よくある相談事例-サイトからの架空請求

情報発信元 市民生活課

最終更新日 2016年2月24日

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サイトからのワンクリック請求

ウェブ上やメールで消費者がクリックすると、即座に「契約完了」「料金請求」といった内容を表示し、消費者に金銭を支払わせようとする手口です。

相談事例

事例1 アダルトサイトからの請求

  1. アダルト動画を見ようとして、出てきた質問や規約をあまり読まず「はい」のボタンを何度か押していったら、「登録が完了しました」「3日以内に70,000円を入金してください」という画面が張り付いて取れなくなった。パソコンを再起動しても請求画面は出てくる。
  2. 未成年だが、年齢を偽ってアダルトサイトの年齢確認ボタンを「はい」でクリックしたところ、いきなり料金請求画面が張り付いて取れなくなった。「支払がない場合、回収員が自宅へ伺います」「○日以内」などの文章に不安がつのったが、親には恥ずかしくて相談できなかった。何かの間違いなので問い合わせ先に連絡をしたところ、氏名や年齢などを聞かれ、つい答えてしまった。

事例2 他サイトからの誘導

無料のゲームサイトを見つけていろいろと閲覧していたところ、年齢認証のボタンが出てきたので「はい」をクリックしたらアダルトサイトに登録されてしまった。

料金請求画面も出てきてしまい、どうすればアダルトサイトへの登録を解除できるか分からなくて困っている。

アドバイス

安易にクリックしない

サイトの利用規約などの表示には十分注意し、安易に「はい」をクリックしないことです。また、事例2にもあるように無料ゲームサイト・無料占いサイト・無料動画サイトなどから有料サイトへ接続されていつの間にか登録になっていることがありますので、「無料」との言葉を信じて不用意にアクセスするのは避けましょう。

絶対に個人情報は知らせない

請求画面が張り付いてしまい、不安に駆られたからといって事業者に連絡してはいけません。あわてて連絡をしたことで知られていなかった個人情報まで知られてしまい、中には二次被害のトラブルに遭うケースもみられます。脅し文句にひるまず、サイトを利用していなければ放置しましょう。
もし、不安に思ったら、まずは消費生活センターに相談してください。
相談専用電話 0166-22-8228
相談受付時間 平日(年末年始・祝日を除く)午前9時から午後5時

きちんとしたセキュリティ対策を

請求画面が張り付いて取れないというのは、請求画面を自動表示する不正なプログラム(コンピュータウィルス等)を取りこんでしまったためと考えられます。
セキュリティ対策ソフトを導入、最新の状態に保つなどして被害を未然に防ぎましょう。

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