バジル

情報発信元 農業センター

最終更新日 2020年7月28日

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バジル

前項のミントと同様に、栽培中も香りを楽しむことができるバジル。収穫期が長く、秋頃まで収穫が可能で、栽培が比較的簡単なため、気軽に栽培できます。

※種から発芽させる方法もありますが、苗も市販されているため、比較的簡単な苗からの栽培方法を紹介します。

バジル

準備

プランター中型

苗植え

深さが15cmほどのプランター中型を使用します。

土に苗の大きさ程度の穴をあけ、苗を植えます。

幅広のプランターであれば、複数株の栽培も可能ですが、株間は20cm程度あけてください。

苗植え

プラスワンポイント

バジルにはトマトなどの植物と合わせて栽培すると、その植物の風味が増し、害虫を防ぐ効果があると言われています(コンパニオンプランツ)。特にトマトは根が深く、バジルは根が浅いため、大きめのプランターであれば干渉せずに合わせて栽培が可能です。

水やり

土の表面が乾いたら、たっぷりと水をやりましょう。

日当たり

葉やけして枯れる原因となるため、時間帯によって日陰になる風通しの良いところで管理し、強い西日が当たらないよう注意してください。

苗植え後の管理

2週間後
2週間後

摘芯

植え付け後、草丈が20cm程度まで成長したら、摘芯をします。


摘芯とは、脇芽の生長を促すために、枝の先端を切ることです。株が横に広がることで側芽が発達し、葉や果実を増やす効果があります。また、草丈が極端に高くなり、バランスが悪くなるのも防げます。


バジルの場合、下から2節(茎が横方向に出ている箇所)を残して摘芯をしてください。

摘芯
下から2節を残して摘芯
摘芯後
コンパクトに

管理と収穫

熱帯地域が原産のバジルは暑い夏にどんどん生長します。

茎の一番先に花芽が出たら再度摘芯しましょう。

収穫
少し伸びすぎた花芽
収穫葉
花芽が伸びる前に

摘芯した茎の葉はもちろん収穫できますし、切り取った下の脇芽が次々と生長し、新たな葉をつけます。

摘芯を繰り返しながら、重なりあった部分を中心に葉を摘み取ると長い間収穫が楽しめます。

水やりを忘れずに管理し、秋まで収穫を楽しみましょう。

※夏期の強い日差しには弱いため、少し日陰になるようなところで管理してください。

バジル調理

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