「神楽まちづくり推進協議会」会議録(令和4年度第4回)

情報発信元 神楽支所

最終更新日 2022年11月30日

ページID 076545

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会議概要
日時

令和4年11月15日(火曜日)
午後6時30分から午後8時10分まで

場所 旭川市神楽公民館「講座室」
出席者

委員11名(正副会長以外は五十音順)

佐藤(郁)会長、中條副会長、青田委員、伊林委員、江口委員、上林委員、河端委員、ファン委員、深堀委員、宮嶋委員、守田委員

(欠席者:大屋委員、佐藤(英)委員、島田委員、荘司委員)

市側出席職員
神楽支所:池田支所長、坂本副支所長、前田市民係主査

神楽公民館:住吉館長

地域まるごと支援員:木戸場支援員、齊藤支援員、堀川支援員

会議の公開・非公開 公開
傍聴者の数 なし
会議資料

次第(PDF形式 31キロバイト)

資料1 地域お助け隊「さくらエール事業」に関する資料(PDF形式 4,824キロバイト)

資料2 旭川市地域情報共有プラットフォーム開発事業について(PDF形式 718キロバイト)

地域お助け隊「さくらエール」の立ち上げ・活動について(PDF形式 2,613キロバイト)

※ 本文では「神楽まちづくり推進協議会」を「神楽まち協」と表記する。

1 開会

開会し、事務局から欠席者の報告、配付資料の確認、地域まるごと支援員の紹介を行った後、会長が議長となり、議事を進行した。

2 議事

(1)神楽地域のまちづくりの検討と推進について

ア 今年度の取組事業について

前期協議会から継続して取り組むよう引き継がれていた4つの事業のうち、未実施の2つの事業(「神楽地区エコな地域づくり事業」及び「神楽まち協広報誌発行事業」)について、両事業の実行委員会代表を兼ねている会長から、今後の事業方針について説明があった。
「神楽地区エコな地域づくり事業」の一環である「制服譲渡」の取組については、地域に取次店があるクリーニング店3社に、実行委員会と協働で実施が可能かどうか会長が意向を伺った結果、1社のみ協力可能であり、今後は同社が事業を引き継ぎ、神楽中学校及び緑が丘中学校の制服のお下がりを集め、希望者に安価なクリーニング代を支払ってもらい、制服を譲渡する方式とするが、詳細は別途、実行委員会を開催して詰めていくとの考えが示された。
また、エコな地域づくり事業の他の取組については、新型コロナの感染状況を勘案すると、今年度中の実施は困難との考えが示された。
次に、「神楽まち協広報誌発行事業」については、神楽まち協の会議内容や各取組事業の紹介記事を掲載する「通常号」(A3判2つ折り、両面カラー印刷)を、今年度末の3月に発行するほか、民間のクリーニング店が事業を引き継ぐことになった「制服譲渡」の取組を紹介する「臨時号」を、12月中に発行する方針が示され、別途、11月中に第1回編集委員会を書面により開催し、実施計画、収支予算等を決めた後、地域まちづくり推進事業補助金の交付申請を行うとの考えが示された。
各委員等の主な発言概要は、次のとおり。

(委員)制服譲渡については、これまで実行委員が神楽岡地区センターにおいて、受付や仕分け等の作業を手伝っていたが、今後はどうなるのか。
(会長)制服のお下がり持ち込みや譲渡希望者の受付など、ほぼ全ての作業をクリーニング店が行うことになるが、実行委員会として広報チラシ配付等の協力が考えられ、今後、実行委員会で詰めていくことになる。
(委員)ジャージのような体育着を買い替えたいという保護者も多いと思うが、それは集めないのか。
(事務局)集める対象を広げると、それだけコストが掛かることになる。クリーニング店は社会貢献事業として行う意向であり、できるだけ負担を掛けずに協力してもらうためには、中学校の制服に限定せざるを得ない。
(委員)コストが掛かるのであれば、クリーニング店に対して、補助金を出してはどうか。
(事務局)地域まちづくり推進事業補助金については、営利企業は補助対象外である。補助金には何かと制約があり、純粋に民間の事業としたほうが、長く続けられると思う。
(委員)体育着はネームが入っているので、お下がり利用は難しく、実態として中学校の新1年生は、制服のお下がりの利用はほとんどないと思われる。その後に制服のサイズが合わなくなった生徒や転校生などの利用が考えられる。制服販売業者の動きも早くなっているので、制服譲渡事業の周知を早急に行い、譲渡事業を軌道に乗せることが大事である。

イ 地域の課題(身近な困り事など)について

前回の協議会において絞り込んだ2項目の課題のうち、「コロナ禍による市民委員会・町内会活動の制限」の課題について、事務局から資料2に基づき、「地域情報共有プラットフォーム」は「コロナ禍に適応した活動の工夫」の参考になる事業である旨の説明を行った。
次に、「『よろず相談所』の設置」の課題について、解決策の一つである有償ボランティア「地域お助け隊」に関して、地域まるごと支援員から資料1及び「地域お助け隊『さくらエール』の立ち上げ・活動について」の資料に基づき、説明を行った後、委員間で意見交換を行ったが、結論を得るまでに至らず、次回以降も引き続き検討することとした。
各委員等の主な発言概要は、次のとおり。

(委員)「さくらエール」の活動内容に「畑おこし」とあるが、桜岡地区は農業地帯であり、利用する人がいないのではないか。
(支援員)確かに「畑おこし」の利用実績はない。
(委員)地域には、それぞれに適した活動内容がある。神楽地域には、身寄りのない高齢者が多くいて、ちょっとした電球交換や水道修理等を行う「よろず相談所」が絶対必要だと思う。まずはアンケート調査を行い、ニーズを分析してみることを提案したい。
(委員)高野地区では、地区社協が除雪を手伝ったり、見守りや草刈り等も行っているが、桜岡地区よりも世帯数が多く、「さくらエール」と同様のことをやろうとすれば、対応しきれない。神楽地域全体では広過ぎであり、町内会の範囲がいいところ。「よろず相談所」の理念は素晴らしいが、慎重に検討すべきである。
(事務局)アンケート調査の件についてだが、地域まちづくり推進事業補助金は、事業実施のための事前の調査研究に係る経費は対象外である。ただし、神楽まち協広報誌の掲載内容の一部にアンケートが含まれている方法を取れば、実施可能と思われる。
(委員)あまり難しく考えないほうがいいと思う。各町内会において、「お互い様」の気持ちで、簡単なことから始める。その際、無償だと「お礼」の問題があるので、最初から有償にしたほうがやりやすい。
(委員)除雪は、地区社協や町内会もやっていたりする。担い手の問題もあり、あれもこれもではなく、最初は軽微なものから始めてはどうか。その後、段々と手伝うことを増やしていけば良い。
(委員)「よろず相談所」は、「制服譲渡」のように最終的に民間に任せないと、続いていかないのではないか。簡単な電球交換等は、地域にある電器店がやってくれている。「さくらエール」は、今後もまち協の負担金事業として続けていくことになるのか。
(支援員)負担金による市の助成は2年間で、今年度で終了するため、来年度からは、実行委員会独自に収入を得るなどして実施していくことになる。
(委員)必要とする町内会等から試行的に始めてみて、それを検証する方法を取ってはどうか。
(委員)「よろず相談所」の担い手の中に、電器店などプロの民間業者がいても構わないと思う。「さくらエール」では、「話し相手は無料」となっているが、半プロのような人が対応し、有償でもいいのではないか。「話し相手」は、今後すごく大事な役目になる。
(委員)参考までにだが、私の地区では、水曜日から土曜日まで地区会館を開放し、誰でも来ておしゃべりすることができるようにしている。
(支援員)神楽地区を担当して感じていることだが、除雪やごみ出しに関する困り事の相談が多い。地域まるごと支援員として、依頼者と無償でボランティア活動する人のマッチングをしているが、限界を感じている。ボランティアを頼む際、それぞれ個別に電話で依頼しなければならず、協力者がチームでいるという体制が必要である。「よろず相談所」は、是非、設置していただければありがたい。次年度以降、地区社協に市社協のボランティアセンターのような調整機能を持ってもらおうという動きもある。支援員としても、今後も連携、協力していきたいので、よろしくお願いする。
(委員)資料2の「地域情報共有プラットフォーム」に、依頼者と協力者のマッチングをする機能を持たせることができれば良いと感じた。

3 閉会

次回は令和5年1月17日(火曜日)午後6時30分から、神楽公民館「講座室」で開催することを確認して、閉会。

お問い合わせ先

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