旭川市科学館の考え方・概要
旭川市科学館の考え方・概要
旭川市科学館は、平成17年7月23日に旭川市青少年科学館から名称を変更し、常磐公園から宮前通東(現在の宮前1条3丁目)「北彩都あさひかわシビックコア地区」に移転・新築されました。
館内には科学について楽しく体験して学べる「北国」「地球」「宇宙」をテーマにした展示スペース、実験や研究に利用できる各種実験室・学習室、天体や天文に関する知識を学べるプラネタリウムや天文台があります。そして敷地内には、鳥や昆虫などが観察できる自然観察空間を設け、近隣の神楽岡公園や忠別川河畔林などの豊かな自然に囲まれ、伸び伸びとした空間で自然科学をはじめとするさまざまな科学を学ぶことができます。
また科学館では、多くの人々に対する科学の普及だけではなく、生涯学習の場の提供や人材育成、調査研究などにも取り組んでいます。
名称
旭川市科学館
所在地
旭川市宮前1条3丁目3番32号
建築構造
鉄筋コンクリート造一部プレストレストコンクリート造及び鉄骨造4階建
敷地面積
27,099.65平方メートル
延床面積
5,799.60平方メートル
駐車場
乗用車81台(うち身体障害者用5台)
大型バス6台
愛称、キャラクターなど
愛称
サイパルロゴ
【愛称】
サイパル
サイエンス(科学)とパル(友達)の組み合わせ。「科学仲間」の意味。
科学館の位置する北彩都あさひかわ「彩」のイメージも連想。
【ロゴデザイン】
作者:上田政夫さん(デザイナー)
「サイパル」のロゴデザインのテーマは北の空。北極星を中心に回る北斗七星をモチーフに、黄色の円が北極星で科学の本質と未来を象徴し、北斗七星は仲間が集い科学を学ぶことを表現している。文字はシャープに親しみやすいデザインで、青は無限ともいえる宇宙と科学の可能性。黄色の星たちは楽しく集い輝いている姿を表現している。(作者説明)
キャラクター
コロッ・クル
【愛称】
コロッ・クル
【意味】
アイヌの伝承に登場するコロポックルからネーミング。
【デザイン】
作者:矢筈野義之さん(デザイナー)
地球上初めての生命「単細胞」が集まる様子をモチーフに、宇宙的な生物アメーバを表現。その中に、古くから欧米では「森の守り神」として敬愛されたフクロウを組み合わせ、架空のキャラクターとした。(作者説明)