リーフレタス
リーフレタス
結球しないタイプのレタスで、葉の先が赤褐色や赤紫になるサニーレタスも同じ種類です。
結球レタスより管理が容易で、小さめなプランターでも栽培が可能なため、初心者の方も気軽に栽培できます。
※種から発芽させる方法もありますが、苗も市販されているため、比較的簡単な苗からの栽培方法を紹介します。
準備
プランター小型
苗植え
深さが10cmほどのプランター小型を使用します。
土に苗の大きさ程度の穴をあけ、苗を植えます。
幅広のプランターであれば、複数株の栽培も可能ですが、株間は30cm程度あけてください。
水やり
リーフレタスは多湿を嫌います。一度水をやったら、土の中が乾くほど待ってから、水をやりましょう。
日当たり
長時間、強い日光に当たると葉っぱや芯が固くなってしまいます。時間帯によって日陰になるところ、特に強い西日が当たらないところで管理しましょう。
プラスワンポイント
暑さが苦手な野菜で、20度以上で長い時間育てると”とう立ち”(花をつける茎が伸びること)し、味が落ちてしまうので、日照量には注意が必要です。レースのカーテン越し程度の日照が一日中あれば十分育ちます。
苗植え後の管理
3週間後
苗植えし、根付いた後は、特に大きな作業は必要ありませんが、病害虫に注意してください。
病害虫(ハモグリバエ)
葉にダメージを与える病害虫として、ハモグリバエという虫がいます。
葉をよく観察したときに、写真のような白い筋模様があるかもしれません。これはハモグリバエの幼虫の食害痕であり、このまま放置すると葉全体に広がってしまうため、発見した場合は白い痕の先にいる幼虫を指やピンセットでつぶすか、被害が大きい場合は葉ごと取り除きましょう。
時々、葉の様子を観察し、痕がないか確認することをおすすめします。
収穫
葉の大きさが25cm程度になったら、いよいよ収穫です。
細かい根が張っているため、茎の根元を持ち、強く引き上げ、根の部分は切り取ってください。
無農薬の採れたてリーフレタスです。サラダなどにしておいしくいただきましょう。