠点として長く親しまれることを期待する。

旧岡田邸(旭川市5条通16丁目)

旧岡田邸

市街地の一角にあって、歴史的な雰囲気を今に伝える建物。昭和8年に、当時「見積もりのない建て方」と称されたほど贅を尽くして建築された住宅は和洋折衷の趣ある意匠である。建物の取り壊しが危ぶまれたときに、市民有志による保存活動が展開され、現在は飲食店として再生されている。建物そのものの素晴らしさと、それを次の世代へ残そうという活動が一体となって守られ、育てられている歴史的景観である。

旭川駅(旭川市宮下通8丁目)

旭川駅

全国的にも珍しい、川に隣接した駅である。駅南側にある忠別川のもたらす自然と駅舎による風景や、駅北側の買物公園から北口(西側)へとまっすぐに通りが繋がって見える様子、夜間にライトアップされるホームの特徴的な柱等、旭川に新しい景観をつくり出した。都市的空間と自然空間が駅舎を通じて一体となっている様子は、他に類を見ないものである。今後、「あさひかわ北彩都ガーデン」の完成によりさらなる魅力の向上も期待できる。

景観奨励賞

5・7小路ふらりーと(旭川市5条通7丁目)

5・7小路ふらりーと

昭和の面影を色濃く残した飲食街である。商店街独自で精力的に活性化事業に取り組み、今では観光客も多く立ち寄る小路として活気づいている。都市の日常の中にある、猥雑ともいえる雰囲気を維持して通りの魅力としていることが評価された。今後も大人がふらりと立ち寄れる場所として賑わいづくりが継続されることを期待する。

六花亭旭川豊岡店(旭川市豊岡12条6丁目)

六花亭旭川豊岡店

幹線道路沿いにあって、落ち着いた雰囲気を醸し出している店舗である。駐車場の中央に位置するシンボリックな樹木や、敷地周辺を取り囲む背の高い木など、植栽への工夫が感じられる。その樹木の隙間から見える建物は、控えめな看板も含め洗練された意匠である。店舗建築全体から景観に対する配慮が感じられる好例である。

7条緑道(旭川市7条通5丁目から7条通8丁目)

7条緑道

文化芸術ゾーン整備の一環として行われた改修により、野外彫刻が再配置され、道路のバリアフリー化や老朽化した施設の更新等が行われた。明るく歩きやすくなった通りの周辺では新たな文化や生活の拠点として賑わいを取り戻そうという動きも見られ始めている。今後は情報発信を充実させてさらに親しまれる場所となることが望まれる。

地図

Google マップに移動して表示する(新しいウインドウが開き旭川市のサイトを離れます)。

関連記事

お問い合わせ先

旭川市地域振興部都市計画課地域計画景観担当

〒070-8525 旭川市6条通10丁目 第三庁舎3階
電話番号: 0166-25-9704
ファクス番号: 0166-27-3466
メールフォーム
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)