「神楽まちづくり推進協議会」会議録(令和4年度第6回)

情報発信元 神楽支所

最終更新日 2023年3月28日

ページID 077193

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会議概要
日時

令和5年3月14日(火曜日)
午後6時30分から午後8時15分まで

場所 旭川市神楽公民館「木楽輪」
出席者

委員12名(正副会長以外は五十音順)

佐藤(郁)会長、中條副会長、青田委員、伊林委員、江口委員、上林委員、河端委員、荘司委員、ファン委員、深堀委員、宮嶋委員、守田委員

(欠席者:大屋委員、佐藤(英)委員、島田委員)

市側出席職員
神楽支所:池田支所長、坂本副支所長、前田市民係主査

神楽公民館:住吉館長

会議の公開・非公開 公開
傍聴者の数 なし
会議資料 次第(PDF形式 37キロバイト)
資料1 神楽まちづくり推進プログラム(令和4年度改訂案~基本情報数値修正版)(PDF形式 244キロバイト)
資料2 令和4年度神楽まちづくり推進協議会の会議概要(PDF形式 109キロバイト)
資料3 神楽地区高齢者の居場所づくり事業の実施報告書(PDF形式 75キロバイト)
資料4 神楽地区子どもの居場所づくり事業の実施報告書(PDF形式 68キロバイト)
資料5 神楽まち協広報誌発行事業の実施報告書(PDF形式 60キロバイト)
資料6 「よろず相談所」に関するアンケート(ニーズ調査)について(PDF形式 31キロバイト)
令和4年度神楽まちづくり推進協議会広報誌(通算第7号)(PDF形式 1,211キロバイト)

※ 本文では「神楽まちづくり推進協議会」を「神楽まち協」と表記する。

1 開会

開会し、事務局から欠席者の報告、配付資料の確認を行った後、会長が議長となり、議事を進行した。

2 議事

(1)神楽地域のまちづくりの検討と推進について 

ア 神楽まちづくり推進プログラムの改訂について

事務局から、前回の会議で示した改訂案に関わり、各委員に対し、修正事項等がある場合は調査票に記入し提出するよう求めていたが、調査票の提出はなかった旨、また、資料1について、前回配付した改訂案のうち「地域の基本情報」を令和4年4月1日現在の数値に修正した旨の説明を行った後、神楽まちづくり推進プログラムについて資料1のとおり改訂することを確認した。

イ 今年度の取組事業の完了(予定)報告について

今年度継続実施している「高齢者の居場所づくり(歌サロン)」「子どもの居場所づくり(学習支援)」「エコな地域づくり」「神楽まち協広報誌発行」の各事業に関して、各実行委員会代表を務める委員から、それぞれ事業の完了(予定)の報告及び来年度の実施意向の表明があり、各事業とも来年度も継続実施することを確認した。
また、事務局から、来年度の「地域まちづくり推進事業補助金」の予算について、今年度より約2割削減という大変厳しい状況である旨及び各事業への想定配分額の説明を行った後、「歌サロン」及び「学習支援」については、4月早々から事業が始まることから、各実行委員会において事務局と相談しながら補助金交付申請手続を進めることを確認した。
各委員等の主な発言概要は、次のとおり。

(委員)「歌サロン」は合計12回開催。参加人数は資料3に記載のとおり。毎月楽しみにしている高齢者が多くいて、精神的な癒しにもなっており、来年度も続けてほしいと言われている。今は各回30人の定員制だが、定員を増やすかどうかが課題。
「学習支援」は毎週土曜日の午前9時30分から午前11時30分までの開設。最近の傾向として、午前9時過ぎには来所する子どもがいる一方、帰りも少し早く午前11時過ぎで終わることがあるが、その辺は自由にしている。旭川医大生がボランティアで教師役を行っているほか、授業の一環として参加する学生もいる。高校生にも参加して教師役になってもらいたいが、部活や塾などがあり、難しい。来年度に向けて、地域の小学校に新1・2年生への案内チラシの配付を依頼している。見守りは、神楽まち協委員や元民生・児童委員などが中心。事業が5年目に入り、定着しつつあると感じているが、無理をせず長く続けていきたいと思っている。
(会長)「神楽まち協広報誌発行」については、今回配付しているカラー刷り原稿のとおり発注済み。今月7日に編集委員会を開催し、校正作業等を行った。今号では、山根旭川医大教授の寄稿記事も掲載。来週中に納品予定だが、「エコな地域づくり」の取組として、4月9日まで神楽岡地区センターにおいて学生服を譲渡する記事を掲載している関係上、納品後は各地区市民委員会を通じて、全戸配付を前提に速やかな配付を依頼する。補助金予算額8万円のうち4万円弱を支出し、残額は戻入する。
(会長)各委員から特に意見等がないので、報告を了承することとする。「歌サロン」及び「学習支援」について、来年度の事業継続の意向を伺う。
(委員)両事業とも是非継続させてほしい。
(会長)「広報誌発行」についても、まち協に対する地域住民の理解度が依然として不足していると認識しており、「歌サロン」及び「学習支援」と併せて来年度も継続実施することでよいか。
(各委員)異議なし。
(会長)次に、「エコな地域づくり」の取組の一つである「制服譲渡事業」について報告する。この事業は民間のクリーニング事業者と協働で実施すべく協議を重ね、協定締結の段階となり、協定書案を渡しているが、依然として正式な返答がない状況。このまま回答がなければ、4月以降、事業者に最終確認を行った後、その結果によって計画を見直すこととしたが、よいか。
(各委員)異議なし。
(会長)4月以降に「エコな地域づくり」の実行委員会を開催し、協議することとする。なお、会長の責任において、神楽岡地区センターの回収箱で回収した学生服を、1階サロンで展示し、自由に持ち帰りできるようにしており、既に何点か持ち帰りがあった。

ウ 地域の課題(身近な困り事など)について

「『よろず相談所』の設置」の課題に関わり、資料6に基づきアンケート(ニーズ調査)の実施等について委員間で意見交換を行ったが、意見がまとまらないことから、会長判断で担当委員を決め、アンケートの設問内容や調査・回収方法等についての企画案を作成・提出してもらい、次回の神楽まち協で引き続き検討することとした。
各委員等の主な発言概要は、次のとおり。
(委員)最初から「よろず相談所」を地域全体で実施することは難しく、ある程度範囲を狭めたほうがやりやすい。アンケート調査の対象は100人程度でよい。モデル町内会は、各市民委員会の町内会からの手上げ方式がよいのでは。
(会長)町内会長は「よろず相談所」がどういうものなのか、まだ認識がないかもしれない。
(委員)モデル町内会方式がいいと思うが、アンケートの調査範囲は、モデル町内会に限らず各地区市民委員会で分担するのがよい。
(委員)高野地区には電器店があり、電球1個でも交換に来てくれるなど、ある程度充実している。電球交換や水道漏れ修理といっても、素人がやれることには限界がある。高野地区は、5町内会のうち2町内会が休会状態である上、既に近所の人が独り暮らしの高齢者の安心見守りなどを行ってきており、これ以上は手が回らず、「よろず相談所」を実施する余力がない。
(副会長)間口除雪など、簡単なことならよいが、リスクを伴うことはできない。お手伝いできる項目を先に決めてから、アンケートを実施するほうがよいのでは。
(委員)先に項目を決めてもよい。アンケートを取れば傾向が出ると思う。とにかく困っているという話がたくさんある。「施設に入所しても話し相手がいないので、話し相手が欲しい」、「入院中に自宅のカーテンの開け閉めをお願いしたい」、「ネコの餌をあげる人が欲しい」などだが、住民同士の助け合いは有償で行うほうがよい。プロによるお手伝いがあってもよく、地域には親切な電器店があるので、きちっと契約してお願いする方法も考えられる。
(会長)男性は現役を退いた場合、サークル活動等に参加する割合は少なく、家に閉じこもりがちになる。そういった人から、困っている住民をサポートできる人材を見つけられないだろうか。前々回説明を受けた「さくらエール事業」のように、お手伝い内容の基準を作って実施している事例もある。アンケート調査の設問の具体的な検討など、神楽まち協委員の中から担当を決めて実施する方法と、別途、実行委員会を立ち上げて実施する方法がある。
(委員)アンケートで困り事を聞いたとき、どれを取捨選択するのか、また、お手伝い中に事故が起きたときの責任はどうなるのかなどの問題がある。高野地区では玄関前の除雪サポートは充実している。また、地区会館もあり、カラオケや体操などで自由に訪れている。アンケートを取っても、担い手の確保が難しいのではないか。既にいろいろやっていることもあり、何をお手伝いするのか、しっかり詰める必要がある。
(委員)「よろず相談所」を実施する前提で話が進んでいると思うが、今は実施したほうがいいのか、やらないほうがいいのかの議論になっていて、それによってアンケートの聞き方も変わってくる。アンケートを取るなら、100人程度とはならず、不特定多数を対象に実施しないと、正確な情報は集められない。まずは「よろず相談所」を実施するか否かから議論をスタートすべきでは。
(委員)「よろず相談所」に反対するものではないが、高野地区では現状から実施が困難と申し上げている。
(委員)イメージは「さくらエール事業」だと思うが、地域のニーズを把握する必要もあるし、ボランティアでお手伝いできる人もどのくらいいるのか把握する必要がある。「よろず相談所」だから何でもとはならず、アンケートの取り方が大事になってくる。
(会長)神楽まち協広報誌を利用したアンケートは、発行日や予算の関係から困難である。具体的なアンケート調査の内容を詰める担当者を決め、次回に企画案を提出してもらい、それを見て判断してはどうか。今回の会議で事業を実施するか否かを決めるのは難しい。
(委員)アンケートの対象を100人程度に絞ること自体難しい。ニーズを聞いて、専門的なことはプロに任せて、誰でもできるようなことをやれば実施可能かと思うが、この調査を担当するのは大変だと思う。
(副会長)まち協委員がそれぞれ10人分のアンケート用紙を配って回収するというのが、簡単な方法だと思う。何が必要なのか書いてもらう。しかし、そんなに簡単に「よろず相談所」を実施できるものではないと思う。例えば買物などに行きたい場合、車には乗せられない。事故が起きた場合の責任の問題があるからである。お手伝いに充てる自由な時間も、思ったよりないものである。
(委員)老人クラブを対象にすれば、100人程度のアンケート調査は可能である。
(会長)平成30年に神楽岡地区で困り事のアンケートを取ったことがある。一番困っているのが除雪だったので、それに基づいて雪対策実行委員会ができた経過がある。ちょっとした困り事というのは、たくさんある。
(委員)1つの町内会で1年間、試行的にやってみて、その結果を見て判断してはどうか。最初から範囲を広げて実施することは困難である。
(委員)ニーズはあると思うので、アンケート調査をし、その結果、できることとできないことを仕分けする。地域でできることは誰がやるのか整理し、できないことは他の団体等に依頼するなど、仕分けするだけでもまち協の活動として意義がある。アンケート調査を行うということは、実施が前提だと思うが。
(会長)アンケート調査の企画案を出してもらい、それを見て事業自体を実施するか否かも含めて判断したい。
(委員)令和5年度はアンケート調査だけで十分ではないか。事業を実施するか否かは、調査結果を見て判断すればよい。
(委員)「よろず相談所」というと、そういう場所があるのかと誤解を受ける。まずはリサーチが第1段階。神楽まち協委員だけで事業を実施することは困難で、町内会長などの同意・協力を得ないとできない。まずは、リサーチすることの協力を得ることから始めては。
(委員)昔は隣近所で助け合ったものであるが、今はそれがないから、独り暮らしの高齢者などが困っている。
(委員)まだイメージが湧かないが、町内会でこの事業を受入れることができるか疑問もある。
(会長)企画案の検討を2名の委員にお願いしたいが、よいか。
(委員)「よろず相談所」が「さくらエール」のような訪問型なのか、それとも相談所なのか、または認知症カフェのようなサロンとするのかなどを含めて、検討させてほしい。
(委員)アンケート調査を実施する前提であれば、引き受ける。
(委員)アンケート調査を基に、マニュアル本を作るという事業であれば、補助対象になるか。
(事務局)地域まちづくり推進事業補助金を利用する場合、調査だけで終わるのは補助対象にならない。年度内の事業期間内に、調査を基に何らかの事業の実施、又は成果物の作成が必要である。
(会長)指名した2名の委員のほか、協力できる委員がいれば加わっていただき、次回、企画案の提出をお願いする。

3 その他

事務局から、各委員への謝礼の支払い方法等について説明を行った。
また、来年度の神楽まち協について、会場確保等の都合から、今年度と同様に、原則2か月おきの奇数月の第3火曜日に開催することを確認した。

4 閉会

次回は5月16日(火曜日)午後6時30分から、神楽公民館「講座室」で開催することを確認して、閉会。

お問い合わせ先

旭川市市民生活部神楽支所

〒070-8003 旭川市神楽3条6丁目 神楽市民交流センター内
電話番号: 0166-61-6191
ファクス番号: 0166-61-8293
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