「神楽まちづくり推進協議会」会議録(令和7年度第3回)

情報発信元 神楽支所

最終更新日 2025年12月1日

ページID 082959

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会議概要
日時

令和7年11月18日(火曜日)
午後6時30分から午後8時15分まで

場所 旭川市神楽公民館「講座室」
出席者

委員10名(正副会長以外は五十音順)

佐藤会長、中條副会長、青野委員、淺野委員、大村委員、小野塚委員、辻並委員、戸屋委員、 宮嶋委員、吉本委員

(欠席者、阿部委員、神田委員、神原委員、須藤委員、 宝田委員)

市側出席職員

神楽支所:木村支所長、坂本副支所長、田中市民係主査

神楽公民館:村上館長

会議の公開・非公開 公開
傍聴者の数 なし
会議資料 次第(PDF形式 59キロバイト)
資料1_各事業の継続に関する意見等について(PDF形式 183キロバイト)
資料2_事業全般、まち協に関する意見等について(PDF形式 99キロバイト)

※ 本文では「神楽まちづくり推進協議会」を「神楽まち協」と表記する。

1 開会

開会し、事務局から欠席者の報告及び配付資料の確認を行った。
また、新任委員の所属可能な実行委員会を確認した。

2 議事

(1)神楽地域のまちづくりの検討と推進について

ア 今年度の取組事業について

「高齢者の居場所づくり事業」、「子どもの居場所づくり事業」、「エコな地域づくり事業」、「神楽まち協広報誌発行事業」の各実行委員会会長から進捗状況の報告があった。
また「高齢者の居場所づくり事業」、「子どもの居場所づくり事業」の実行委員会会長が神楽まち協委員を退任する旨の報告があったが、実行委員会委員については直ぐには退任せず、継続する意向であるとの報告があった。

各委員の主な発言概要については、次のとおり。

(委員)高齢者の居場所づくり事業は、神楽地域以外からも人気があり、最近は50名程度参加しているが、神楽地域にはまだ家の中に閉じこもっている高齢者が結構いると思うので、そのような人たちを誘うことが課題だと思う。
(委員)子どもの居場所づくり事業は、元教師の方が先生役で毎週参加しており、参加者には高校生もいるが、最近はインフルエンザの流行などもあり参加者が少ない状況が続いている。現在ボランティアで参加している旭川医大の学生は実習が始まると参加できなくなる。見守り役の実行委員があと2、3人参加してくれたら、ローテーションがうまく回り今後の事業継続も可能だと思う。
(会長)エコな地域づくり事業は、9月9日に開催した実行委員会で、11月30日に神楽岡地区センターで制服等譲渡会の開催を決定した。周知方法としては各市民委員会に制服回収と譲渡会開催の案内チラシの回覧を依頼している。神楽中学校、緑が丘中学校には全生徒にチラシの配布を依頼した。また、高校合格発表の日程に合わせて、来年2月から高校制服展示会を神楽岡地区センター1階サロンで実施する予定であり、改めて案内チラシを対象者に配布する予定。
広報誌発行事業は、年1回発行分の予算措置のため、各事業が概ね終了する3月下旬に発行予定であることから、2月上旬に編集委員会を開催し紙面構成等を検討後、3月上旬には印刷発注をするスケジュールで考えている。

イ 取組事業の今後について

前回会議後に各委員から提出された、現事業の継続可否に関する意見等を集約した資料1について事務局から説明した後、資料に基づき各事業ごとに、各委員から意見を発言してもらい、実行委員会会長の意見や意向も確認し、次年度現事業を継続すべきか意見交換を行った結果、「高齢者の居場所づくり事業」、「子どもの居場所づくり事業」、「広報誌発行事業」の3事業については継続実施とし、次年度委員に課題も含めて引き継ぐこととした。また、「エコな地域づくり事業」は11月30日に開催する制服等譲渡会の回収状況等を考慮したうえで継続の可否を決定することとした。
資料2の事業全般に関する意見については、引継ぎが可能な部分は新委員へ引き継ぎ、まち協に対する意見等は事務局で今後の事務の参考にすることとした。

各委員の主な発言概要については、次のとおり。

(高齢者の居場所づくり事業に関する発言)
(会長)高額ではなく負担にならない程度で参加料等を徴収することで、補助金の支出額を軽減できるのではないかと思う。
(委員)お茶などを準備し茶話会のように喉を潤し交流することで、参加者同士つながりができると思う。また、参加者にも事業の役割を与えることで、実行委員の負担を軽減できると思う。
(委員)以前参加したときに男性も結構参加しており生き生きしていた。声を出してみんなで歌うことは認知症予防も含めた居場所づくりだと思うし、介護予防にも大事なことだと思う。
(委員)神楽地域の高齢者は、まだ家に閉じこもっている人が結構いるので、誘い方次第で参加者は増えると思う。神楽地域の事業なので今以上に神楽地域の参加者が増えた場合、神楽地域以外の参加者はお断りすることもあるかと思う。広報活動については実行委員も含めみんなで協力して呼びかけるとよいと思う。
資金面については最初から有料ありきではなく、今後新たな事業を検討する際に収支計画等の検討時に金銭的な検討が必要になれば、歌集代として100円を徴収するなど検討することはよいと思う。
実行委員会会長としては、今後の継続は新体制次第だが、非常に人気のある事業で生ピアノの演奏で歌うことはとても楽しく、会場では参加者から色々な相談も受けコミュニケーションも図れるし、民児協や行政などからのお知らせもできて一石二鳥どころではないと思うので、この事業は続けた方がよいと思うし、この事業は手伝う人はたくさんいると思う。

(子どもの居場所づくり事業に関する発言)
(副会長)参加人数が少ないということで、市民委員会や町内会を通じて年に数回案内チラシを回覧し周知するのはどうか、事業の存在自体を知らない住民も多いと思う。
(会長)経済状況が厳しい中、無償の学習支援、特に宿題などを教師役がフォローして勉強に遅れをとらないような取組は大事だと思う。また、これまでの学習支援に参加した子どもや、保護者がどのような評価をしているのか確認する方法があれば、その評価次第で取組内容の見直しも必要かと思う。
(委員)楽しく基礎学力をつけることができればよいと思う。例えば漢字がどれくらい書けるかとか、学校ではできない遊び感覚で学ぶことができたらと思う、また月に1回でもよいので、人生ゲームをして、お金のやりとりとか身近なことを学べるとよいと思う。家庭ではできないことを学習支援で体験させてあげたいと思う。
(委員)夫が教師役で参加しており、夫にとっての居場所づくりなのだと感謝している。
(委員)旭川医大の学生はボランティアなので計画的な参加は難しく、授業で派遣される学生もあてにはできない。ゲーム感覚で学習するという点では、四字熟語かるたなどをすることが結構あるが、人生ゲームは時間が長いので年に何回かゲームの日を設定するのもよいと思う。参加者を増やすという点では、新1年生入学時に大々的にPRをしたら増えるとは思うが、問題は子どもが多くなると担当する実行委員の見守り役の負担が大きくなるので月1回程度の負担であれば、より積極的に参加者を増やせると思う。
新たに別の事業を実施することになり、この事業を継続しない場合は児童センターと連携し、児童センターで勉強ができるようにするなど検討してもよいと思う。
(委員)今の子どもたちを見ていて思うことは、みんなで遊ぶ機会があまりなくて、集まってもスマホゲームで一人ずつ遊んでいる子どもが多く、ボードゲームなどを遊ぶ中で人との関わり方、コミュニケーション能力などを身につける機会ができればよいと思うし、必要なことだと思う。
(委員)神楽小学校と神楽岡小学校は、同じ神楽中学校に入学するので、今後の仲間づくりなどを考えると両校の児童が集まりみんなで何かを作るとか、遊びでも勉強でもよいが目的意識をもって実行していくことが大人の関わり方だと思う。
(委員)例えば遊びであれば、小学校高学年、中学生、高校生などは、弟や妹の面倒をみるかのように遊んであげることができると思う。若い地域の担い手として、そのような関わり方を教える意味でも、リーダーになって一緒に遊んであげませんかという投げかけはできると思う。
(委員)実行委員会会長としては、今後の事業を実施してほしい気持ちもあるが、この事業を継続してほしいとも思うので、広報などでうまくPRをしてほしい。

(エコな地域づくり事業に関する発言)
(委員)昨年、譲渡会に参加して回収した制服が思っていたよりも少ないと思った。チラシだけではなく直接友人や知人に声かけをお願いするのも一つの手段だと思う。また制服事業者のリサイクル事業開始の影響により、今後は今以上に回収できる制服数が減るのではないかという心配がある。
(副会長)市場の状況を確認したうえで、事業の継続を見極めていかなければならないと思う。
(委員)制服事業者は買い取り後、リフォームをして新品よりも安く販売するという取組を今年3月から開始しているので、今後の事業継続は今月末の譲渡会で見極めながら検討した方がよいと思う。
(会長)現状では制服事業者の影響が不明のため継続した方が良いか今判断するのは難しい。もし継続の場合は、受益者負担を検討しなければいけないと思う。実行委員会会長としては今月30日の制服等譲渡会を実施してから判断せざるを得ない。

(広報誌発行事業に関する発言)
(委員)周知することはよいが、民生委員児童委員協議会や社会福祉協議会でも同じような記事があるので、子どもたちが神楽地域に興味をもってもらえるように、子ども達の不満や、どんなまちにしたいのかなど、子どもたちに記者になってもらい記事を作成するとよいと思う。
(委員)取組結果だけの記事ではなく、これから実施する取組に参加したくなるような広報になるとよいと思う。
(委員)若い人は2次元コードで記事を見たりするので、近隣のスーパーなどに掲示してもらうとよいと思う。
(委員)まち協の活動が多くの人の目に触れることはよいことだと思うので、広報活動は継続するべきだと思う。
(会長)地域住民に活動報告をする必要があるということで、現在、紙媒体で発行しており、市ホームページ上でも閲覧可能であるが、まだまだ周知が必要であり次年度も継続するなら、周知方法や記事内容について工夫が必要だと思う。また、自分の地域の市民委員会では、まち協は市民委員会とは違う活動を行っているので、その活動への参加や協力を呼びかけるような場面では、まち協広報誌があると協力しやすいという話も聞いており、実行委員会会長としては次年度委員にこの事業の継続をお願いしたいと思う。

(事業全般に関する発言)
(副会長)実行委員会のメンバーは特定の委員だけが負担とならないよう、バランスよく役割を分担するとよいと思う。
(委員)各事業の具体的な活動を知るため、委員同士お互い交流するような機会があるとよいと思う。

(まち協に関する発言)
(委員)実行委員会に所属したら、必ず事業に出席してもらい、事業が改善するよう意見などを出してほしいと思う。また、まち協委員は団体の長でなければならないわけではないので、例えば高校生でもまちづくりに興味があれば誘ってもよいと思うし、本当に興味のある人が委員になればいろいろなアイデアが出てくると思う。忙しい団体の長に出てもらうよりは、まちづくりをやりたいと思う人を集めた方が協議会としては面白くなり、まちも良くなっていくと思う。所属団体の長にはアドバイザーとして意見をもらう形がよいと思う。

ウ その他

市の2部局から報告依頼があった件について神楽支所長から報告を行った。
・「旭川市地域自治推進ビジョン」の改訂等についての経過報告及び各種アンケート調査への協力に対するお礼(地域活動推進課)
・「地域集会施設の活用に関する実施計画(改訂案)」に対する意見提出手続等に関する書類の送付(公共施設マネジメント課)

3 閉会

次回は1月20日(火曜日)午後6時30分から、神楽公民館「講座室」で開催することを確認して、閉会。

お問い合わせ先

旭川市市民生活部神楽支所

〒070-8003 旭川市神楽3条6丁目 神楽市民交流センター内
電話番号: 0166-61-6191
ファクス番号: 0166-61-8293
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受付時間:
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