「たんさきといっしょにケプラーへ」
たんさきといっしょにケプラーへ
枝幸町立歌登小学校 1学年 大塚 啓一朗(おおつか けいいちろう)
ぼくは、5さいのとき、テレビでわくせいたんさのドキュメンタリーをみた。はやぶさがたいきけんへとつにゅうするシーンで、ぼくは、ないてしまった。イトカワからがんばってかえってきたのに、もえつきてしまってかわいそうだった。だから、ぼくは、ちきゅうにぶじかえってこられるたんさきをつくりたいとおもった。
そして、ぼくはおとなになった。これから、ぼくは、きょだいなうちゅうせんにのり、ケプラーへちきゅうがいせいめいたいをさがしにいく。うちゅうせんでのぼくのしごとは、たんさきたちをしゅうりすることだ。
ぼくは、スペースシャトルでうちゅうせんにのりこんだ。いっしょにいくのは、わくせいたんさき「はやぶさ3」。スポーツカーみたいにかっこいいローバー。どこまでもとんでいけるドローン。びせいぶつをしらべるロボット。うちゅうせんにはAIがとうさいされている。しょうわくせいがぶつからないように、おおきなたてもついている。
うちゅうせんのなかでしたいことは、たくさんある。アラジンのはなしにでてくる、まほうのじゅうたんごっこをしたい。それに、うちゅうせんのなかのはたけでそだったやさいでピザをつくりたい。
ついに、ケプラーにとうちゃくしたぞ。いまからちょうさをおこなう。カプセルはっしゃ。パラシュートがひらいた。ちゃくりくせいこう。ぼくは、ローバーにのりこんだ。そして、いきおいよくとびだした。ところが、ローバーが、いわにぶつかってふっとんだ。ガラスがわれて、タイヤがパンクしてしまった。よびのローバーをAIがもってきてくれた。こわれたローバーは、うちゅうせんにかいしゅうした。ぼくは、新しいローバーにのりこんだ。こんどは、ゆっくりはしりはじめた。
そして、やまをのぼろうとしたとき、ぼくはせいめいたいをみつけた。もこもこしていて、ふとったネコみたいにかわいかった。ぼくは、そのこを「ペコ」となづけた。ちきゅうにつれてかえろう。それから、ぼくは、うちゅうせんでちきゅうにむけてしゅっぱつした。ぼくは、こわれたローバーをしゅうりした。あるひ、まどのそとをみると、はやぶさ2がいた。ぼくは、こっそりとちきゅうにつれてかえることにした。JAXAのひとは、おこるかな。もういちどうちゅうでかつやくできるようにかいぞうしたい。イオンエンジンのかわりにさいしんがたのちょうこうそくエンジンをつけよう。ペコとぼくは、ともだちになった。ぼくはペコに、にほんごをおしえた。ペコは、ぼくにケプラーごをおしえてくれた。ペコはハンバーガーがだいすきだ。ケプラーのハンバーガーは、ちきゅうのよりおいしい。ちきゅうについたら、ちきゅうのいろんなところをあんないしよう。ペコがケプラーにかえるときには、はやぶさ2とはやぶさ3の2だいをおともに、ぼくも、もういちどうちゅうへぼうけんへいくつもりだ。
とおくにちきゅうがみえてきた。10ねんかかった。ぼくは、うれしくてなみだがでてきた。
「うちゅうって、きれいだね。」
ペコがいった。
とてもたのしいたびだった。