<若者のトラブル事例8> 学生の就活の不安につけ込むトラブル
学生の就活の不安につけ込むトラブル
内容
就職活動中の学生の不安につけ込み、高額なセミナーやビジネススクール等を契約させるトラブルについて、全国の消費生活センターに相談が寄せられています。
最近の就活は、WebセミナーやSNSでの情報収集等、オンラインの活用が進んでいます。就活生がSNS広告等で見つけた無料カウンセリングに申し込んだり、SNSで知り合った人をきっかけにWeb会議に参加したところ、高額なセミナーやビジネススクール等の契約を勧誘されることがあります。
事例1
SNSで「無料で就活向けの面談をする」との広告を見て、申込みをした。Web会議システムを使った面接の後、約70万円で利用できる就活サポートを勧められた。高いと思ったが、「有名企業に勤めることができればすぐに返済できる」などと言われ、契約をして、頭金を支払ってしまった。
事例2
就活サイトに登録し、Web会議で無料カウンセリングを受けた。その際「大手企業に必ず内定する」と約50万円のセミナーに勧誘され、申し込んでしまった。後日、「高額なので払えない」と担当者に伝えると、「今やめるのはもったいない。ローンを組めばいい。」と説得された。その後、担当者やローン会社からの電話に出ないでいると、「解約に応じる」と連絡が来た。しかし、解約料として契約金額の20%を請求され、納得できない。
問題点
・最初は「エントリーシート作成講座」や「就職に役立つセミナー」などと、無料の講座を装っていますが、必ず就職できるようなことを告げて、高額な契約の勧誘をすることがあります。
アドバイス
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お問合せ・相談先
旭川市消費生活センター
〒070-0031 旭川市1条通8丁目 フィール旭川7階
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)
相談専用電話:0166-22-8228
相談受付時間:
午前9時から午後5時まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)
消費生活ホットライン(お住まいの地域の消費生活センター等が案内されます)
188(局番なし)