農薬の適正な使用について

情報発信元 農業振興課

最終更新日 2022年6月16日

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農薬危害防止運動実施中です

 農薬の安全かつ適正な使用、使用中の事故防止、環境に配慮した農薬の使用等を推進するため、 毎年6月から8月は農薬危害防止運動が実施されます。
 詳しくは、
 農林水産省ホームページ農薬の適正な使用(新しいウインドウが開きます)
 北海道ホームページ農薬危害防止運動について(新しいウインドウが開きます)をご覧ください。

農薬はラベルを良く読んで使いましょう

農薬のラベルには、農薬取締法に基づき、

  • 登録番号
  • 種類
  • 名称
  • 性状
  • 有効成分
  • 適用病害虫の範囲及び使用方法
  • 最終有効年月

などの項目が表示されています。この表示は、農家だけでなく、農薬を使用する方全てが守るべき共通のルールです。
ラベルには農薬を安全かつ効果的に使用するための情報が記載されていますので、購入・使用の際には良く確認して表示事項を守るようにしてください。
詳しい農薬情報は、農林水産省ホームページ農薬コーナー(新しいウインドウが開きます)をご覧ください。

農薬ラベル表示の一例の画像
農薬ラベル表示の一例
(これとは異なる書式の場合もあります。
内容は農薬によって異なります。)

1 登録番号

「農林水産省登録第号」という農薬固有の番号で、この番号が表示されていないものは無登録農薬ですので使用してはいけません。

2 種類名

有効成分ごとに共通した名称です。

3 名称(商品名)

ふつう各会社が商品名としてつけた名前が表示されています。

4 適用類別(用途)

おもに次のようなものがあります。このほかに、農薬肥料、殺そ剤等の種類があります。

  • 殺虫剤
    害虫を駆除するための薬剤
  • 殺菌剤
    病原菌を殺菌する薬剤
  • 殺虫殺菌剤
    殺虫剤と殺菌剤の両方の効果のある薬剤
  • 除草剤
    雑草を除去する効果のある薬剤
  • 植物成長調整剤
    トマトの着果を促進したり、ブドウをたねなしにする植物ホルモン剤などが含まれます。
  • 展着剤
    ほかの薬剤と混合して、散布した薬剤を植物に付着しやすくするための剤です。

5 性状

農薬の色調や形状を表しています。たとえば、「類白色水和性粉末」や「無色透明液体」というように表されます。

6 毒性

毒物及び劇物取締法に基づき、該当する物質の場合は「医薬用外毒物」「医薬用外劇物」の表示がされています。該当しない物質については「普通物」として表示されています。

7 有効成分

3の名称は商品名ですが、有効成分名は化学物質としての一般的な名称と含有量等が記載されています。

8 最終有効年月

農薬の製造業者が品質を保証する期間です。

9 適用病害虫の範囲及び使用方法

  • この農薬を使用できる作物名
  • 効果のある対象病害虫・雑草名
  • 希釈倍率・使用量
  • 使用方法
  • 使用時期
  • 使用回数

について、おおむね下の例のような形式で記載されています。農薬はこの表示に従って使わなくてはなりません。

適用一覧表の一例(内容は農薬によって異なります)
作物名 適用病害虫 希釈倍数・使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数
キャベツ アブラムシ類、コナガ、アオムシ 1000倍から2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内
キャベツ タマナギンウワバ、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ 1000倍から1500倍 散布 収穫7日前まで 3回以内
だいこん アブラムシ類、コナガ、アオムシ 1500倍から2000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内
だいこん カブラハバチ、ダイコンシンクイムシ、ヨトウムシ 1500倍 散布 収穫14日前まで 2回以内
はつかだいこん アブラムシ類、コナガ、カブラハバチ、アオムシ 1500倍から2000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内
はつかだいこん ダイコンシンクイムシ、ヨトウムシ 1500倍 散布 収穫14日前まで 2回以内

お問い合わせ先

旭川市農政部農業振興課生産振興係

〒070-8541 旭川市上常盤町1丁目 水道局庁舎4階
電話番号: 0166-25-7470
ファクス番号: 0166-26-8624
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