よくある相談事例-出会い系サイトの罠

情報発信元 市民生活課

最終更新日 2016年2月24日

ページID 006285

印刷

出会い系サイトの罠

消費者心理を利用してポイントを使わせたり、他のサイトをアクセスしたつもりが出会い系サイトだったというケースが見られます。

相談事例

事例1 「私の悩みを聞いてください」

  1. 利用している出会い系サイト内で、「ポイントを支援しますので、悩みを聞いてください。」というメールが届いたので、しばらくやり取りを続けたが、一向にポイントを支援してくれない。そうこうしている内にポイント代が高額になってしまった。
  2. 利用している出会い系サイト内で、芸能人と名乗る人から「最近、芸能生活のことで悩んでいる。力になって欲しい。」とメールが届き、最初は疑っていたが、今日の撮影であった出来事などを教えてくれるので信用してやり取りを続けていた。気づくとポイント代が高額になっていて、支払いが困難だ。

事例2 「お金をあげたい」

「1,200万円あげる」というメールが目にとまり、信じ込んで相手とやり取りを続けた。何度も会う約束をするが、その度にはぐらかされて、今まで一度も会ったことはない。やり取りで支払ったポイント代が高額になってしまった。メール相手はサクラではないのか。

事例3 他サイトからの誘導

携帯電話の無料占いサイトを利用しようと思い、登録画面に記入して送信したら、何故か出会い系サイトに登録したことになっていた。

アドバイス

出会い系サイトとは

インターネット上で、交際相手を探している男女の仲介をするサイトのことです。
ただし、通常のメールと違い、サイト内でやり取りをするにはポイントを購入しなければならないことがほとんどです。

消費者心理を利用した手口

「悩みを聞いて欲しい」と言って同情を誘ったり、「お金をあげる」と言ってなんとかしてもらいたいという気持ちにさせたりするなど、消費者心理を利用した手口が多く見られます。相手は言葉巧みに消費者をだまし、消費者が気付いた時にはポイント代が高額になっていたというケースは少なくありません。

簡単に信用しない

メール相手がサイト側の「サクラ」であることの証明は難しく、また、サイト業者側も「サクラ」の存在を認めません。インターネット上で知り合った相手を簡単に信用しないようにしましょう。

安易にアクセスしない

出会い系サイトを利用していない人でも、他のサイト(ゲームサイト、占いサイトなど)で、質問に答えていくうちに出会い系サイトに登録したことになっていたというケースもあります。安易にアクセスするのは避けましょう。

不安な場合は消費生活センターまで

有料メール交換サイトの利用は慎重を期すよう、トラブルがあったと感じたら、まずは消費生活センターに相談してください。
相談専用電話 0166-22-8228
相談受付時間 平日(年末年始・祝日を除く)午前9時から午後5時

参考リンク

国民生活センターHP「出会い系サイト(各種相談の件数や傾向)

よくある相談事例一覧へ戻る