春光台・鷹の巣まちづくり推進協議会 会議録 令和元年度第1回
日時 |
令和元年5月21日(火曜日) 午後6時30分から午後7時50分まで |
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場所 |
春光台公民館 1階 講座室 |
出席者 |
委員(12名、正副会長以外は50音順)
竹内会長、小原副会長、荒川委員、池田委員、伊林委員、上森委員、遠藤委員、菊池委員、杉本委員、出羽委員、水野委員、横山委員 (欠席者 赤坂委員、狩野委員) 事務局(春光台公民館、3名) 上原館長、藤村専門指導員、髙橋事務補助員 事務局(旭川市地域まちづくり課、3名) 土岐課長、平山補佐、谷口主査 |
会議の公開・非公開 |
公開 |
傍聴者の数 |
0名 |
会議資料 |
次第 |
資料1 春光台・鷹の巣まちづくり推進協議会委員名簿(令和元年5月21日現在) | |
資料2 令和元年度春光台・鷹の巣まちづくり推進協議会スケジュール | |
資料3 春光台・鷹の巣地域 平成31年度活動計画 |
(補足)「春光台・鷹の巣まちづくり推進協議会」を以下「協議会」という。
議事の内容
1 開会
2 会長挨拶
3 改選委員・事務局紹介
4 検討事項
(1)春光台・鷹の巣地域のまちづくりの検討と推進について
ア 今年度のスケジュール(案)
事務局から、資料2に基づき説明を行った。
●基本的には昨年度のスケジュールと同様の流れの中で進めていくことになるが、引き続き「多世代ふれあい交流会開催」事業、「高台通学合宿」事業、「子ども居場所」事業の3事業を活動計画としてひとつにまとめ、一括して補助金を受け取る中で進めていく。年度当初から各事業を開始できる状況のため、特段の検討事項がなければ、昨年度同様会議は年2回から3回になるものと考えている。
●この会議のほかに、意見交換会の開催を予定。これは、旭川市の各部局が各種計画や方針の策定、施設の整備などを進めるに当たり、地域の声を広く聞き取るために実施しているものだが、今年度は、案件が未定。整理ができ次第、正副会長と相談して、開催時期等を決定する。
【会長】
昨年度の会議で、会議を年2回ではなく、3回程度実施してはとの意見が出ていたが、各事業の準備期間等を考えると5月から11月までは会議を実施することが難しい状況であり、多くの委員が各事業の実行委員として関わっているので、実行委員会の活動を優先していきたい。ただし、会議の開催が必要な場合は対応していく。
(説明内容について確認された。)
イ 春光台・鷹の巣地域 平成31年度活動計画
事務局から、資料3に基づき説明を行った。
(ア)子ども居場所事業
●今年度は、春光台中学校と高台放課後児童クラブへ出向いての活動となる予定であり、事業の目的及び実施内容を修正したい。
●事業の目的としては、「子どもが地域とのつながりを持ち安心して暮らせるよう、学校関係者との連携のもと、春光台地区及び鷹の巣福祉村地区に住む小学生及び中学生を対象に、子どもたちの教育活動を支援する」としたい。
●実施内容は、対象学年を小学1年生から中学3年生までとし、春光台公民館に事務局を置く。
春光台中学校でのコミュニティーサポート事業については年間16回、高台放課後児童クラブでの学習支援については月2回程度実施することとしたい。
(イ)高台通学合宿事業
●平成26年度から実施し、今年で6年目。
●昨年は20名の募集に対して4年生11名、5年生2名、6年生11名の計24名の児童が参加。また、地域住民31名、教育大旭川校の学生3名、事務局4名が実行委員として事業の運営に携わった。参加者の数は、これが限界だと考えている。
●事業実施の大きな課題は、食事のお世話や児童と一緒に宿泊してくれる女性スタッフの確保である。
●今年度も教育大旭川校の学生ボランティア3名、そのうち2名は女性をお願いしていきたい。
●今年度は8月29日(木)から31日(土)までの2泊3日を予定している。予算については、児童から集める参加費2万円と包括型補助金10万円の計12万円で実施していく。
【会長】
女子児童の参加者が多いので、宿泊や入浴の指導などのために女性スタッフがどうしても必要である。これまで、ボランティアの女子学生に宿泊や入浴のお手伝いをお願いしていたが、できれば地域の方に協力をお願いしたい。
(ウ)多世代ふれあい交流会事業
●昨年度は、4つの老人クラブから72名、出演協力団体86名、ボランティアの学生19名を含め、248名の方々に参加・協力をいただいた。
●今年度は、昨年度、一昨年度の参加団体が同じだったことから、参加団体の見直しを考えている。例えば、世代間交流というねらいを全面に出すのであれば、公民館を利用しているサークルと合唱団の子どもたちとのジョイントなどが考えられる。
●今年度は、高台小学校の学習発表会との関係から、例年よりも1週間程度早い10月20日(日)の開催を予定している。
【会長】
各事業における実行委員の名簿については、昨年度のものを掲載しているが、各団体における組織のメンバーが入れ替わっているなど、実行委員のメンバーに変更が生じていると思うので整理願いたい。
(各事業の説明内容について確認された。)
ウ 春光台SOS安心ネットワーク事業
春光台SOS安心ネットワーク事務局(春光・春光台地域包括支援センター)から報告を受けた。
●春光台SOS安心ネットワークは、平成23年から地域の認知症の高齢者、障害者、子どもたちが行方不明になった場合に早期に捜索を行い、発見・保護することを目的として活動を行ってきた。その中で地域の方々と福祉関係者が協力して立ち上げているネットワークという強みを生かして地域づくりに貢献できないかということで、その内容を春光台SOS安心ネットワークの目的に掲げている。
●今年3月に実施した研修会では、人口減少、少子高齢社会に突入したということで、これからの春光台をよりよい地域にしていくためにはどのようにしていけばよいかを考えるきっかけとして実施した。
●安心ネットワークでは、まちづくり推進協議会との連携を深めながら、今後も春光台の地域づくりに貢献していきたい。
【委員】
平成31年度の春光台・鷹の巣地域活動計画の中に春光台SOS安心ネットワークとの連携について記載されているが、その中に将来のまちづくりに関する文言が追加されればよいと思う。
(報告内容について確認された。)
(2)その他
小原副会長から春光台地域の魅力発見の取組について5つの提言が紹介された。
ア 陸上自衛隊近文台演習地内の座禅草、水芭蕉等の植物保護
・ 5月8日に自衛隊敷地内の植生調査を行った。
イ 三浦綾子文学「道ありき」の春光台の坂を文学歴史的遺産としての整備保全
・ 朝日新聞、北海道新聞、あさひかわ新聞から取材があった。
ウ 春光台の縄文遺跡の再発見と周知啓発
・ 春光台には20か所以上の縄文遺跡があり、市内でも特色のある場所である。
・ 主な遺跡に目印となる石碑を建てることができないか。
エ 春光台の歴史的遺産資料の保全
オ 春光台公園の使用上の利便性を高める取組
・ 春光台公園が幌加内線で分断されているために公園の入口が分かりづらくなっているため、看板の設置を検討してほしい。
●春光台・鷹の巣地域におけるまちづくり推進プログラムにこれらの内容が加えられたが、特に、アからウまでの内容について取組として進めていければと考えている。
【会長】
ただ今紹介のあったそれぞれの取組に関心のある方々で実行委員会を立ち上げて準備を進めるということもできる。また、実際にこれらに関わる写真や物などがあれば、それらを公民館の文化祭などで展示もできるし、地域の方々の関心を引くこともできる。
【委員】
来年度の事業として、1つでも検討していければと考えている。
(報告内容について確認された。)
5 その他
(1)事務局からの連絡事項
●現在、全庁的な動きとして使用料・手数料について、令和2年4月からの新料金等の適用に向けて見直しを検討しており、各施設の使用料について個別説明会を実施している旨の案内があった。
(2)次回開催日程
特段の検討事項がなければ、次回は来年2月から3月前後の開催とし、別途調整することとなった。