第1回旭川市都市景観賞

情報発信元 都市計画課

最終更新日 2016年2月24日

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第1回旭川市都市景観賞(平成2年度)

都市景観賞

優佳良織(ゆうからおり)工芸館(旭川市南が丘3丁目)

優佳良織工芸館

市街地を取り囲む小高い丘陵地に位置し、北国の自然と調和するクラシック風デザインの中に現代的技術が凝縮されています。
周囲には広い緑の空地や池、彫刻の配置など気品の中にも温かみを備え、美しさ、豊かさなど訪れる人々に感銘を与えています。

松岡邸(旭川市6条通13丁目)

松岡邸

板壁の木造住宅で日本の伝統的な意匠を現代に残しています。外観は、旭川に現存する歴史的和風住宅の代表となるものです。
建物周囲の板壁も含めて良好に保存されており、付近に歴史的雰囲気を漂わせています。
都市の履歴ともいえる歴史的建造物は、景観上のポイントともなっています。

旭川クラシック・ヒルズ(現 The Sun 蔵人(ザ さんくろうど))(旭川市神楽岡8条1丁目)

旭川クラシック・ヒルズ

市街地にあって撤去される石造倉庫(明治40年代)を移築し、ビアホールとして再生させています。クラフトギャラリー等の複合機能もデザイン的に良く調和しています。
神楽岡公園や周囲の緑地と調和するゆとりの空間を形成しています。駐車場の植栽、看板、照明にも周辺環境に対して質の高い気配りが見られます。

金市舘・タウン開発 旭川駅前ビル(現 藤田観光ワシントンホテル旭川)(旭川市宮下通7丁目)

金市舘・タウン開発 旭川駅前ビル

駅前地区の再開発にあたり、都市ホテルに北国の感覚を融和させ都市の表玄関にふさわしいイメージを創出しています。
屋根並の工夫、ポケット空間の確保など快適な都市空間の形成努力は都心部景観形成に大きく寄与しています。

優良景観認定施設

緑橋通シンボルロード(旭川市宮下通から4条通8・9丁目)

緑橋シンボルロード

街路の改装内容について地元市民を加えた景観検討組織を編成し、快適な歩行者空間創出をテーマに協議しました。
電線類の地中化、歩道の全面ロードヒーティング設置をはじめ、市民の木ナナカマドやブンゲンストーヒ、市民の花ツツジ等を豊かに配置した景観設計は画期的。
植樹帯には旭川生まれの文豪井上靖のナナカマドを謳った文学碑をはじめ、各種施設が民間から寄贈されるなど、まちづくりと景観形成を官民一体で取り組んだ好例といえます。

旭川郷土博物館(現 旭川市彫刻美術館、旧 偕行社)(旭川市春光5条7丁目)

旭川郷土博物館

明治34年から昭和20年まで旭川は旧陸軍第7師団の軍都でした。旧旭川偕行社は、将校達の社交場として利用された建物で、往事の質実剛健の中にも華麗な世界を今日まで静かに伝える旭川最大の歴史的建物です。
市によって昭和43年白亜の建物に改修復元されたその姿は細部にわたる西洋風デザインが美しく、周囲の緑や雪景色とも調和し、旭川の代表的な景観として市民に誇りと愛着をもたらしています。

神楽岡通線(旭川市神楽岡8条1丁目から緑が丘3条4丁目)

神楽岡通線

神楽岡公園から緑が丘ニュータウンまで、約2.8キロメートルにわたり無剪定のプラタナスが連続し、緑豊かな景観を形成しています。
別名「スズカケノキ」のとおり冬には鈴状の実がさがり美しい。
北のまちのゆとりある雰囲気をよく表しています。

花咲大橋(旭川市新富1条1丁目から花咲町5丁目)

花咲大橋

最新の橋梁技術と旭川のデザイン開発、鋳物製造技術が融合し、母なる石狩川にふさわしい100年記念橋が完成しました。
親柱(補足1)、高欄(補足2)、照明、バルコニー等のデザインを工夫し、全体が曲線に包まれた舞台性のある橋となって、広々とした河川景観と調和しています。
夜には、照明灯や親柱の灯りが温かく、バルコニーからの夜景も素晴らしい。

(補足1)親柱とは高欄の一部で、橋の端部にある柱。橋名などが書かれている。

(補足2)高欄とは歩行者の安全のために、橋の側端にある柵状のもの。

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