「神楽まちづくり推進協議会」会議録(令和5年度第4回)

情報発信元 神楽支所

最終更新日 2024年1月30日

ページID 078951

印刷

会議概要
日時

令和6年1月16日(火曜日)
午後6時30分から午後8時10分まで

場所 旭川市神楽公民館「講座室」
出席者

委員10名(正副会長以外は五十音順)
佐藤(郁)会長、中條副会長、上林委員、河端委員、荘司委員、城委員、辻並委員、深堀委員、宮嶋委員、守田委員
(欠席者:伊林委員、大屋委員、佐藤(英)委員、渡部委員)

市側出席職員
神楽支所:林市民生活部長、池田支所長、坂本副支所長、田中市民係主査

神楽公民館:村上館長

公民館事業課:川瀬係長

地域活動推進課:小松主幹、谷口課長補佐

会議の公開・非公開   公開
傍聴者の数   なし
会議資料 次第(PDF形式 34キロバイト)
資料1 組織の在り方に関するご意見の聞き取り(PDF形式 92キロバイト)
資料2 地域運営組織(総務省資料)(PDF形式 1,634キロバイト)
資料3 まち協の現状と将来像の検討(PDF形式 196キロバイト)
資料4 神楽まちづくり推進プログラム(改訂案)(PDF形式 180キロバイト)
資料5 神楽まちづくり推進プログラムの見直し案について(新旧対照表)(PDF形式 153キロバイト)
資料6 プログラム見直し調査票(PDF形式 48キロバイト)
資料7 取組事業の今後について(PDF形式 148キロバイト)

※ 本文では「神楽まちづくり推進協議会」を「神楽まち協」と表記する。

1 開会

開会し、事務局から欠席者の報告、配付資料の確認を行った。

2 議事

(1)地域まちづくりの組織の在り方について

事務局から資料1~3に基づき説明を行った後、意見等の確認を行った。
また、今後意見を出す場合は、意見提出票を担当課に提出することを確認した。
各委員の主な発言概要は、次のとおり。
(委員)地域組織のトップが地域の必要なことを考えて話し合うというのは理想的だと思う。そこに若い方も仲間に入れていきたいが、現実としては、仕事の都合などもあり、若い人の参加は難しい状態だと思う。
神楽まち協から発展してうまくいっているものとして、子ども食堂がある。自主運営なのでやりたい人が自分達で考えて、やりたいように続けていることが将来像として、ひとつの良い形ではないかと思う。やりたい人を、うまく仲間に引き入れていけば、地域活動としても活発になると思う。
(市民生活部長)まち協を設置した当初は、今見直しを進めようとしている姿だった。その後、位置付けを懇談会として市が設置する組織ということを明確にしたが、分かりやすく言うと、当初の形に戻したいということ。町内会や市民委員会など色々な組織は、それぞれ目的があり、自由に活動している。本来のまち協も、それぞれの考えに基づき、自由に活動してよい組織だと考えている。
位置付けを変えて、設置当初のまち協のようになる、というように考えるのがイメージしやすいと思う。市はバックアップをするし、市の職員は事務局ではなく、同じ立場で一緒に活動していくという形が本当は望ましい。
先ほど、子ども食堂の話でもあったように、やりたい人が、やりたいようにするということだったが、皆さんで自由にやれるような組織を、市と一緒に作ってほしいと思う。
疑問や不安を聞き出して、解決する方法を見つけていくというのが今の考えで、市の業務を地域に押しつける訳ではないということを御理解いただきたい。
(会長)経費の問題はどうか、報酬、会議案内、市の予算を使う以上、事業報告や、会計監査が必要になる中で、事務局運営について、委員だけで業務をこなせるのかという問題も大きい。役員の担い手不足の中で、総務や事務局の業務が、一番時間が必要となる。そのような意見を出し切った上で、再度、市から御説明をいただくということでよいか。
(市民生活部長)今の話はもっともで、お金の話なども踏まえ制度設計していく必要がある。
地域によって温度差もあり、地域ごとに選択肢を増やした方がよいのか考えている。災害など万が一の時を考えた、地域の絆などを大事にした制度設計を詰めていきたい。

(2)神楽地域のまちづくりの検討と推進について

ア 神楽まちづく推進プログラムの見直しについて

事務局から資料4~資料6に基づき、神楽まちづくり推進プログラムに関し、事務局段階で作成した改訂案の主な見直し箇所とその理由について説明した後、今回は資料を持ち帰って精査し、さらに修正が必要であれば資料6の「調査票」に記入して、2月6日(火曜日)までに提出することを確認した。

イ 取組事業の今後について

現在取り組んでいる4つの事業(高齢者の居場所づくり、子どもの居場所づくり、エコな地域づくり、広報誌発行)に関し、これまでの意見を踏まえ、今後も継続実施していくことを前提に「自主運営、他団体との連携や引き継ぎの可能性」「継続のための組織強化」「活動資金の課題」について、委員間で意見交換を行った。
その結果、今回確認した各事項については、「次年度委員への引継ぎ事項」として文書にまとめ、次回の会議において改めて確認することとした。
各委員等の主な発言概要は、次のとおり。

(会長)広報誌については、まち協の存在や役割を周知することが目的であることから、市の補助金で、まち協で実施することが最も適切な事業形態だと考えている。
エコについては、クリーニング事業者との連携について協議したが、うまくいかなかった経緯があり他団体との連携は難しい。資金面については将来的にクリーニング代程度の負担をしてもらうことも必要だとは思うが、当面は補助金での運営とし、次年度からの自主運営は難しいと考えている。
次に、「高齢者の居場所づくり事業(歌サロン)」「子どもの居場所づくり事業(学習支援)」の自主運営、他団体との連携、他団体への引き継ぎの可能性について、実行委員会の代表に伺います。
(委員)歌サロンは、安否確認にもなりますし、外出することで健康増進になり仲間との交流もでき、現在も多くの参加者がいる。料金の設定をするとなると、経済的なこともあり、来なくなる方もいると思う。そういった方こそ参加してほしいと思う。補助金で事業を継続していくことが望ましいと思う。
学習支援は、旭川医大と連携しておりボランティアの学生も増えているので、参加者を増やして継続できればよいと思う。
(会長)学習支援で先生役の学生には、交通費程度の支払いはしているか。
(委員)交通費程度の2千円を支払いしている。
(会長)学習支援については、保護者から受益者負担という形で、金額を徴収することは難しいか。

(委員)難しいと思う。
(会長)今後も市の補助金で運営していくということか。
(委員)料金を設定すると、生徒は参加しなくなると思う。
(会長)歌サロンについてはどうか。
(委員)歌サロンで料金を徴収すると、参加できなくなる人が出てくると思う。補助金を使える限りは、当面補助金運営で継続していきたいと思う。
(委員)学習支援は、子どもの学力向上なども関係するので継続してほしい。エコ事業は、学生服は価格が高く、経済的に購入が難しい人もいるので必要な事業だと思う。広報誌については、広く神楽地区に、まち協の事業などを周知するため必要だと思う。ただ、歌サロンは趣味を楽しむ性格が大きく、補助金で全てまかなわなくても、参加料を設定してピアノ講師の報酬に充てるなどの運用をしていけば自主運営も可能だと思う。
(会長)現在実施の4事業については、中止することなく、当面継続していくことでよいか。
(各委員)了承。
(会長)次年度の新委員の皆様には、事業の内容などが分かるように引き継ぐこととし、活動資金は市の補助金を活用していくが、将来的には受益者負担のような参加料等を設定し.活動資金を確保していくことも引き継ぐこととする。
(事務局)次年度からすぐに参加料等の設定を行い、自主運営とすることは困難であるため、今後も継続検討していくということでよいか。また、資料7にもあるとおり、実行委員会会長だけに頼らず、まち協委員だけではなく、地域の方にも参加してもらうような、サポート体制を築いていくという考えで方でよいか。

(会長)次年度委員への引き継ぎは、そのような内容でよい。

3 その他

会長から、神楽地区エコな地域づくり事業で11月26日に実施した制服譲渡会の報告、実施後の反省点、卒業予定の中学3年生に、譲渡依頼の案内を検討していることなどについて説明があり、来月開催予定の実行委員会で意見を集約し、中学3年生への譲渡依頼を実施したいとの連絡があった。
また、年度末発行予定の神楽まち協広報誌について、誌面構成、作業スケジュール等の考え方について説明があり、来月に編集委員会を開催して詳細を詰めていくことを確認した。
次に、事務局から、4月から任期開始の新たな神楽まち協委員について、委員構成、今後のスケジュールについて説明を行った。また、各団体に委員候補者の推薦を依頼中であること、さらには2月15日から公募委員の募集を経て、3月下旬に新たな委員の選任を決定する運びとなっていること等を説明した。
最後に、2月6日開催予定の「令和5年度地域まちづくり推進協議会合同研修会」の出欠確認等について連絡をした。

4 閉会

次回は令和6年3月19日(火曜日)午後6時30分から、神楽公民館「講座室」で開催することを確認して、閉会。

お問い合わせ先

旭川市市民生活部神楽支所

〒070-8003 旭川市神楽3条6丁目 神楽市民交流センター内
電話番号: 0166-61-6191
ファクス番号: 0166-61-8293
メールフォーム
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く) 月1回土曜日は午前9時から午後1時まで(取扱業務は平日と異なります。)