とみはら自然の森の樹木

情報発信元 農林整備課

最終更新日 2016年2月24日

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とみはら自然の森に生息している樹木を紹介します。 

ぜひ一度とみはら自然の森を訪れ、本物の樹木をご確認ください。

トドマツ(マツ科)

幹は灰白色で、高さ25メートル以上、直径60センチメートル以上になる常緑針葉樹です。
北海道を代表する針葉樹で、道内では天然に生えているもののほか、人工的に多くの場所で植えられています。
とみはら自然の森エリア内にも人工的に植えたトドマツが多くあり、それらは計画的に抜き伐り(間伐)や枝打ちなどの手入れを行っています。

カラマツ(マツ科)

幹が褐色のウロコ状の落葉針葉樹で、天然で生えているものは福島県付近が北限とされており、北海道には自生しません。
現在、道内では多くのカラマツ林がみられますが、これは人工的に植えたものです。
針葉樹の多くが常緑樹ですが、カラマツは落葉樹であるため秋には黄金色に色づきます。
落葉することから単に「ラクヨウ」と呼ばれることもあります。

ミズナラ(ブナ科)

高さ20メートルから30メートルになり、太さ80センチメートルから120センチメートルになる落葉樹で花は1本の木に雄花と雌花をつけます。
実はドングリで長さ2センチメートルから3センチメートルでドングリの帽子は杯状で径約1.5センチメートル程度です。

ダケカンバ(カバノキ科)

高さ15メートルから20メートルになり、太さ60センチメートルから100センチメートルになる落葉樹です。
幹は灰褐色で横にたれさがり、花は1本の木に雄花と雌花をつけます。

シナノキ(シナノキ科)

別名アカジナともいわれている。高さ15メートルから20メートルで太さ60センチメートルから80センチメートルになる落葉樹です。
幹は暗灰褐色で縦に浅く裂けています。

オオバボダイジュ(シナノキ科)

別名アオジナともいわれている。高さ15メートルから20メートルで太さ60センチメートルから80センチメートルになる落葉樹。
幹は帯紫暗灰色で初めはなめらかですが、のちに浅く縦にさけます。
漢字では「大葉菩提樹」と書きます。「菩提」は仏道または正道のことで、昔仏陀が大樹の下に座り悟りを得たということでこの木を菩提樹と呼んだので、この名が付きました。

エンジュ(マメ科)

別名イヌエンジュともいわれています。心材と辺材の色が異なり床柱に欠かせない木であり、また漢字では延寿と書き縁起木とされてます。高さ10メートル から15メートルで太さ30センチメートルから60センチメートルになる落葉樹。幹は淡緑褐色で老樹では浅く裂けます。

オニグルミ(クルミ科)

太古から我国でも自生している木で、高さ20メートルに達する落葉高木です。
実はクルミの実と称しお菓子等食用となります。

エゾヤマザクラ(バラ科)

園芸品種を含め300種以上の品種があり、花は美しく日本の国花とされています。
サクラという名の由来は、花が咲く時は鮮やかで、「咲く」という言葉に群がるの略の「ラ」という字がついた呼び名とのことです。別名ベニヤマザクラともいいます。
高さ10メートルから20メートルになり、太さ60センチメートル から100センチメートルになる落葉樹です。
幹は暗褐色で花は淡紅色で花の径は3センチメートル から4センチメートル、花びらは5枚です。

ハルニレ(ニレ科)

高さ25メートルから30メートルになり、太さ100センチメートルから150センチメートルになる落葉樹です。
また、俗称のエルムはニレ属の英名です。
この樹種は、壮大で重厚な樹形から世界三大並木樹種の一つであり、エルムの学園・北大に立派なニレが多いのは、外国教師たちが学校開設時に故郷の北米と共通の木「ニレ」を惜しみ「大事に残せ」と進められたと伝えられています。

キハダ(ミカン科)

高さ20メートルから25メートルになり、太さ60センチメートルから100センチメートルになる落葉樹です。
別名シコロという。樹皮は淡い黄灰色で、幹は縦に浅く裂けて裂け目が広くなります。
樹皮をはがすと黄色い膚がポイントで、この内皮を乾燥させたものが現在も広く健康胃腸薬として使用されています。

ナナカマド(バラ科)

高さ10メートルから15メートルになり、太さ30センチメートルから40センチメートルになる落葉樹です。
旭川市の郷土樹種に指定されている木です。
秋の山を彩る紅葉のなかでも、ナナカマドの葉は美しく紅くなり、トドマツ・エゾマツなどの針葉樹の緑によく映え、また、実がいつまでも残ることから、雪がその上につもり濃い赤と白の対照が美しい木です。

イチイ(イチイ科)

高さ10メートルから15メートルとなり、太さ80センチメートルから100センチメートルになる常緑樹です。
一位とは、聖徳太子が推古天皇時代に定めた、朝廷官人の序列を示す位階のうち最高位である。
仁徳天皇の時代に正一位の貴人が持つシャクをイチイの木で作らせたので、それからこの木をイチイと呼ぶようになったといわれています。
北海道では、別名オンコの名で親しまれています。

イタヤカエデ(カエデ科)

高さ15メートルから20メートルになり、太さ60センチメートルから100センチメートルになる落葉樹です。
万葉集でカエデ科の樹木のうち葉が賞状に切り込んだものを、「かえる手」と呼んでおり、転じてカエデとなったといわれています。
別名エゾイタヤともいわれ。昔はイタヤカエデの樹液でシロップを作っていました。

キタコブシ(モクレン科)

高さ15メートルから20メートルで太さ40センチメートルから60センチメートルになる落葉樹です。
葉の長さは10センチメートルから20センチメートルで幅6センチメートルから10センチメートルとなります。花は白色で花びらの基部が淡い紅色になるこがあります。
この木の花はサクラよりも早く咲き、遠目にはサクラに似ているので、松前地方で「ヒキサクラ」と呼ぶのをはじめ、「ヤチザクラ」・「シキザクラ」とも呼ばれています。

アズキナシ(バラ科)

別名カタスギとも言いい、高さ10メートルから15メートルになり、太さ40センチメートルから60センチメートルになる落葉樹です。
幹は灰黒褐色で初めは平滑ですが、後に菱形に裂けてきます。
実は紅色に熟しアズキに似ていることで、アズキナシと命名されたといわれています。

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