「神楽まちづくり推進協議会」会議録(令和8年度第2回)
| 日時 |
令和8年7月21日(火曜日) |
|---|---|
| 場所 | 旭川市神楽公民館「講座室」 |
| 出席者 |
委員12名(正副会長以外は五十音順) 佐藤会長、戸屋副会長、大村委員、岡崎委員、須藤委員、坂東委員、壹ツ石委員、深堀委員、増田委員、松本委員、村井委員、鷲田委員 |
| 会議の公開・非公開 | 公開 |
| 傍聴者の数 | なし |
| 会議資料 | 次第(PDF形式 46キロバイト) 資料1 旭川医科大学医学部看護学科 地域包括ケア実習 健康セミナー「げんき種 2026 in 神楽」の開催報告(PDF形式 4,097キロバイト) 資料2 令和8年度神楽まちづくり推進協議会委員 実行委員会所属(案)(PDF形式 34キロバイト) |
※ 本文では「神楽まちづくり推進協議会」を「神楽まち協」と表記する。
1 開会
開会し、事務局から欠席委員の報告及び配付資料の確認を行った。
なお、議事に入る前に、前回欠席した委員二名から、それぞれ自己紹介を行った。
2 議事
(1)神楽地域のまちづくりの検討と推進について
ア 旭川医科大学医学部看護学科主催「健康セミナーげんき種」の開催報告について
イ 今年度の取組事業について
「高齢者の居場所づくり事業(歌サロン)」及び「子どもの居場所づくり事業(学習支援)」の両事業について、両事業の実行委員会会長を務める岡崎委員から、進捗状況の報告があった。
次に、「神楽地区エコな地域づくり事業」(制服譲渡会)に関連して、市教育委員会が今年度試行している「子ども未来リユースバンク事業」について、担当の学務課から事業の概要説明を行った。
各委員の主な発言概要は、次のとおり。
(会長)今年度試行ということもあり、周知期間が短かったこと、卒業前にアナウンスできなかったことが、制服回収率に影響すると思う。また、子ども未来リユースバンク事業では回収の対象外としている高校生の制服について、市の回収ボックスに入っていた場合は、神楽地区エコな地域づくり実行委員会に提供していただけるよう協議していきたい。
昨年度の神楽地区制服譲渡会では、3分の1くらいはクリーニングされた状態で譲り受けたものが多く、制服の着用が学校行事やテスト期間のみとなっている中学校の制服は、きれいな状態で譲渡されるものが多かった。
(委員)夏の熱中症対策等により、神楽中学校では現在ジャージ登校が認められている。
続いて、事務局から、資料2により、委員への事前調査に基づき作成した、実行委員会所属(案)について説明を行い、案のとおりとすることが確認された。
ウ 地域の課題について
(委員)なんと言っても、町内会役員のなり手不足。従来であれば役員を退いている年齢であっても、町内会長を抜け出すことができない。今は若い人が町内会の必要性を感じておらず、寂しく思う。町内会の存続危機であり、町内会解散の話が出たこともあるが、もうちょっと、もうちょっとで何とか継続している状態。町内会費をいただいて運営している以上、会計の責任もある訳だが、年齢的にある日突然、今の役職を務められなくなってしまった場合、どうなってしまうのだろうか、誰が責任を取るのだろうかと不安に思う。
行政の方も大変だとは思うが、町内会が解散したとしても、町内会の助けなしで住民が生活できるよう、市の方で考えていただけないかなと深刻に考えている。
(委員)私の市民委員会地区では休会している町内会がある。町内会などの役員については、どこの地区でも同じ課題を持っていると思う。
神楽まち協事業の制服譲渡会については、今年度中学校を卒業する子がいる地域住民に周知協力できる。今までも、把握している家庭に声をかけ、制服を回収ボックスに入れてもらったことがある。制服を着る機会が減っていると聞くので、もっと安くならないのだろうかと思う。また、制服だけではなくジャージ等一式揃えると保護者の負担は大きいと考える。
(委員)地区社協として催し物を行いたいときに、神楽岡地区での開催だと神楽岡地区センターに限られるが、毎週決まったクラブなどの使用が既に決まっているため、推進する事業があっても場所の確保が難しく困っている。
また、なり手不足問題はどこでも抱えている問題だと思う。これは無償のボランティアに頼らず、最低賃金以上は支払う有償にすることで、状況も変わるのではないかと考える。
(会長)神楽岡地区センターは、特に夜間が年間通して埋まっている状況。また、高野会館が閉館したことに伴い、神楽岡地区センターを利用する高齢者や団体が増えている。平日に会議をする場所の確保も難しくなっており、神楽岡地区で他に会議や活動ができる場所となると、神楽岡五区中央町内会館、神楽岡八区町内会館が考えられる。
(委員)歌サロンと学習支援は、今後も続けていくべき事業だと思うが、歌サロンは平成30年の事業開始以降、ずっと参加費無料としており、今後も継続実施するためには資金面の見直しが課題と考えている。なお、今回新たに歌サロンの実行委員会となった委員には、次回8月20日(木曜日)の歌サロン以降、実行委員として参加をお願いしたい。
(委員)消防団は、年に1回旭川市消防団消防訓練大会という、規律を合わせた行進や放水訓練を行い、各分団の順位を付ける大会がある。現在、神楽地区の第12分団は概ね20名おり、うち3名が女性。消防団と聞くと男性というイメージがあるが、有事の際は女性団員も現場に行く。市全体として今後も団員を募集している。
(委員)地域住民から話を聞くと、多世代交流を求める声が出ている。世代ごとのサークルや事業とは別に、小さい子どもから高齢者まで一緒に集える多世代イベントを、新たに考えられたらいいなと思う。子どもから高齢者が一緒にできることで言うと、椅子に座りながらできるスポーツなど、年齢を問わずみんなで楽しめるものをいくつか行うイベントがあるといいのかなと思う。
(委員)中学校でずっと子ども達を見ていて思う課題として、コロナ禍以降、人との繋がり、コミュニケーション力が非常に弱くなっているなと感じる。現在の中学1年生は、小学1年生からの約4年間、行事が中止や縮小されたり、黙食で給食を食べなければならない状況だったこと。活動が制限されて、子ども達同士の交流や話し合う機会が遮られたことにより「人との繋がり、コミュニケーションはとても大事なことだよ」という部分を、子どもたちが知り得られない時期があった。神楽中学校では3年前から、コミュニケーション力を高めよう、コロナ禍を取り戻そうと、全学年で体育館に集まって小グループを作り、ゲームをしたり交流する取組みを行っている。しかし、毎年子ども達に行っているアンケートで、「社会や地域をより良くするために行動しようとする意欲」という項目が、低い結果となっている。これは、地域との関わりが段々薄れてきていることも影響しているのではと思う。
今年度から、北海道教育委員会の「快適で温かみのある学校づくり支援実証研究」指定校のうちの一校に選ばれ、子ども達が自分から意見を出し合い、温かみのある学校づくり、まちづくりをしていこうという取組を始めている。もし今後、生徒から地域のボランティア活動をしたいなどの意見が出たときには、ぜひ地域の方も一緒に参加協力をお願いしたい。子ども達の自己有用感に繋がり、地域を愛する子ども達に育っていくのかなと考えている。地域のイベントは学校にも教えてほしいし、子ども達から地域でこんなことがしたいという意見が出たときには、相談させていただきたいと思っている。
(会長)地域でイベントを企画、運営をしている立場から見ていると、夏休みのラジオ体操など、小学生は参加していても、中学生になると来なくなる子どもが多い。小学校のグラウンドで開催している地域のお祭りも、中学生、高校生の参加が少ないので、中学校のグラウンドを会場にしてみてはとも思う。また、お祭りのプログラムも主に参加が多い小学生を対象とした内容のため、中学生にとっては少しつまらないと感じたり、思春期で行くのが恥ずかしいということもあるのだと思う。中学生以上の参加を促すには、参加するだけではなく運営にも関わってもらう形を取っていかないと、参加する魅力がないのかなと、中学校の実態を聞きながら思った。
(委員)学校と地域との関わりで言うと、数年前から中学生と市民委員会や地域住民が一緒となり、通学路の草刈り活動を行っている。その中で、大人が中学生に鍬の使い方を教えたりしている。また、中学校の野球部が、地域の高齢者世帯の除雪ボランティアをやってくれている。
(委員)民生委員をしていて地域の方の声を聞く中で、一人暮らしの100歳の高齢者から困っていることとして挙げられたのが、活動場所へ行きたくても移動手段がないことである。バス停まで徒歩で行くにも距離があり、毎回タクシーを使うとお金がかかってしまう。今は一緒に行く人の車に乗せてもらったりしているとのこと。事務局から報告のあった「健康セミナーげんき種」は高齢者がとても楽しく参加しているように感じ、来年度も実施されるならぜひ地域の方に勧めたいと思うが、神楽岡地区からだと、神楽公民館まで行くのも大変な人もいる。歌サロンも同じく、行きたいと思っているけど交通手段がなく参加を断念している人もいると思う。お金がかかることなのでタクシーやバスでの送迎は難しいかもしれないが、高齢者が行きたいな、参加したいな、と思う活動に行ける仕組みを考えていけたらいいなと思う。
(委員)今の参考意見で、老人クラブでパークゴルフをする際、近隣の人を一緒に車に乗せて行くときは、同乗する人から200円もらうことにしている。目的地が同じ場合、車に乗せて欲しい人とのマッチングができるような仕組みがあるといいのではないか。
自分の町内会でもまだ顔がわからない人もいるので、まずは向こう三軒両隣、そこから繋がりを大事にしていくことで、波紋を広げられるのではないかと思う。
(委員)主任児童委員をしているため、赤ちゃんが生まれた家庭に「うぶごえへの贈りもの」を訪問して手渡ししているが、いきなり訪問してもほとんど出てもらえないため、まずは電話をしている。電話をかけても留守電になることが多いが、主任児童委員であることのメッセージを入れると、途中から電話に出てくれたり、かけ直してくれることがある。
また、防火クラブの活動で75歳以上の家庭を訪問しているが、最初は不審がられることがある。しかし、安心できる人とわかれば、むしろ高齢者から話が止まらなくなり、誰かと話しをしたいと思っている高齢者が多いのかなと感じる。
こども食堂(現在は神楽まち協事業から独立)は、子どもだけではなく誰でも参加できる事業のため、月に1回、人と一緒に食事をすることを楽しみにしている高齢者も多くいる。コロナ禍の人数制限を機に、現在は子どもと高齢者を二部屋に分けて食事をしているが、多世代交流の面からも、今後はまた以前のように皆が一緒の部屋で食事ができたらいいなと思う。
(副会長)昨年度の制服譲渡会は45組来場したが、最後に来た何組かは選べる制服がほぼない状態だった。それだけニーズがある分、次につなげる制服をもっと集められるよう、まち協委員全体で地域への声掛け含め協力をお願いしたい。より多くの制服を集めて、譲渡会に来てくれる子ども達に選ばせてあげたいと思う。
(会長)昨年度は、神楽中学校と緑が丘中学校の集まった制服は全て引き取り手がいた。子どもの成長に伴い、1年生のときに買った制服を回収ボックスに入れ、譲渡会で新たに大きいサイズの制服を譲り受けるという方もいた。
(委員)地域住民への声掛けにより回収率を上げる努力をしたいと思うが、部活の先輩後輩間で先に譲る約束をしていることもある。
(会長)制服を着る機会が減っていることを考えると、今後制服の必要性はあるのだろうかとも思うが、毎日私服の方がお金がかかるとの話も聞く。
(委員)セレモニーでの服装を学ぶためにも、制服の必要性はあると思う。
(会長)地域の課題として、町内会、民生委員児童委員、地区社協、市民委員会いずれもなり手不足であることが挙げられた。また、若い世代は町内会の必要性を感じない方も多く、町内の付き合いが減っていっている。新しく建つ家は表札がないことが多く、町内会の説明をするためにインターホンを鳴らしても出てもらえず、ポストに手紙を入れても返信がないことが多い。ゴミステーションや防犯灯の維持管理についての説明ができない状況。町内会加入者が減少している中で、今まで通り街路灯の電気代を町内会が半分負担していくことは厳しいと考える。
防犯の観点から、子ども達は学校や家庭から、「知らない人に話しかけられても相手にしてはいけない。ついて行かない。」と聞かされていると思う。けれども、私は交通安全指導員として日々交差点に立って子ども達を見守り、運営しているこども食堂でも子ども達と関わっていると、そのうち顔を覚えて挨拶をしてくれている。
地域住民間の交流がどんどん希薄化し対面する機会がなくなると、子どもの見守り、高齢者の見守り事業にも影響が出てくることは、神楽地区だけではなく、全市、全国的な問題だと思う。一人で生活を続けていくことは難しい場面も出てくることから、町内の見守り、地域の協力の必要性を、周知していく必要があると考える。人との交流の機会を増やしていける地域にしていきたいと考える。
3 閉会
次回は、9月15日(火曜日)午後6時から、旭川市神楽公民館「講座室」で開催することを確認して、閉会。









次第(PDF形式 46キロバイト) 
