旭川市新総合庁舎について(庁舎の特徴)

情報発信元 庁舎建設課

最終更新日 2024年2月1日

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旭川市新総合庁舎

庁舎の特徴 各フロアのご案内 建設の記録
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フロアマップで各階を紹介します。
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新庁舎の建設工事の様子を動画で紹介します。
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紹介リーフレット

庁舎の特徴

ページタイトル

3階キッズスペース
キッズスペース

市民に愛され、親しまれるシンボルとなるよう、障害のある方や子育て世代の方など、様々な立場の方々や関係団体などから意見を伺い、取組を進めてきた新総合庁舎。

車椅子やベビーカーを利用される方にとっても使いやすいように、待合スペースや通路はゆとりをもった設計にしているほか、用途別の多機能トイレ、双子用のベビーカーも乗降可能な扉の幅が広いエレベーターを導入しました。1階と3階にはキッズスペースと授乳室があります。


制振ダンパー
制振ダンパー

震度6強の地震があっても耐えられ、実績も多く、かつ、工期が短く低コストである耐震構造を採用しています。また、地震のエネルギーを吸収し揺れを早く収束する制振ダンパーを一部に設置しました。

災害により電力供給が途絶した場合でも業務が継続できるよう非常用発電機を備え、さらに補助電源として太陽光発電も活用できます。発電や暖房に使う燃料、飲料水やトイレ等の洗浄水として使える雑用水を一定期間分備蓄しており、さらに公共下水道が途絶えても汚水を地下ピットに貯留しておくことができます。
また、浸水による被害を防ぐため、電源設備や冷暖房設備などの主要な設備機器は最上階である9階に配置しています。
速やかに災害対策本部を設置・稼働させ、災害対応を行うための庁舎機能を維持できるよう様々な備えをしており、災害に強い庁舎となっています。

9階 機械室
9階に設置した機械設備

旭川家具
旭川家具

市民が広く利用する1階のレストランやエントランスホール、1~3階の待合スペース、9階の展望フロアなどのほか、 議場や応接室には、旭川が誇る地場産品である旭川家具のイスやテーブルを配置しています。

また、旭川家具は耐久性に優れており、補修することで長く品質を保つことができることから、旧庁舎で使用していた応接セットやベンチなどの旭川家具を補修し、窓口や待合で引き続き使用しています。


市有林材
市有林材

市内の東旭川、江丹別、神居に広がる市有林から樹齢50年以上のカラマツ、トドマツを令和2年の秋から冬にかけて伐採し、工場での製材、乾燥を経て、1階、2階、9階の天井、議場の天井や壁に使用し、木のぬくもりが感じられる庁舎となっています。
議場の屋根を支えるアーチ状の梁は、市有林から伐採したカラマツ材の木質梁で、厚さ約3cmの製材を何層も貼り合わせた強度の高い大断面集成材を取り付けており、地震にも強く、大空間の屋根をしっかりと支えることができます。
SDGsの達成に密接な関係を持つ森林は、計画的に植林、手入れ、伐採を繰り返すことで健全な状態を維持し続けることができます。総面積の50%以上を森林が占め、デザイン性に優れた家具が世界的に評価されている旭川市。木のまち、家具のまちならではの取組です。


省エネモニター
省エネモニター

夜間の涼しい風を室内に取り込み、冷房効果を得る自然通風(ナイトパージ)を採用したほか、地中の熱を冷暖房に利用する地中熱システムや井戸水をトイレの洗浄水等に利用するなど、自然エネルギー・再生可能エネルギーを有効活用しています。
エネルギーの利用状況が確認できる省エネモニターをエントランスホールに設置しているほか、職員の省エネを意識した行動につなげられるよう、自然換気を促すアラート表示機能を執務スペースに設置しています。


外観デザイン資料
外観デザイン案

外観デザインは、公募市民をはじめ、色彩やデザインの専門家といった方々と議論を重ね「旭川の とき に映える庁舎」をコンプセプトとした4つの外観イメージを作成し、更にこの4つの外観イメージについての市民アンケートの結果をふまえて決定しました。
外壁には、建物周囲に作業用足場を設置することなく、内部からの作業で外装を仕上げることができるプレキャストコンクリート板を採用しています。市内の東鷹栖にある工場で製作した、1枚当たり重さ4トンのコンクリート板670枚を1枚ずつタワークレーンで吊り上げながら取り付けました。
周囲の景観に溶け込む外観となるよう、コンクリートの質感を残した自然な色合いとするため、1階から3階の色が濃い部分は、コンクリートに顔料を混ぜて着色し、その表面が乾かないうちに水洗いをする洗い出しという加工をすることで、砂利が表面に浮き出た状態のコンクリート板とし、また、4階から上の色が薄い部分は、着色や表面加工をしていないコンクリート板の表面に塗料を染み込ませて着色しました。

お問い合わせ先

旭川市総務部庁舎建設課

〒070-8525 北海道旭川市7条通9丁目 総合庁舎6階
電話番号: 0166-25-7597
ファクス番号: 0166-24-7833
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午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)