<若者のトラブル事例3> 「簡単に儲かる」という広告を見て申し込んだが儲からない
副業や情報商材のトラブル
事例
事例1
SNSの広告を見て、「メールで悩み相談にのれば高収入が得られる」というサイトに無料登録をした。すぐに相手からメッセージが届き、月収25万円の報酬で相手の相談に乗ることになった。相手から、報酬支払のための登録料や個人情報交換ポイント料が必要だと言われて支払った。その後、サイトからエンコード機能追加料、ウイルス対策ソフトの実装費用などを要求された。これ以上費用の負担はできないので、相手に悩み相談に乗ることをやめたいと伝えると、急に怒り出し、訴えると言い出した。
事例2
副業のネット広告を見て無料通話アプリに登録したら、「アフィリエイトで簡単にもうかる」という仕事を紹介され、3千円のマニュアルを購入した。その後事業者から45万円の有料プランを勧められたが、高額なので断ると、カードの限度額やキャッシング額を聞かれ、28万円のコースを契約することになってしまった。高額プランの内容は、当初広告にあったような「簡単に高収入が得られる」とはかけ離れたもので、まったく稼げなかった。
事例3
アドバイス
・収入を得るためのノウハウと称して販売されている情報のことを「情報商材」といいます。PDF、動画、アプリなどの電子媒体が多く、冊子、DVDなど様々な形態があります。
・「情報商材」は購入するまで内容がわかりません。広告と違い価値のない情報だということがあります。
・「誰でも簡単にできる」「スマホですぐに高収入」などといううまい話を安易に信じないようにしましょう。
・悩みを聞くだけで報酬が入ることはありません。「個人情報交換料」「報酬を受け取る費用」などとさまざまな名目でお金を要求されます。
・具体的な仕組みがわからない、高額な契約を勧められたなど、話が違うと思ったらきっぱりと断りましょう。
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