郷土芸能 雨紛囃子
雨紛囃子(囃子-風流系)
保存会の名称
雨紛囃子保存会
代表者: 会長 原口 貢
主な伝承地
神居町雨紛ほか
設立年月日
昭和21年9月
会員数
42名(平成31年3月末現在)
活動状況
平成30年度の主な活動
6月29日から10月27日: 雨紛子ばやし指導(雨紛小学校) 延べ約100名(小学校授業。囃子と踊りの指導)
7月16日: 神居商工会夏まつりinカムイ(神居中央公園) 10名(「福の種まき」)
7月21日から7月22日: 上川神社例大祭(市内一円、買物公園、上川神社神楽殿) 延べ約35名(市内パレード他)
8月4日: さんろく祭り(買物公園、3・6交差点) 10名
8月5日: 神居東っ子夏まつり(神居住民センター) 12名(「福の種まき」、盆太鼓)
8月31日: 雨紛神社例大祭(雨紛全域、神社境内) 16名
9月16日: 食べマルシェ 郷土芸能発表会(常磐公園) 9名(「雷神」、「うかれ獅子」)
練習状況
6月9日から10月27日まで毎週土曜日、雨紛小学校で練習。
由来と沿革
埼玉県新座市大和田(旧大和田町大和田)に伝わる大和田囃子に由来する。
昭和20年8月8日、終戦間際に東京方面から緊急開拓団23戸が当時の神居村の共栄地区に移住したが、その中に埼玉県大和田で役場の用務員をつとめながら大和田囃子の中心人物として活躍していた高橋剛三郎がいた。
高橋は早速開拓団の子供たちを集めて囃子を手ほどきし、21年9月には雨紛神社の秋の祭典に奉納、雨紛囃子と命名した。この時の構成は、高橋を師匠として10才から14才までの子供7人であった。翌22年8月8日の入植2周年記念式の際には、締太鼓2個を買い入れ、部落会館前に屋台を建てるなど、開拓団をあげて応援にあたった(保存会所蔵資料)。
その後開拓団の中だけで伝承されていたが、後継者不足から雨紛地区住民に伝承を呼びかけ現在に至っている。
大和田囃子は、延暦21年創立に伝えられ、川越城下の祭り囃子と共に大和田宿の祭り囃子として氷川神社の大祭に奉納されてきた。昭和57年1月16日には、新座市民会館でこの大和田囃子と雨紛囃子との交流会がもたれるなど、発祥地との交流も盛んに行われている。
芸能の構成
笛1名、すり鉦1名、宮太鼓1名、締太鼓2名の五人囃子。舞は1名から2名
雨紛囃子は基本的に大和田囃子のお囃子を受け継ぐものであるが、それ以外に雨紛囃子独自に踊りを考案して演目に加えている。
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