<若者のトラブル事例3> 「簡単に儲かる」という広告を見て申し込んだが儲からない

情報発信元 市民生活課

最終更新日 2022年12月2日

ページID 075841

印刷

副業や情報商材のトラブル

事例

事例1

 SNSの広告を見て、「メールで悩み相談にのれば高収入が得られる」というサイトに無料登録をした。すぐに相手からメッセージが届き、月収25万円の報酬で相手の相談に乗ることになった。相手から、報酬支払のための登録料や個人情報交換ポイント料が必要だと言われて支払った。その後、サイトからエンコード機能追加料、ウイルス対策ソフトの実装費用などを要求された。これ以上費用の負担はできないので、相手に悩み相談に乗ることをやめたいと伝えると、急に怒り出し、訴えると言い出した。

事例2

 副業のネット広告を見て無料通話アプリに登録したら、「アフィリエイトで簡単にもうかる」という仕事を紹介され、3千円のマニュアルを購入した。その後事業者から45万円の有料プランを勧められたが、高額なので断ると、カードの限度額やキャッシング額を聞かれ、28万円のコースを契約することになってしまった。高額プランの内容は、当初広告にあったような「簡単に高収入が得られる」とはかけ離れたもので、まったく稼げなかった。

事例3

 SNSで紹介された副業サイトに登録した。担当者から、「簡単な作業をするだけで利益を保証する」と言われ、10万円の情報商材を購入し、その後もっと利益が上がるという50万円のコースを勧められて契約した。利益になる案件を渡すと言われたが、約束の日までに渡されなかったため、苦情を言うと、サポート担当者から「担当者に聞かないと分からない。担当者は交通事故に遭い、自宅療養中のため連絡がとれない。」と言われた。その後も連絡がない。
 

アドバイス

・収入を得るためのノウハウと称して販売されている情報のことを「情報商材」といいます。PDF、動画、アプリなどの電子媒体が多く、冊子、DVDなど様々な形態があります。

・「情報商材」は購入するまで内容がわかりません。広告と違い価値のない情報だということがあります。

・「誰でも簡単にできる」「スマホですぐに高収入」などといううまい話を安易に信じないようにしましょう。

・悩みを聞くだけで報酬が入ることはありません。「個人情報交換料」「報酬を受け取る費用」などとさまざまな名目でお金を要求されます。

・具体的な仕組みがわからない、高額な契約を勧められたなど、話が違うと思ったらきっぱりと断りましょう。

    お問合せ・相談先

    旭川市消費生活センター
    〒070-0031 旭川市1条通8丁目 フィール旭川7階
    受付時間:
    午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)
    相談専用電話:0166-22-8228
    相談受付時間:
    午前9時から午後5時まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)