「江丹別まちづくり推進協議会」会議録(令和4年度第1回)

情報発信元 江丹別支所

最終更新日 2022年6月27日

ページID 075562

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概要

日時

令和4年6月8日(水曜日)

午後1時30分から午後2時35分

場所

江丹別公民館

出席者

委員6名(五十音順)
荒川信基委員、伊勢委員、河原委員、佐藤委員、鈴木委員、武田委員
(福祉保険部福祉保険課)
福祉保健課 主幹、同 主査2名
(社会福祉協議会)
社会福祉協議会 参与、同 職員2名
(事務局)
市民生活部長、江丹別支所長、同副支所長

会議の公開、非公開

公開

傍聴者の数

0名

配付資料

次第(PDF形式 22キロバイト)
委員名簿(PDF形式 62キロバイト)
旭川市地域まちづくり推進協議会設置要綱(PDF形式 186キロバイト)
江丹別まちづくり推進プログラム(R4.2修正)(PDF形式 227キロバイト)

議事・開催結果

1 開会

事務局から本日の会議の流れ、予定時間、配付資料について説明した後、開会に当たり市民生活部長から挨拶を行った。

2 委員及び事務局の紹介

委員改選後であるため、各委員自己紹介の後、事務局から欠席委員の報告及び事務局の紹介を行った。

3 市政情報の提供

事務局から「旭川市民の日」について説明した後、福祉保険部福祉保険課から地域まるごと支援員について説明を行った。

4 議事

(1)会長選出及び副会長指名

会長選出まで、支所長が仮議長となり、議事を進行した。

〔仮議長〕
議事第1号「会長選出及び副会長指名」について、旭川市地域まちづくり推進協議会設置要綱第5条第1項の規定により、会長は委員の互選により選出するとされていることから、会長に立候補する委員あるいは会長に推薦したい委員はいるか。
(特に発言なし)
特に希望者等がなければ事務局案を示すことでよいか。
(よいとの声あり)
それでは、事務局案を提示する。
〔事務局〕
令和2年度及び令和3年度と会長を務めていただきました荒川信基委員に、引き続き会長を御願いしたいと考えている。
〔仮議長〕
ただいま、事務局案が示されたが、これに御異議ありませんか。
(異議なしとの声あり)
〔仮議長〕
御異議なしと認めます。
よって、議事第1号のうち会長選出につきましては、荒川信基委員を会長と決定しました。
荒川会長には、再来年3月末までの長期間ではありますが、よろしく御願いします。
会長が決定したので、これで仮議長を退任させていただく。
〔会長〕
副会長指名について、事務局から説明願います。
〔事務局〕
副会長については、要綱第5条第1項の規定により、委員の中から1名を会長が指名することとされておりますので、会長から御指名願います。
〔会長〕
副会長について、武田委員を指名したいがいかがか。
(武田委員就任承諾、異議なし)
それでは、江丹別まちづくり推進協議会副会長の指名については、武田委員を副会長に決定する。

(2)まちづくり推進プログラムについて

〔会長〕
それでは、議事を継続する。
議事第2号「まちづくり推進プログラムについて」、事務局から説明願う。
〔事務局〕
推進プログラムについて説明する。
江丹別推進プログラムは、昨年度の江丹別まち協会議で承認されたものであり、この江丹別まちづくり推進プログラムを元に説明する。
A3サイズのページ、上から2段目の項目「4地域の現状分析と課題解決のための取組・市への要望等」この中で、地域が抱えるいろいろな諸課題が「地域の課題」として挙げられており、この課題を解決する方策としての取組が、「課題解決の取組・魅力づくり」として具体的に記載されている。
例えば、地域の課題として、「放課後児童の居場所づくり」という課題があり、それを解決するための取組が「放課後児童クラブ的なものの設置」となっており、令和元年からエタンペ実行委員会が実施主体として事業を推進しております。
また、地域の魅力PRとして、地域マップ、地域PR絵はがき作成、インターネットによる情報発信などを平成24年から毎年実施しており、まちづくり実行委員会が主体となって行っております。
こうした課題に応じた取組や、実施したい事業などがあれば、今後とも必要に応じ推進プログラムを見直していくこととなります。
また、「市への要望・地域からの提案」という項目は、地域の力だけで行うことが難しく行政の力を必要とするものは、地域からの要望・提案という形で、これまで地域から出されたものを整理し記載している。
最後に、「5過去の取組」は、これまでの過去の取組状況が、H24年からの事業が、プログラムに記載されている。
今回、新たな委員も入られたことから、改めて推進プログラムに載っていない地域課題や新しい課題などがあれば出していただき、又今年度において修正事項などがあれば、併せて、協議していただければと考えております。
〔会長〕
事務局から、議事第2号「まちづくり推進プログラムについて」説明があったが、何か質問、意見はないか。
〔会長〕
令和3年4月以降に江丹別に入ってきている若者があり、既存の仕事でなく自分たちで経営している。以前レストランとしていたところを使い、今月仮オープンしたところである。インターネットや光回線、簡易水道などの整備で、住環境が整備されたことにより若者が入ってきている要因になっていると思う。同時に高齢者などがここで生活を続けていくためにも課題は山積している。若者が入ってきたことは、小さな子どもに対する医療も必要になってくる。市民委員会からも意見を聴いて一つの形にしていきたい。
〔委員〕
入ってきた人は住民票はあるのか。
〔会長〕
その関係もあり住み始めてきている。これまで町に住み通う人が多かったが、これから人口が増えていくと思う。次回まち協で人口データを教えてもらえれば参考となる。
〔委員〕
今年度5世帯、昨年5世帯と10世帯増えてきている。住居の確保が難しい状況だと思うが、移住者の住宅の確保やまちの中心部の市営住宅の建設の予定があれば教えてほしい。
〔事務局〕
江丹別で住環境を整備する計画はない。まちの中心部での市営住宅は、空きや募集があれば住むことは可能である。
〔委員〕
年1件ほどの半額の移住補助があるが、枠が1件しか使えない。若者が一人使うと1年間使えなくなる。江丹別では空き家がない状況なので、新築のサポートを強くやってほしい。
〔市民生活部長〕
移住支援策は市としてある。市として受け止め担当に伝え、どのような方向があるか補助の充実に限らず、持ち帰りたい。新築で市営住宅は現実的でないので、拡充策など働きかけをしていきたい。
〔委員〕
新築費用の補助が、今いる人では要望が多い。もともとある枠を大きくしてもらえるのはすぐに使える感じになる。
〔市民生活部長〕
移住、定住だけでなく、この地域がどうなっていくか、一緒に考えていきたい。
〔委員〕
これだけ高齢化、人口減が進むなかで、地域に若者が集まってきて感動している。このようなところは市内ではない。移住者、若者を支えていければ、江丹別地域も盛り上がってくる。
〔市民生活部長〕
児童、生徒は、今どれくらいいるのか。
〔委員〕
小学生5名、中学生3名の計8名。ただ、未就学児の方が多い。
〔市民生活部長〕
以前、担当していたときに各地域で動画をとった企画を行った。江丹別だけが、子どもたちと一緒になって踊ってくれた。学校、地域とのつながりがわかりやすい地域だ。移住、定住の話など、結びつけやすいし、そうしたことを含め提案や働きかけをすることになる。ほかと違うところをどれくらい理解してもらえるか。
〔委員〕
自分の商品を売るときにどのように情報発信するか考えているが、この小さな集落でわかりやすい変化が起きている絵面は成果として見せやすい。市としてアピールする材料になる。
〔市民生活部部長〕
ここをうまく使って全市的に波及させるようなスキームをつくれば、話もしやすくなる。
〔会長〕
市の関係部署に現状を見てもらい、若者がどのような思いを持っているのか聞いて、
地域からこうしてほしいというのでなく、それぞれの持ち場でどうしたことができるか、そうしたことから、新たなヒントが生まれ、まち協でも具体的な形にしていけたらいいと思う。
〔委員〕
小学生が、団体の大きなところなじめなくても、こうしたところではどうかと、言ったことがある。が、住むところがない、ホストファミリーは皆いやがる。大きな学校でない、助けになる役割ができたらいい。人数が少ないので先生たちの目が行き届く、こうした所に子どもが来るといい。
〔委員〕
学校がきっかけで家族が移住するというのもこういう所の強みだと思う。江丹別小中学や嵐山地区がその役割をつくれたら、いいと思う。
〔委員〕
嵐山は地区以外からきているのか。
〔委員〕
何名か来ている。グレースマウンテンスクールの人なので、本来普通の学校には通っていない人たちである。義務教育制度があるので、籍だけ嵐山においており、めったに学校に足を運ぶことはない。
〔委員〕
日本は義務教育制度があるので、籍をどこかにおかないとならない。以前はまちの方から不登校の人が来ていたが、校区外から来ると転校の手続きがめんどうで、できなかったという人もいると聞いた。
〔委員〕
最近は割と簡単にできるようになったのでは。
〔市民生活部長〕
移住や子ども、学校の話はつながっていて同じ課題だと思う。今あった提案や話がどれだけ現実的なのか。
〔委員〕
特認校とかどうなのか。
〔委員〕
特認校は定員割れしている。
〔市民生活部長〕
そこにニーズがあれば、話は変わってくるのかもしれない。
〔委員〕
今ある富沢などはまちから遠い所にある。
〔市民生活部長〕
ここであれば、ここに住んでという形で組み立てることもある。
〔委員〕
小学校から中学校に集まって、その時点で負けてしまう子がいて、3年間行かないで卒業証書をもらう。そういう子を暖かく受け入れてくれるのではと思う。
〔会長〕
用務員をやっているが、1組は女の子で集団になじめなかったが、小学校で入ってきて中学卒業のときは見た感じも変わってきた。落ち着いてきて、学校生活を堪能できたと思う。もう1組は男の兄弟で、下の子が個性的で動物、植物が好きで、担任の先生と一緒に植物を観察したり、個性を発揮できた。小中一貫校といっているが、もともと小中併置校なので、高校に行くまで1つの生活の中で、年齢差があるのは兄弟が少ない世代では、学校で兄弟の感覚を味わえる、小さい学校の本来のいいところ。
〔市民生活部長〕
地域できちんと支えましょうという空気があれば、何かあっても皆で見守りができると思う。小さければ何かあったときに困るということになりかねない。現場サイドは難しいところがある。ここの地域で制度のうまい使い方を研究していかないとと思う。

(3)その他

〔会長〕
次に議事第3号の「その他」について、事務局から何かあるか。
〔事務局〕
事務局から2点ある。
江丹別まちづくり実行委員会委員への就任依頼について、平成30年度からまち協事業については実行委員会形式で行う事となっている。
前回も同様の形をとっているが、今年度の実行委員会のメンバーについても、今回のまち協委員全員に就任していただきたいと考えている。
このようにすることで、まち協で協議されたことと同様なイメージで、実行委員会でまちづくり推進に関わる各事業を行うことができると考えている。
次に、まちづくり推進協議会委員への謝礼についてですが、委員が会議に出席した回数に1回当たり千円を乗じて得た金額を謝礼金として、年度末又は新年度の初め頃に各委員にお支払いしているところである。
今年度も同様にさせていただくので、御了解いただきたい。
〔会長〕
これについて、質問、意見等はあるか。
〔委員〕
まち協は前市長の思い入れで始まった事業と思う。市長が替わって今後も続くのか。
〔市民生活部長〕
まち協は市の懇談会で、市が設置している形。実行委員会をつくり動けるような仕組みにしている。本来は、町内会、市民委員会と同様、任意団体である。まち協が目指すところは地域が主体的に活動するような団体である。昔は町内会が主だったが、加入率が下がり、地域の全体の意見を反映することがない。まち協を地域を代表する意見を聴く機会として設けている。目指しているのは地域の方が集まり、自分たちで活動する。簡単にその組織ができないのが現状で、今は不完全なもので一歩先に進めたいが、市長も替わり、1、2年いかないうちに何とかしたい。課題意識は持っているので、実効性のある組織にしていきたい。
〔委員〕
移住者もいて、地域の方ともコミュニケーションとれるようになってきている。こういう枠にとらわれずに、地域の中で話しが起きてきて、地域全体で要望が出てきましたとなったときに、どのような手順が町内会の意見を吸い上げる場合があるのか。
〔市民生活部長〕
町内会、市民委員会も機能はしている。それ以外の方もいる。江丹別でそれらが網羅されているならそれでいい。ただ、今まち協を通じて市が意見を吸い上げることをしている。そうした意味で推進プログラムは重たい話である。これを市の関係部局に下ろして検討させている。市民委員会が直接要望することもあるが、それで拾いきれないものを担保しているのがまち協である。どういう方法があるかというとこの紙で足りている。後は個別に専門の部署とやり取りするとか、まち協事務局を通じて話しをしてもらえれば、つないだりできる。
〔委員〕
若い人と行政とがコミュニケーションをとり、こういうことができるみたいなことができるといい。
〔市民生活部長〕
今の市長では、ジャンルごとに旭川未来会議をつくり、若者や企業関係者から話を聴く機会をつくろうとしている。また、市民生活部では、地域情報を行政と地域が共有できるような仕組みをつくろうとしている。スマホのアプリを開発し、電子回覧板の機能や行政手続きの簡素化、市の情報を下ろしたり、市に情報が来るようなことを考えている。新年度本格運用できるようめざし、今年テストするときにこうした地域に協力してもらうことも考えている。
〔会長〕
地域の声を市に上げる前に市民委員会は町内会の代表が役員になって意見を集約している。まち協はそうでなく、色々な職種や関心を持っている人から出てくるものは性格が違う意見。市の方で分析し、うまく情報交換できるスタイルが望ましい。江丹別の特徴は、環境部が窓口になり推進プログラムで要望を出している部分がある。江丹別は3通りの情報発信、市への関わり方を持っている。うまく活用していけばいいと思う。
今まではこうしてくれ、こうしてほしい、というのが強かったが、自分たちがこういう生き方や生活をしたいというのがあり、それに対し、市の受け取り方もできてくると思う。

〔会長〕
他に意見等がなければ、実行委員会委員への就任については了承されたものとします。
(各委員了承)

(4) 次回開催について

〔会長〕

それでは次回の予定について、事務局から何かあるか。
〔事務局〕

次回開催日は現時点で未定である。
開催が決まり次第、各委員に御連絡させていただきたい。
〔会長〕
それでは、以上で令和4年度第1回まちづくり推進協議会を終了する。

5 閉会

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