「市民の企画提案による協働のまちづくり事業」(令和7年実施事業)公開プレゼンテーション
公開プレゼンテーションを開催しました
旭川市総合庁舎において、提案団体(6団体)と担当部署による公開プレゼンテーションを開催し、各提案団体及び担当部署から、提案した協働事業の内容や効果などについて熱意のあるプレゼンテーションが行われました。
結果はプレゼンテーション、二次審査結果からご確認ください。
開催日時、会場
開催日
令和7年3月1日(土曜日)
時間
午前10時から午後2時50分まで
当日のスケジュール詳細スケジュール(PDF形式 57キロバイト)
会場
旭川市宮前1条3丁目3番30号
旭川市市民活動交流センター CoCoDe
1階 ホール
提案事業
20万円コース(新規)
みんなに優しい旭川に小冊子配布プロジェクト
提案団体「一般社団法人ペアレントサポート旭川 」
事業概要「市内の現状として、転勤族や子育て世代が孤立しやすい状況があり、特に新型コロナウイルスの影響を受けた令和2年以降は、より一層人との距離が広がっているという課題が存在する。この課題を解決するため、地域の理解とサポートを促進し、孤立を防ぎ、助け合いのまちづくりを推進することを目的に、弱者になりやすい乳幼児の子育て期や発達障害児者、身体障害者、視覚障害者、聴覚障害者などへの配慮の仕方や声のかけ方を記した小冊子を作成する。また、「みんなに優しい旭川」をテーマにしたこの事業オリジナルのロゴを作成し、そのロゴを使用した缶バッジやシールなども制作する。成果品については、公民館等に設置するほか、民生委員・学校・接客業の方など、多岐にわたる方に配布し、これらの取り組みを通じて、市民に対して支援と配慮の方法を広める。」
Maman Fes!ASAHIKAWA -ママの新しい子育てスタイル-
提案団体「Maman Fes!ASAHIKAWA Lab. 」
事業概要「共働きや片親世帯の増加、そして核家族化が進む中、市内の母親たちは家事や育児の負担に悩んでいる。このような状況を受けて、一人で子育てを背負うのではなく、産前・産後の母親たちが各種サービスを知り、登録・利用につなげることで心身の負担を軽減し、余裕を持った子育てができるよう、「Maman Fes!ASAHIKAWA」イベントを開催する。
家事や育児をサポートする事業者を紹介するブースを設置し、さらに子どもが安心して食べられるフードブースや、来場した子どもたちを預けることができる保育スペースも設置する。入場は無料で、来場者からのアンケートを通じて市民のニーズを把握し、次回以降のイベントに活かすための参考とする。」
50万円コース(継続)
子どもまんなか!子どもの居場所づくり研修プログラム開発 ~中級編~
提案団体「旭川おとな食堂 」
事業概要「令和6年度に協働事業1年目として実施した「子どもまんなか!子どもの居場所づくり研修プログラム開発」では、子どもの居場所づくりの担い手を対象としてプログラムを開発した。
令和7年度は、1年目に開発したプログラムで得た”子ども観”を基盤に、行政や専門職との連携を具体化するための研修プログラムへと発展させる取組を行う。この取組は、以下の2つのステップで 構成される。まず第一に、「令和6年度の研修プログラムのブラッシュアップ」を行う。ここでは、子どもの視点を獲得するための研修の効果を検証し、必要に応じて修正を加える。具体的には、インタビューやテキストマイニングを活用して、研修の成果と課題を抽出する。次に、「令和7年度新たに取り組む中級研修プログラムの開発」に進み、この段階では、困難を抱える子どもや子育て家庭への支援モデルを可視化する。さらに、中級研修プログラムの開発における具体的な取り組みとして、市内で勉強会と意見交流の場を設け、市民団体と行政・専門職が協働・連携できる基盤を整える。また、生活困窮や発達不安、虐待などの事例に基づいてモデルを作成し、演習やロールプレイ形式で研修プログラムを具体化する。これにより、子どもたちに質の高い支援を提供するとともに、子どもに優しいまちづくりを推進するための取り組みを全国に向けて発信する。」
年間通じてクロスカントリースキーを楽しめる街へ「旭川ローラースキー/クロスカントリースキーフェスティバル」開催事業
提案団体「特定非営利活動法人かむいクロカン情報局 」
事業概要「令和6年度は、冬の運動不足解消とクロスカントリースキーの普及を目的として、夏季に2回の「ローラースキー体験イベント」を開催した。このイベントでは一定の参加者を集めることができたが、クロスカントリースキーへの興味向上には必ずしも繋がらなかった。そこで、令和7年度には、夏季に「ローラースキー体験事業」を実施し、その後、冬季に「クロスカントリースキー体験事業」を併せて開催する一連のイベントを実施する。これにより、市民のクロスカントリースキーへの参加意欲を高め、実施率の向上を図る。また、「バーサーロペット・ジャパン」や普及講習会など、市で実施している事業との連携を図ることで、競技普及の効果をさらに高める。」
50万円コース(新規)
わくわくドキドキ体験をすべての旭川の子どもたちに~オール旭川高等教育機関による体験型イベントの開催~
提案団体「一般社団法人 旭川ウェルビーイング・コンソーシアム 」
事業概要「旭川ウェルビーイング・コンソーシアム(AWBC)は、旭川市内の3つの大学、短期大学、高等専門学校および高等学校の科学系クラブと協力し、従来の「わくわくサイエンス in 科学館」を拡大・変更して「わくわく体験フェス」を実施する。このイベントは、科学体験にとどまらず、各学校の特色を生かした職業体験や実技体験など、さまざまな体験を提供することを目的としている。これにより、市内のすべての子どもたちに体験の楽しさを伝え、興味を持ってもらうことを目指している。また、これまでの市科学館での開催に加え、新たに多くの人が集まる市内のショッピングモールなど、アクセスしやすい場所でもイベントを開催する。さらに、実際に会場まで足を運ぶことが難しい子どもたちには「出前型」で体験を提供する。最終的には、地域の子どもたちが市内の高等教育機関に進学し、将来的には地元に残り、次世代の子どもたちを育成する一助となることを期待している。 」
みんなでつくろうワークショップ
提案団体「チームわくわくjoin’s 」
事業概要「春光地域に新たに設置されたイオンの市民活動スペースを拠点に、多世代交流イベントを開催する。この取組は、交流を求めている方々の通いの場として定着させるとともに、新たな担い手の確保を目的としている。これにより、市内の市民活動の活性化を図ることを目指している。具体的には、イオン旭川春光ショッピングセンターをはじめ、市内の他のイオン店舗や各地域の地区センター、住民センターなどで、年間24回のイベントを開催する。内容としては、昔遊びやトイドローンの操作体験、雪に関係するイベントなどを実施し、地域の活性化と市民同士のつながりを強化する。」
審査
公開プレゼンテーション終了後、別室において令和6年度第4回旭川市市民協働推進会議を開催し、
「市民の企画提案による協働のまちづくり事業 審査要領」に基づく審査を実施します。
旭川市市民協働推進会議 委員名簿(PDF形式 36キロバイト)
市民の企画提案による協働のまちづくり事業 審査要領(PDF形式 131キロバイト)
二次審査通過基準点について
基準点を超えた事業は、コースごと点数の高い順に採択候補事業として選定されます。
二次審査における通過基準点は、満点の「70パーセント」とします。
満点(個人) | 委員数 | 満点(合計) | 評価点合計 | 通過基準点 |
---|---|---|---|---|
100点 | 6名 |
600点 |
400点 | 280点 |
(補足)
審査の公正性を保つため、各提案事業に対する評価点のうち、最高点及び最低点を付けた委員の点数を除いて集計します。そのため、評価点合計は400点満点となります。
プレゼンテーション、二次審査結果
※二次審査の結果です。採択事業の決定は新年度(令和7年4月)です。
採択結果(採択決定事業)
採択された事業の実施について
令和7年4月から、提案団体と市の担当部署が事業内容や役割分担などについて協議を行い、協定を締結します。その後も、両者が協力し合いながら事業を進めていきます。
「市民の企画提案による協働のまちづくり事業」とは
市内で市民活動を行う団体を対象に、市との協働事業の企画提案を募集し、審査選考により採択された提案事業を、団体と市とが協働により実施するものです。