「西神楽まちづくり推進協議会」会議録(令和5年度第4回)
日時 |
令和5年2月15日(木曜日)午後6時40分から午後7時45分 |
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場所 | 旭川市西神楽市民交流センター「講堂」 |
出席者 |
委員13人(50音順) 伊藤委員、京極委員、小林委員、酒井委員、佐藤委員、中島委員、西田委員、波能委員、坂東委員、藤澤委員、藤田委員、松井委員、 (欠席委員 武田委員、森﨑委員) |
市側出席職員 保健指導課 阿保課長、山本主査、尾野保健師、田中保健師 地域活動推進課 小松主幹、谷口補佐 |
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会議の公開・非公開 | 公開 |
傍聴者の数 | なし |
会議資料 |
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本会議録中では、次のとおり表記する。
- 西神楽まちづくり推進協議会を「協議会」という。
1 開会
2 議事
(1)組織の在り方に関するご意見の聞き取りについて
〔委 員〕地域が主体になるときいろいろな団体を仕切る人が誰になるかを考えると、はたしてうまく機能するのかという懸念がある。最初から当てられた方が集まって話しやすいと思う。
〔事務局〕より地域の方々が話しやすいあり方を考え、自由度を上げられないかというところから将来像を考えたが、ご不安があることは理解した。ご意見を今後の参考としたい。
〔委 員〕まち協のいいところは西神楽地区の4市民委員会が一堂に会することができるところ。私たちだけでは、こうして子ども支援団体や地域包括支援センター、女性防火クラブ等、いろいろな団体が集まって話し合う場をつくるのは難しく、このような(行政が作った)機会があって皆さんが集まりいろいろなことができるものである。町内会ひいては市民委員会も縮小傾向な中で、地域のコアにお願いするのは厳しいのではと考えている。やりたいことができるというが、実際は毎年やっていることをやるので精一杯。(行政から)決まり切ったことをやってと言われた方が、なんとかやっていける。
〔委 員〕役員や担当の決めるもののひな形があった方がやりやすいとは思うし、自主的にこういうことができたらいいというボトムアップによる下からの声の吸い上げもあったら理想的。埋もれた人材を発掘できる機会となるとイメージする。
〔事務局〕今日はまず意見をうかがうことが目的。なぜまち協のあり方を検討しているかというと、市の懇談会という枠を外すというのが一番大きい効果と思う。そうすることで迅速に自由に動ける組織ができるのが理想。地域に丸投げされたと受け止める方もあるかもしれないが、皆さんの話を聞いた上で進めていこうとするもの。
〔委 員〕地区によると思うが、西神楽については委員は市が選任して、そのほかに個人的に参加してもらうという折衷案がいいのではないか。役職が当たっていなければ個人的にはなかなか参加しないと思う。ゆくゆくは地域組織に繋がっていくのかもしれないが、すぐには難しい。
〔事務局〕皆さん仰ったとおりコアとなるメンバーというのは必要になってくると思う。試行錯誤していく中で軌道に乗るまでは市の一定の関与を続けるべきと考える。
〔委 員〕今日言えなかった様々な意見があれば、配られたアンケート用紙に書いて提出してほしい。
(2)西神楽まちづくり推進協議会事業について
事務局から、資料4「主な進捗状況」について説明があった。防災事業の監査を受けたことを報告した。
ア 健康に関する事業について
事務局から、資料5に基づき実施経過報告を行った。ウォークラリーにおいて、まちづくり推進事業補助金の対象とならないと事前に見込まれた食糧費については、西神楽地区社会福祉協議会から学習体験用材料費として拠出されたことを報告した。
イ 令和5年度活動報告について
事務局から、資料7「令和5年度西神楽まちづくり推進協議会の活動報告」に基づいて、令和5年度の事業について説明があり、確認された。
ウ 令和6年度の事業について
(3)まちづくり推進プログラムについて
資料6「西神楽まちづくり推進プログラム見直し案」により、先の第3回協議会で審議を終了しているものの説明を行い、継続審議となっている夜間のAED利用について事務局から審議を促した。
会長より、西神楽市民交流センターAEDの夜間使用についてはセンター職員による対応が困難であること、西神楽駐在所やコンビニエンスストアに置いてもらえないか、あるいはセンターの風除室に移設して使えないか、等検討されていることがあるため、夜間AED使用の要望については今のところ焦点絞ったものにはなり難く、まだ要望の体をなさない状況であることの説明があり、今年度については取り下げた方が良いのではないかと委員に投げかけ、会長意見のとおり確認された。
(4)保健所の活動について
保健所から資料9「アンケート集計結果について」に基づき令和5年度のウォークラリーイベント、まちなか保健室、巡回相談、保健所及び保健所の活動についてのアンケート結果と寄せられた意見、要望及びそれにより検討されたことについて説明した。
また、令和6年度の方向として、まちなか保健室、巡回相談について取組内容の変更と、すこやかライフイベントの実施について説明があり、そのとおり確認された。
(5)その他
ア 話題1
〔委 員〕先日1月20日に、防災センターの近くで事故があって、119番やホットラインがつながりにくくなった。その際要請を受けて消防団の消防車で広報のため巡回したものだが、地域の皆さんに伝わっていたか、また、万が一またそういったことがあったときは誰かに報告した方がいいのか、を確認したい。
〔委 員〕私は新聞とインターネットニュースで知った。一昨日、空き巣が発生した旨を知らせる広報車が回っていたが、おそらく聴くことのできない人が多かったのではないか。119番とホットラインの件で巡回していただいたことを今初めて知り、驚いた。
〔委 員〕自分で広報していてこれで伝わるのか、という懸念があった。「巡回してください」と全消防団に要請があったが北海道の冬に外からマイクを使って呼びかけても屋内で聞こえていないかもしれないと思いながら回っていた。
〔委 員〕私は119番がつながりにくいという情報は受け取れずに、復旧した情報をインターネットニュースで知ったので、緊急事態の場合はどうするのかと感じた。そのような広報活動をしていただいていたとは思わなかった。
〔委 員〕聞こえなかった。音量が小さすぎる。
〔委 員〕音量は最大だった。聞き取れなかったものと思うが1件1件回るわけにもいかなかった。市民委員会会長には伝えている。
〔委 員〕4時間以内に連絡できないかということだったが、自分(市民委員会会長)から各町内会長へ、町内会長から各班長へ伝達するとなれば相当な時間がかかるので、不可能と思い分団長に依頼した。
〔委 員〕連絡網のような非常時の連絡系統を作っておいた方がよいのかもしれないと思った。
〔委 員〕(市民委員会から町内会への伝達より)消防団の消防車で回った方が早いとは思ったが。
〔委 員〕消防車では早いけれども薄いという欠点があった。
〔委 員〕一日家にいたから全く聞こえなかった。救急車も消防車も呼べないとは不安。
〔委 員〕ホットラインは限られているから個別に回ることはできるが。どのような連絡体制とするか。
〔委 員〕それを考えるのは行政の仕事では。
〔委 員〕つい最近防犯(空き巣発生)で回ったのは聞こえたと思うが。
〔委 員〕自分は聞こえた。
〔委 員〕今は地域に有線放送はないか。
〔委 員〕昔はあったが今はない。
〔委 員〕これからも起きる可能性はあるので地域で考えてほしい。
〔委 員〕テレビで流すことはできないか。
〔委 員〕テレビのニュースになったが復旧してから。
〔委 員〕防災の課題ということで今後検討していってはどうか。
〔委 員〕消防から市民委員会代表に連絡来たときは、時間がかかるが町内会に下ろすことは可能。ほか地域アラートを使う、市のアプリを利用する等考えられる。
〔委 員〕通常ホットラインが使えない場合は隣人に頼むことになっている。
〔委 員〕有意義な情報提供だった。
イ 話題2
〔委 員〕前回の協議会で話題となった、瑞穂団地の解体の件と、まち協のホームページの件はどうなっているか。
〔事務局〕瑞穂団地については、確認したところ令和6年度の売却に向けて整理中とのこと。ホームページについては前回の御指摘を受けて、更新のお知らせ(西神楽まちづくり推進協議会からのお知らせ)に、「事業一覧」の更新状況を載せることとした。また、事業の説明も加筆を行い、まち協の活動が伝わるよう留意した。
3 閉会
次回は、委員改選後の5月頃あらためて開催することを伝えた。