残留農薬の分析について

情報発信元 農業センター

最終更新日 2020年1月20日

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残留農薬の分析について

本市で進めているクリーン農業推進の一環として、旭川産野菜の安全性をより高めていくために、農業センターの試験業務として位置づけ実施しています。
現在、旭川産野菜は、クリーン農業技術を基本とした旭川地域独自の「栽培防除体系(注意)」に基づき生産されております。農業センターでは、この生産された野菜を計画的に残留農薬の分析を行い、その栽培履歴と照合し、内容の確認をしていくとともに、必要に応じて「栽培防除体系」見直しの検討に役立てるなど、その成果としての旭川版減農薬栽培法を生産者への周知と普及を図ることにより、安全・安心で高品質な野菜を供給する産地旭川の更なる確立を目指しています。

(注意)栽培防除体系とは、品目ごとに、農薬の種類・希釈倍率・散布回数・散布時期・使用方法・栽培時期・出荷規格などを定めているものです。

これまでの取組について

平成17年度(2005年)から試験業務の一環として分析を開始し、その概要については次のとおりです。

栽培防除体系検証のための分析

「栽培防除体系」に基づく生産物のうち、主要な品目については毎年分析を行い、その防除方法の妥当性について検証しています。

旭川地域の生産者が独自に定められた栽培・防除の方法により栽培した品目では、これまで残留基準を超過したものは無く、検出もほとんどありませんでした。

残留農薬に関する試験

生産の現場では、農薬の使用に当たって、品目ごとに定められた決まりがあります。また、健全で効率的な栽培のためには、輪作が必要とされています。その際に、土壌に施用する薬剤などについて後作への影響などが無いか、確認するための試験を実施しました。
現在、使われている農薬は、農薬取締法に基づき、発売前に十分に試験を行って、安全性が確かめられています。
当センターでは、旭川地域の輪作体系に即した使用方法で問題ないかどうか改めて検証することにより、市内の生産者がよりで安全・安心な作物を生産できる体制を支援しています。
そのほか、生産現場で懸案となっている事項について、農薬の適正使用の観点からテーマを決め、試験を行っています。

お問い合わせ先

旭川市農政部農業センター

〒070-8033 旭川市神居町雨紛7
電話番号: 0166-61-0211
ファクス番号: 0166-63-2454
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午前8時45分から午後5時15分まで(12月30日から1月4日までを除く)